ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

3/11 第71回JABA東京スポニチ大会 新日鐵住金かずさマジックvs富士重工業【公式戦】

スタメンはこちら。

<先攻・新日鐵住金かずさマジック>
1(二)小泉
2(一)澤山
3(右)米田
4(指)土門
5(遊)田中健
6(三)野坂
7(中)島影
8(左)岡
9(捕)片野
(投)玉井
<後攻・富士重工業
1(中)寺腰
2(遊)日置
3(右)大熊
4(指)林
5(左)岩元
6(一)小杉
7(二)小川
8(捕)唐谷
9(三)船引
(投)小野

富士重工業の先発は小野君(写真撮らなかったけど、こちらも何故か七分袖。雨降ってるのに…)ちょっとコントロールがイマイチだったかなぁ。すっぽ抜けるというか、ボールに指が掛かってないのかな、と感じる球が多かった。ちょうど登板してる時に結構雨が降ってたので、そのせいで指の掛かりがよくなかったのかもしれません。
一方でかずさマジックの先発・玉井君。こちらはさほどコントロールミスと感じるような球は見られず。…雨を言い訳にはできないのか。
んで、玉井君って前どっかで見たよなぁと記憶を辿ったら、去年の伊勢・松阪大会で投げてたんですね。この時はそんなに悪い印象はなかったけど、この日も初回に四死球を2つ出したのと、唐谷君にヒットを打たれた以外は完璧と言えよう。もうちょっと長い回を投げさせてもよかったんじゃない?とも思いますが、とにかく天気が悪かったので無理をさせないのと、決勝を見据えて敢えて5回だけ投げさせたのかもしれません。
んで、小野君ですが、悪いなりに何とかこらえてるかな、という感じ。四死球は結構出したけど、ヒットは田中君に2本打たれたのみ、失点も2回に田中君にソロムランを打たれたのと、1アウト満塁から島影さんに犠牲フライを打たれたのみ。うーむ、内容は確かによくないけど、失点の仕方はそんなに悪くはないんだよな。連打を食らったわけではないし。小野君が「そんなに調子よくなかったはずなのに、振り返ると言うほど悪くない内容」なピッチングがちょいちょいあるのは、このせいなのか。
富士重工業は小野君を4回で諦め、5回からは西嶋君を投入。しかしこの西嶋君、フォアボール→ほぼ正面のバントの打球を二塁へ送球するも悪送球(記録は勿論己のエラー)、すないぽで満塁としてから、暴投で1点を献上。ここで迎えた米田さんに高いバウンドのゴロを打たれるも、自ら捕球してバックホームするもセーフ(記録はフィルダースチョイス)と、投手のダメなところを思いっきり凝縮したプレーを見せ、かずさにノーヒットで2点を与えてしまいます。昨日の富士重工業ファンの方々はこの日は来てなかったみたいだが、本当に来なくてよかったね、と思ってしまった。
その後登板した柳沢君は、土門君と野坂さんにタイムリーを打たれましたが、以降はしっかり食い止めました。まぁ柳沢君に自責点はつかないし、ちゃんと数字で西嶋君に制裁を下したということで(爆)
西嶋効果はかずさにも伝染したのか、6回裏から登板した比嘉君がイマイチでなぁ…先頭の寺腰君にヒットを打たれ、日置君にはフォアボール、暴投で二三塁とし、大熊君に犠牲フライを打たれて1点を返されてしまいます。まぁこれだけで済んだ分西嶋君よりはマシか。
ところでこの回、2アウトランナー二塁の場面から岩元君が15球粘ってフォアボールを選んだんですが、ボールの判定を受けて一塁に向かっている間、どうやら二塁ランナーの日置君が塁を離れていたらしく、キャッチャーに刺されてアウトになるという謎のプレーがありました。あれなんだね、玉突き式で二塁に行ったわけじゃないから、この場面でちゃんとベースに足を付いてないと、アウトになっちゃうんだね。こうして書くと「当たり前だろ」って感じだけど…日置君油断すんなよwという気持ちもあり、ちゃんとランナーの動きを見てる片野君の素晴らしいプレーという気持ちもあり。アウトをコールされた瞬間の、岩元君の「えぇ!?」的なリアクションを俺は見逃さなかったぞ…まぁそうだよね(爆)
なんかすっとこどっこいが多い本日の富士重工業ですが、それでもリリーフの柳沢君がしっかり抑えて試合を立て直しにかかります。8回表に先頭バッターの野坂さんをフォアボールで出塁させ、1アウトを取ったところで柳沢君は降板。バトンを受けたのはルーキーの唐仁原君でした。

が、公式戦初登板でちょっと固かったのかなぁ。途中出場の須貝君にタイムリスリーベースを打たれ、代打の中野君に犠牲フライを打たれて2失点。ちなみにこの犠牲フライ…大熊君が滑り込んで打球をキャッチしたんですが、その位置が明らかにファールゾーンだったんですよね…まだまだ甘いかな。
さて、これでかずさは7点差をつけたのでコールド勝ちまであと一歩!…だったのですが、富士重工業は一三塁から大熊君のセカンドゴロの間に1点を返し食い下がります。正直寒くてしんどかったので、ここで終わってほしかったという気持ちは(ry
しかし6点差は残り1イニングではどうしようもできず。8‐2でかずさマジックが勝利しました。

<本日の投手リレー>
新日鐵住金かずさマジック:玉井(5回)‐比嘉(2回)‐谷口(1回)‐新ヶ江(1回)
富士重工業:小野(4回)‐西嶋(0/3回)‐柳沢(4回・1/3)‐唐仁原(1回・2/3)