ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

4/27 第67回JABA京都大会 富士重工業vs日本新薬【公式戦】

最近日本新薬は賑やかなチームになってきたなぁと思っていたのですが、なんかスポニチ大会の優勝が契機になったのでしょうか、より輪をかけてやかましいチームになっていました(爆)相手チームがシートノック中なのに、その横であんなにやかましくアップしてるチーム初めて見ました(爆)いや、そういうスタイル好きです。怒られなきゃいいけど…
スタメンはこちら。

<先攻・富士重工業
1(遊)日置
2(三)金沢
3(中)竹田
4(右)林
5(一)小杉
6(指)田辺
7(左)阿部
8(二)小川
9(捕)唐谷
(投)小野
<後攻・日本新薬
1(中)高橋
2(二)吉野
3(右)黒川
4(指)中
5(捕)鎌田
6(一)岡
7(左)沖野
8(三)濱田
9(遊)板倉
(投)榎田

両チームともここにエースを持ってきた感じかな。
試合の方は、初回に2アウトから竹田君がツーベースで出塁して、林さんがタイムリーで還して富士重工業が1点を先制。京都にまで来て貴方のバッティングの恐ろしさを目の当たりにするとは思いませんでした。
しかしその裏、日本新薬は先頭の高橋君が右中間のフェンスに直撃する大飛球を放ちます。どうもわかさスタジアム京都のフェンスは他の球場に比べてボールの跳ね返り方が違うようで、綺麗に跳ね返ってこず、フェンスに当たることによって打球の勢いがかなり死んだみたいになるようです。そのため富士重工業の外野陣は打球の処理に失敗、あの林さんが転々とライト線方向に転がっていくボールを必死に追いかけるという少々シュールな光景を目の当たりにすることになりました。ある意味貴重だ(爆)
その間に高橋君は三塁ベースも蹴り、ホームインに成功。ランニングホームランで日本新薬が早速同点に追いつきます。
さて、本日は天気がよくなく第2試合の途中から雨が降り出してきたのですが、この試合の3回辺りからより強い雨が降り出してきました。
雨天コールドを意識しなきゃいけないところかな、という思いが頭によぎりつつあった4回裏、日本新薬は鎌田君がツーベースで出塁して、沖野君はフォアボール。濱田君もヒットで続いて2アウト満塁。ここで回ってきたのは、第1打席にランニングホームランを打った高橋君です。その高橋君、今度は文句なしにライトの頭上を越える満塁ホームランを放ち、日本新薬は一気に4点を勝ち越し!かなり雨も強くなってきたし、もうすぐ5回なので、これは雨天コールドかなぁと思ってました、私は。
しかし直後の5回表、富士重工業は先頭の唐谷君がヒットで出塁すると、日置君がタイムリスリーベースを放ち、さらに金沢君は犠牲フライで日置君を還して、富士重工業が2点差まで詰め寄ります。ですが、ここは榎田君が何とか踏ん張って、富士重工業の反撃を2点で留め、5回の攻防が終了しました。
…あれ?全然試合を中断する気配がありません。審判も普通にやってるし、両チームともブルペンを稼働させてやる気満々です。正気ですか?(爆)雨は3回の時よりも明らかに強くなっているのに…
どうやらわかさスタジアム京都のグラウンドの水はけが無駄に良いらしく、グラウンドコンディションが試合続行不能になる程までにはなっていなかったようです。いやそれでもさ、今日の朝7時頃にこれだけの雨降ってたらおまいら雨天中止にするっしょ?(爆)
そんななので、ワンバンしたボールなんかは思いっきり泥で汚れちゃうので、ボールを取り替える頻度がめちゃくちゃ高くて、試合のテンポがイマイチになってきて、おじさん大分疲れました(爆)寒かったしね…
雨の影響で手元が滑りやすくなっているのか、両チームのピッチャー共にコントロールがいまひとつで、全体的にフォアボール多め。コントロールの良さに定評がある(と思っている)榎田君すら、今日は5四球だったもんなぁ。
そんな感じで両チームともランナーは出すけど得点に至らずを繰り返し、これ5回雨天コールドにしたほうが皆幸せになれたんじゃないですか?と思いつつあった8回表のことでした。
日本新薬は7回途中から榎田君に代わって西川君が登板。7回は好リリーフを見せましたが、8回は1アウトから阿部君にツーベースで出塁を許し、これを小川さんがタイムリーで還して、富士重工業が1点差まで詰め寄ります。
続く唐谷君はバント。日置君は2ストライクまで追い込んで空振り三振!と思いきや打撃妨害の判定を受け、一二塁に。スイングの直後に一塁コーチャーズボックスにいた柿沼コーチがすぐに指摘してたので、かなりわかりやすい感じの打撃妨害だったんじゃないかなと思います。確かにボールを受けた時とは全く違うミットの音も聞こえたしな…
ここで富士重工業は金沢君の代打に岩元君を起用。これが当たって、岩元君は同点タイムリーを放ちます。この時小川さんがホームにスライディングしたんですが、ウォータースライダーかよってぐらい、通常より2〜3mほど滑ってました。
さらに竹田君もタイムリーで続いて、富士重工業がついに勝ち越し!何ということだ…これが勝利への執念というやつだろうか。
その後の守りでも、角田君が好リリーフを見せ、6-5で富士重工業が逆転勝利しました。

何というか…今日の富士重工業には色々な意味で負けました。可能性がゼロにならない限り、途中で変に諦めちゃダメだね。

<本日の投手リレー>
富士重工業:小野(4回・2/3)‐西嶋(1回・1/3)‐飯野(1回)‐角田(2回)
日本新薬:榎田(6回・2/3)‐西川(2回・2/3)