ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

4/29 第67回JABA京都大会 島津製作所vs日本生命【公式戦】

こんな機会でもなかったら多分一生お目にかかることは無いであろう、島津製作所野球部を見ることができました。
西部ガスの代打での出場だけど、本当は西部ガスが陣取るはずだった一塁側スタンドにはこんな横断幕が。

左の十字のやつは、島津製作所の社章。島津家の家紋に似てますね(そういやこんな感じのマーク信長の野望とかで見た)
んで、Wikipedia先生によると、

現在の『丸に十の字』の社章は薩摩の島津家の家紋に由来するが、創業者の初代島津源蔵は京都の出身である。大名の島津家とは血縁がないが、創業者の祖先である井上惣兵衛尉茂一が島津義弘から家紋と「島津」の姓を与えられた。そのときの経緯は以下の通り。
薩摩の島津義弘が、京都の伏見から帰国の途上に、豊臣秀吉から与えられた播州姫路の領地に立ち寄った。その際、そこに住んでいた井上惣兵衛尉茂一は領地の検分などの世話をした。それに対する褒美として“島津”の姓と“丸に十の字(くつわ)の家紋”をもらった。

ということらしい。由緒正しい会社って感じですね。
あとこれ。

なんか嬉しくなりました。社会人野球でこういう動きを見たのは、島津製作所が初めてだな(他の公式戦行ってないからアレですが)
まぁ色々書いたけど、昨年の日本一オブ日本一のチームにはそんなこと関係ないよって感じの試合内容でした、結論から言うとね。
スタメンはこちら。

<先攻・島津製作所
1(遊)八木
2(捕)小田
3(中)山口晃
4(右)山口慶
5(指)有田
6(三)田嶋
7(一)高田
8(左)堀田
9(二)林
(投)加島
<後攻・日本生命
1(中)伊藤
2(左)神里
3(指)福富
4(一)廣本
5(右)上西
6(三)原田
7(二)岩下
8(捕)椎名
9(遊)河野
(投)小林

はっきり言って、日本生命には楽勝すぎる相手ですよね…
だからでしょうか、初回に小田君にヒットを打たれ、大分パスボールに近い暴投を繰り出した挙げ句、四番の山口さんにタイムリーを許したのを見た時に「いくら何でも気を抜きすぎだろ」と思ったのは。
しかしそこは日生のこと、先頭バッターの伊藤君がヒットで出塁して二盗を決め、神里君のタイムリーで一瞬にして同点に追いつきます。さらに盗塁とキャッチャーの悪送球があいまって2アウト三塁から、廣本君の打球がエラーを誘って、日生が勝ち越します。抜かりないな。
そして2回裏から日生はド畜生に本領を発揮。

椎名君凡退→河野君ヒットで出塁→伊藤君も続いて一二塁→神里君3ラン→福富君凡退→廣本君ツーベースで出塁→上西君のタイムリーで生還、そして盗塁で2アウト二塁→原田君タイムリスリーベース→岩下さんほあ→打者一巡。椎名君もほあ。満塁→河野君2点タイムリー→ここでピッチャー交代。しかし何事もなかったかのように伊藤君タイムリー→神里君三振。3アウト。

あとは5回表に途中出場の阿加多君がキャッチャーが前にボールを弾いている間に本塁を陥れたり(ところで大量点差がついてる時にバントをするのは失礼とか何かで言われてたのを思い出したけど、これってプロ野球の話でしたっけ?)、椎名君がタイムリーツーベースを打ったり。
日生の先発・小林君も初回だけちょっと気が抜けてただけで、あとは平常運転だったかなー。
島津製作所については……ちょっと本日はお疲れ様でした、としか声をかけられません。ごめんなさい。
ただ、試合の内容には全然関係ないけど、野球部員に国立大出身の方が何名か見受けられたので、本業でも活躍されてる方なのかな?と勝手に思ったり。ちなみに島津製作所の選手名鑑欲しさにお金を出したなんてのは秘密だ。急な変更だっただろうからペラ紙1枚だったが。
というわけで、12‐1で日本生命が7回コールド勝ちです。

<本日の投手リレー>
島津製作所:加島(1回・2/3)‐萩野(4回・1/3)
日本生命:小林(7回)

  • 計算ミス

神里君いいねぇ。日生は実にいい補強をした。

で、今日は福富君がDHだったから、レフトのポジションは神里君に渡して、福富君はDHに専念で……というところで私は気づきました。今日お休みだった高橋さんの存在を忘れていたことを。そして今年もベストナインを受賞することを。
えええ…神里君と福富君を同時出場させられる術ないじゃん(爆)

  • おまけ

ちょっとレポ中に挟む余裕がなかったのですが、島津製作所のユニフォームってこんな感じです。