ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

ちょっと、たまには選手のことを語ってもいいよね。

たまにはね…
いちいち「実は…」なんて言わなくても、これまでの言葉の節々から「ああ、やっぱりね」と思われそうですが、今季に限ってやけに熱心に東京六大学を観に行ってたのは、ある選手を見たかったからなんです。
その選手は、慶應の手錢選手という。

何で急にその気になったの?と聞かれるとちょっと困る。具体的にこれが好き!っていうのが上手く挙げられない。
そもそも私が手錢君のことを初めて知ったのは、去年川越で行われたオール早慶戦でのこと。

ここで見るまで手錢君のことは全く知らなかったけど、見た瞬間「ああ、この子だ」と思ったんです。何でか知らん。
…にもかかわらず、去年の秋季〜今年の春季のリーグ戦は例年通りかなり緩んだ気持ちで観ちゃうというアレ。社会人の試合もあるし、そっちに傾いていたので…ってのは言い訳にならないか…いや、各地への遠征もそれはそれで楽しかったし、収穫も多かったし…今思えば、この時の自分をぶん殴りたい気持ちは割とある(爆)
などとモニョモニョしてるのが急に切り替わったのは、今年の夏か。
以前ブログにもレポを書きましたが、静岡へ六大学オールスター戦を観に行ったわけですが…あれ、実は知人に誘われてノコノコついて行ったようなものなんですよね。静岡なら近いほうだし、折角誘われたんだし、なら行くか、程度で。取っ掛かりは、自分から観に行きたい!と思い立ってのものではなかった。
試合当日の2〜3日前だったかな、小笠原君に代わって手錢君が出ると知って、行かなきゃ、ちゃんと見なきゃって変な使命感というか、気持ちが急に出てきて…で、カメラはこの勢いで新調しました(爆)

これちょっと可愛いなぁと思って(爆)


それから火がついたみたいで、オープン戦も観に行って(っても1試合だけか)、リーグ戦も足繁く通って…他のチームと違って、手錢君が絶対的なキャッチャーではないらしいのは春のリーグ戦を省みて悟っていたので、いつ出るかわかんないし、見逃しちゃいけないんだ、と思って。でもよく考えたら、それって絶対的なキャッチャーだったとしても一緒だったな、きっと。
という語りはこの辺で、撮った写真をいくつか。














自分はキャッチャーというポジションが好きだと自称する割に、キャッチャーはどういう瞬間が一番かっこいいのか、というのを全然わかってないなと写真を撮りながら思った。わかってないし、なかなか掴めない。写真を見返しても、こうじゃない、もっとこう…あるだろと反省しつつ、次の試合でまたカメラを向ける。
キャッチャーを撮るのは難しいな…でもすごく勉強になりました。

キャッチャーの後ろ姿って需要あります?(爆)しゃがんでるところはよくあるけど、立ってる姿の写真ってあんまり見ないようなーと思いながら。




打席に入ってるところとか、塁上の写真とか、実はそんなにない。というか撮れなかった。いつも途中で変わっちゃうから、あまり撮れるチャンスがなかったんだよなぁ。


笑うと大変サワヤカなのですが、グラウンドに立つとスイッチが入るような、そんな感じ。

手錢君というと、プレーよりも声のイメージが実は強い。
試合前のノックも、いつも手錢君の声と送球から始まる。

イニングが始まる前に野手にこうやって呼びかけるのがいいなぁと。


野手に指示出してる姿とか、結構グッと来るものがあると思います。


法政戦で途中交代したあの試合から、確か早慶戦まで手錢君が試合に出ることはなかったと思う。だからグラウンドとブルペンと交互に観て忙しかった(爆)
その間も声出したり、守備につくメンバーに声かけたり…野球はグラウンドに出てる人たちだけでやってるもんじゃないと思うけど、手錢君の姿勢を観てるとそうなんだなぁと、体がダイヤモンドの中にいなくても魂はあるんだよなと、改めて思わせられました。
そんなの当たり前でしょ、って言われちゃいそうですが、だからダイヤモンド上にいる選手達と同じように喜ぶし、

同じように悔しい。

話はすごい変わるけど、これは同じ4年生の鈴木貢司君と。

キャプテンと。

キャプテンといえばさ、試合前に整列する時、いつもこうやって向かい合う感じになってたんだよなぁ。

自分では上手く撮れなかった…慶應公式に、これがもっといい感じに写ってる写真があった気がするので、そっち見てください(爆)
自軍側から見ると、こうなる。


手錢君の写りを気にしてピントをむやみに動かしてたら、肝心のキャプテンが98%フレームアウトしたダメな例(爆)
これは藤井君と。

そういえば、手錢君と藤井君のプロテクターって色違いっぽいんだよな。
手錢君は白で、藤井君は赤。


赤もいいよね。かっこいいよね。あれ、話がちょっとずれたな。
あとそれと…エースと。



このエースのことはなんやかんや言うておりますが、実はこのバッテリーのこと好きなんだよな。だからこそ、このバッテリーで9回までいって、勝利を挙げる…なんて瞬間、1度でいいからこの目で見たかったな。本当にもう、もっと早いうちからちゃんと見とけばよかった。
これは明治戦の時、打たれてマウンドを降りた白村君に、手錢君がなんか声かけてたの図…なのに、肝心なところで若干ボケてしまって本当にすみません。

だから本当に…「いつかまた白村とバッテリーを組めるように頑張っていきたいと思います」ってコメントを読んだ時には目から汗出ちゃったよ…



しかし写真を見返してて思ったけど…なんかこの約2ヶ月間あっという間だった。あっという間に寒い季節になっちゃったな、と。
よく言われる話ですが、時間が経つのが早いって感じる時は、楽しい時なんだと。確かに楽しかったし、なんか充実してたなぁ。
時期的に社会人野球のほうも大分落ち着いてきてて、だからこっちに集中できたのもあるのかもしれません。
何であれ、短い間だったけどこんなに楽しい時間を過ごさせてくれてありがとうと、それだけは申し上げたいです。
そして、お疲れ様でした。