ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

8.24 プロレスリング・ノア Summer Navig.2016 in新百合トウェンティワンホール

オレ明後日から入院&手術なんだけど、プロレス見に行っちゃった☆
新百合トウェンティワンホールは小さい会場だけど、なかなか綺麗でした。ちょっと後楽園ホールに比べて暗いから、写真は撮りにくかったな。でもリングと席の距離感は近いから迫力はある。駅から近いしアクセスもいいね。苦手な小田急線沿いだったけど、そんなに遠くなかった。
…プロレスのレポ、めちゃくちゃ溜めてるんだよね…2ヶ月ぐらい前に観たけど書いてない試合とかいっぱいある…入院中にそれ、処理できないかなぁ…

若手同士の空気を温める試合。
タイトル戦を経験したこともあってか、なんか北宮のほうが何回りか上に見えた。まだ荒っぽいところはあるかもしれないけど、第1試合はチョロくなってきたかな。経験の差を見せ付けたね。
北宮の頑張りもあるだろうけど、勝彦の育成力も評価したい気がする(あ、実は同い年なんだね。ジ・アグレッションって(勝彦のが早生まれだけど))

試合前、小川さんがしれっと原田からGHCジュニアタッグのベルトを奪おうとしていた。何か小競り合いをしていて、桃の青春的に小川さんに対し「なんだこのオッサン!?」的な雰囲気になっていた。いつも構ってるケンオーハラ(特に拳王の方)が大事な試合を控えてて組まれないからって、今度は桃の青春にイタズラですかそうですか。
試合の前半は小川&熊野ペースで原田をいたぶる感じ。原田をロープにこすり付けたり、場外でゴングの置いてある机に原田を叩き付ける→原田が机に突っ伏してるところで小川さんが思いっきりゴングを鳴らす→これがなかなかの超ダメージだったらしい(耳に)
っていうか、その原田へのいたぶり方が基本的にヒールっぽいんだけど、熊野はちょっとわかんないけど、小川さんって特別ヒールでもベビーでもないはずなんだが、何でこうやることが全体的に悪役めいてるんだろうwそういうところとテクニカルなところが好きなんだけどね。
小峠にタッチしてからは桃の青春の逆襲開始。小川さんに対して「この――――しやがって!」とか何とか言いながらトラースキック。うんまぁファイトスタイルがアレだから仕方ないね。
そしてついに「小川つかまえたー!」

なんかいつも「大原つかまえたー!」のイメージがあるから笑ってしまったw重鎮・小川さんだって小峠に捕まってしまうこともある。
しかしそれでも桃の青春へ流れは傾ききらず。特に熊野が奮戦してたね!もしや金星あるかも?と思ったけど、王者は伊達じゃないね。小峠が熊野から3カウントを奪って勝利。
あー明日は桃の青春は石森君を加えて、タカタイチ+ペとやるのか。世界一ずる賢いのと世界一小ずるいのという(ペはオマケかな)、今日の相手なんかとは非にならないくらい、きたない手を使ってくると思いますが大丈夫ですかねぇ。

GHCヘビー級のベルトを失うと第3試合まで転落するのか…ノアのマッチメークおそるべし。
うーん、なんかこれといって印象に残らない試合だったなぁ。50ファンキーパワーズは仲良しで可愛いなぁってぐらい。
序盤の彰俊さんとヨネの蹴り合いのバチバチ感はすごいよかった。潮崎が一番存在感なかった。どうしてしまったのか…新百合の案内してくれたのに。

あのー勝彦の入場曲がめちゃくちゃカッコよくて気に入ってるんですが、昔みたいに選手の入場曲を集めたCD作ったりしてくれないかなぁ?
それはさておき、普段リング内外でコソコソセコいことをやるTAKAみちのくしか見たことがなかったので、飯塚さんと組むんだったらちょっとはガチなTAKAみちのくを見れるんじゃないか、と思ったのが今日観に来た理由の一つでした。
が、自分から約2メートルぐらい離れたところから飯塚さんが出現するとは思ってなくって、相変わらずの飯塚さんの狂いっぷり(褒め言葉)に爆笑しながら撮った雑な写真がこちらになります。いつもの飯塚さんでした。

突然出現したからズームを操作する暇なんてなかったよ!まさか自分が座ってる席の前の席を横切っていくなんて想像しないだろ!
尚結論から言うと、ガチみちのくは見れなかった。ただ、今日の席だからTAKAみちのくの本当の面白さがわかった。
選手の顔を踏みつける→レフェリー怒る→「なァんでだよォ?」(文章では伝わりにくいけど、この言い方がなかなか腹立たしいw)という流れとか、相手をフォールしてる時にリング外で待機してるタッグパートナーを挑発的に見る表情とか…経験が全然違うから当たり前なんだけど、遠くにいるとわかりにくいんだけど、こういう細かいパフォーマンスもしっかりしてるんだなぁって感心してしまった。ああいうの見ちゃうと、もっとお金を出して、いい席でプロレスの1から10までしっかり味わうべきって思っちゃうなぁ(無理だけど)
試合自体は勝彦のバーティカル・スパイクでTAKAみちのくをフォールしたんだけど、この時のTAKAみちのくの受けが非常にバーティカルで、これまた感心した。上手なプロレスラーは、とりあえず受けの巧さで簡単に見分けることができる。

何故鈴木軍は、入場が売りの二人をこうして組ませてしまったんだろう。特にタイチなんて、タイチから入場を取ったらあべみほちゃんしか残らないじゃん。どう考えても『風になれ』が流れるに決まってるではないか(勿論、合唱しました)
さらに不幸なことに、タイチが普段持参しているマイクスタンドの先の方がちょっと曲がってしまっていた。だからと言って、小さい子どもたちも観に来てたのに、それを清宮に見せ付けて、私の席からも聞こえる程度の声で「お前のチ○ポみたいだな」とか言ってはいけない
試合の流れは簡単に言うと…
鈴木みのる先生による清宮の教育的指導

タイチ「ここ入っちゃダメ。絶対ダメ」

大変楽しそうな鈴木みのる先生。

しかし丸藤に思いのほか痛撃を食らいキレる。

その後タイチがショートタイツ姿に変化し、本気モード(?)に入り、丸藤の後頭部に一撃→タイチのアシストを受けて、みのるがゴッチ式パイルドライバーの体勢へ。ところがここで清宮がいいタイミングでカットを入れてくれて、形勢逆転。ピンチを切り抜ければあとは丸藤のターン。不知火でタイチを一瞬で沈めました。
清宮は当然ながらみのるの怒りを買ってボコボコにされてたけど、最近の清宮は非常に勇気ある行動が多い(レポに書いてない試合でも、そういう行動がいくつかあった。そのうちうpしたい)しかも今回は、それを勝ちに繋げることができた。丸藤と組んだから、というのも大きいと思うけど、それをアシストしただけでも勲章ものだよ。いいね、清宮の成長は見ていて楽しい。
ところで、ショートタイツ化タイチがあまりにも弱すぎるというか、強くなった感じがしないというか…隣の席の人が初めてノアを観に来たってお客さんだったんだけど「弱すぎる」って言われてたし……それで帰りの電車の中で考えてたんだけど、わかった。タイチのショートタイツ化は、いわゆるFF5のツインタニアの「ギガフレアのためにパワーアップ!」みたいなもんなんだと。

明日8.25のヘビー級・ジュニアヘビー級のタイトル戦の前哨戦というメインなんですが、どうしてもいつもどおりリングに自分と拳王のタオルをかける大原や、

拳王がリングに上がると拳王タオルを掲げて応援する大原や、

試合開始直後に谷口が投げた刺又がお客さんの席の方まで飛んじゃったんですが、すぐに「大丈夫ですか!?」とお客さんに声をかける大原や、いつものように自分のタオルで拳王の竹刀を磨くだけでなく、谷口の刺又もキッチリ磨く大原に目が行ってしまいます。
いや、別に大原ばっかり見てるわけじゃないよ。自席の傍で乱闘があった時はさすがにビビったもん(しかし写真は撮る)

でも試合中にちょっと気になることがあった。
大原に試合権がある時に捕まってしまって、3人がかりでフルボッコにされたりしてキツい状況が続いたんですが、大原は見事にその状況を打破してみせたんですよね。
で、その時に金丸に見せた技が、どう見てもSUWAさんのジョン・ウーだったんですよね。
大原が昔SUWAさんと同じユニットに所属していたらしいという噂は聞いたことがあるが、ちょっとその辺をWikipedia先生に聞いてみたところ、どうやら「ピョン・ウー」という大原の持ち技らしく、

SUWA直伝ジョン・ウーのようなジャンピング・ニー・バット。

SUWAさん!!あのSUWAさん直伝の技!!(あ、Wikipediaにはジャンピング・ニー・バットって書いてあるけど、正面ドロップキックの方が正しいと思うよ。膝を当てに行く技じゃないから)
かつてプヲタをやってた十何年か前、SUWAさんの大ファンだった私としては、こんな嬉しい光景はない。もう大原を応援するしかない。あ、勿論拳王も応援するよ!
で、試合の方はケンオーハラが巧い連携で谷口をアシストしてノア軍の勝利。
その後、何故か大原だけ選手の入退場口とは違う方向にダッシュで移動。どうしたのかと思ったら、売店で拳王タオルをめっちゃ宣伝してました。
ちなみにワタクシは既に拳王タオルを持っているので買いませんでしたが、大原タオルをお買い上げしまして、サイン+タオルを首にかけてもらう+握手の3コンボで轟沈しました。幸せです(爆)



しかし今日の試合…鈴木軍全滅なんだよな……
今日の試合そのものは爽快感あったけど、明日のことを考えるとなんか不安。7.5の時は鈴木軍総出ですごい悪いことをして(※プロレス的にはとてもグッジョブなお仕事ぶりなんですが)、一部のノアファンがマジギレしたことがあったので、ディファであの時と同じようなことがあったら…と思うと不安。
私はノアは勿論好きだけど、鈴木軍も好きだからね、どっちが勝っても負けても観てて楽しいんだけど、なんか色々わかってない浅いファンがあの空気を乱すようなことがまたあったら嫌だなぁ。観終わって気持ちよく帰れるプロレスが見たいんだもの。