ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

“無名”からドラフト1位候補に出世した男 富士重工、東明大貴のシンデレラストーリー

ということなんですが、文中でちょっと気になったこと。

>東明にとって、忘れられない試合がある。3年春に出場した全日本大学選手権の2回戦、慶応大学戦だ。

この頃そこまで大学野球を熱心に見ていなかったのもありますが、どんな試合だったんだろう?と思って軽く調査。ネットを漁るのがめんどくさかったので、ソースは紙媒体の2010年の大学野球春決算号から。当時の出場メンバーは、東京六大学公式から引っ張る。
この試合は、東明君と福谷君が投げ合って、二人とも最後のイニングまで投げた模様。
得点の経過は…まず7回に桐蔭横浜大がホームスチールを決めて先制したのかな?「一・三塁から重盗を決め先制」って、スクイズじゃなくてそういうことだよね?でもその裏に文中にあるように、押し出しすないぽで同点。そして9回2アウトからサヨナラヒットを打たれた…とのことですが、これを打ったのは一真(竹内。現明治安田生命)みたいですね。
ちなみに、桐蔭横浜大の1回戦の相手は愛知学院大だったそうで、この試合も東明君が先発して、対する愛知学院大の先発は浦野君だったという……ああ、今年のドラフトで指名される二人がこんなところで投げ合ってたのね。人生ってわからないねーと。そういえば、今年の日本代表の試合とかで、東明君と浦野君が仲良さそうに話してるのを見かけて、まぁ同い年だからね、とは思ってたが…ここに縁があったのか。
ちなみにこの1回戦も、東明君と浦野君両者ともフルイニング投げ切って、津久井君のタイムリーで唯一の点を上げた桐蔭横浜大が1‐0で勝利したみたいです。