ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

9/1 第38回日本選手権・関東最終予選 富士重工業vs日本通運【公式戦】

スタメンはコチラ。

<先攻・富士重工業
1(左)諸田
2(中)金山
3(三)船引
4(右)林
5(指)田辺
6(一)竹田
7(二)小川
8(捕)唐谷
9(遊)冨村
(投)畠山
<後攻・日本通運
1(左)今村
2(三)遠藤
3(二)大槻
4(中)小甲
5(指)榎
6(遊)澤村
7(一)金子
8(右)福田
9(捕)小澤
(投)鷲尾

先制は富士重。金山さんのタイムリーと、林さんの犠牲フライで2点先制。
鷲尾君は立ち上がりもアレだったけど、それ以降どうもピリッとしない感じ。日通は3回でさっと鷲尾君を諦めて、古澤さんにスイッチ。古澤さんはもうさすがの安定感で、登板以降1本しかヒットを許さないというキレキレぶり。
一方、富士重の先発・畠山さんもさすがの安定感。もうこれ以上何も言いますまいというぐらい、日通打線が全く打てる気配がなかった。
このまま畠山さんが完投、もしや完封するかな?という勢いの中、突然降り出した雨が試合の流れを一気に変えてしまいました。
それまでほとんどランナーを許さなかった畠山さんが、7回になって急にノーアウト一二塁に。
代わった東明君も、全く相手を抑えることができず、ノーアウト満塁から榎さんの2点タイムリーツーベースで同点に。東明君の球が、今まで見た投球からは考えられないような変な曲がり方をしてたから、かなり雨の影響があったんじゃないかな、と思います。
尚も日通の攻撃は終わらず、1アウト満塁。ここでバッターは福田。
福田はスクイズを試みますが、富士重バッテリーは読んでいたのか空振りに。しかしそれでも構わず小甲兄貴がホームに突っ込み同点に。普通ああいうスクイズの空振りがあると、塁に戻ろうとする選手が多いと思うんですが、小甲兄貴は全く怯まずにホームに向かってました。まぁ小甲兄貴なら唐谷君ぐらいクロスプレーで吹っ飛ばせるんじゃね?と思ったアレは(ry
この時一塁・二塁ランナー共に進塁していたので、小甲兄貴のプレーはホームスチールになるかと思います(どうやらトリプルスチールとして記録されたようなので)
それ以上の得点は許さなかったものの、富士重打線は2回の雨天中断で完全に体力満タンになった古澤さんに全く手も足も出ず。
3‐2で日本通運が逃げ切り勝利。日本選手権出場を決めました。

本当に雨が明暗をはっきりと分けた試合だったな…
ちなみにゲリラ豪雨的なこの雨、日通の攻撃の時にだけ降って、富士重の攻撃の時は全然降らなかったんですよね。

<本日の投手リレー>
富士重工業:畠山(6回・0/3)‐東明(0/3回)‐平井(2回)
日本通運:鷲尾(3回)‐古澤(6回)

  • 歩己Day

って感じだった。この日の試合は。
7回の日通の逆転の口火を切ったのは、遠藤さんの代打で出てきた歩己のツーベースからだったんですよね。
雨の影響もあっただろうけど、あのツーベースは見事でした。当たりもそうだし、思い切りのいい好走塁でしたし。
それと、9回の守備。
先頭の林さんの初球の鋭い当たりをスーパーキャッチ!ちょっとグローブからボールがこぼれそうになってましたが、堪えてアウトに。あれはいいプレーだったな。思わず声出たw
続く田辺さんも似たようなサードライナーだったんですが…打球の速さが林さんとは全然違った。林さんの打球びっくりするほど速かったんで……改めてアレを捕った歩己は素晴らしいと思います。もっと使って!(爆)
まぁあの当たりを捕った後、幸明さんとグラブタッチしてたのに萌えたとかそういうアレは(ry

  • クリーンアップ×2

しかし今日の日通打線の組み方のいやらしいことったらない。
小甲兄貴の打席が終わったと思ったら、榎さん挟んでの幸明さん・金子さん・福田なんだもの…2つクリーンアップがあるような打順ですよ。
ここぞという時にだけ打つ榎さんが間に入って、八番とかいうかなりビミョーな打順に何でもできる福田が入って…7回のあの攻撃・あのプレーはこの打線だからこそできる攻撃なんだろうなと思います。
日通の攻撃は色々仕掛けたりするし、できるから面白いよなぁ。