ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

9.23 プロレスリング・ノア Shiny Navig. 2016 in後楽園ホール

今日は元気を失くした友達の気晴らしになればと思って、軽い気持ちで観戦に誘った日だった。個人的には小峠がジュニアシングルのベルトを巻くところを見届けたかったってのがちょっとあったけど。
すごい、大当たりの日だった。友達も今日は本当に面白かった、またプロレスが好きになったと言ってくれた。素晴らしいかな、プロレス。

小川さん石森君に厳しいな。最近またフォール取られたからかな。
あと友寄はタップするの早すぎ。

潮崎さんお疲れ様でした。
谷口仕事しろマジで。

多分このブログを見てくださってる方の大半は細かいプロレスのルールをご存じないんじゃないかというのと、そもそも私がイリミネーションマッチのルール忘れてたわ、というわけでWikipediaからコピペ。

通常はフォールやギブアップなどが決まった時点で勝負は決するが、そこで勝負を決せず、負けとなった選手のみを退場として試合を続行する試合形式がある。これをエリミネーションマッチ(イリミネーションマッチ)という。
この試合形式では、勝負が決するのは相手のタッグチームを0人にした時点で勝利となる。またトップロープを超えて場外に落ちた場合(オーバー・ザ・トップロープ)、その選手を退場とすることも多い(ごく稀に自分から飛び技でトップロープ越しに場外の相手に攻撃して失格となる選手もいる。また、スライディングなどでトップロープ越しでなければ場外に落ちてもOKというルールを採用している団体もある)

つまりこの試合の5vs5マッチでは、結果としてノア側の勝彦が最後まで生き残ったので、ノア軍の勝利となります。
というルールなのに、早速奇襲で全員場外戦になるというね。

また悪いおじさんが若い子をいたぶってるよ…ちょうどロープが目線入れてるみたいにかぶっちゃってるから余計にアレな写真になってるよ…にしてもエグいキャメルクラッチだった。そもそもこんなにマジな顔して清宮を締め上げてるおじさん初めて見たかもしれないよ。

リンチされたけど気持ちは負けてないよ。


で、確かに劣勢気味ではあったものの、

おじさんのフロントハイキックを受け止めて、どうするんだろう?清宮って投げるイメージないんだけどなぁ…と思ってたら、

自らの身を挺してみのるをオーバー・ザ・トップロープで退場させた!清宮…あんたすごいよ。できる子だよ。フォア・ザ・チームやな。
しかしその直後、これに激怒したおじさんに即目をつけられ、退場後も椅子でボコボコにされ、髪を掴まれたまま私達の目の届かないところに消えていきました…ありゃあマジギレの鈴木みのるだったわ。あかんやつやったわ。
その後はケンオーハラの連携プレーでTAKAみちのくを撃破。

さらにペの撃破も狙って、ケンオーハラの連携プレーが決まります。






やっぱこの二人はセットで見るのが一番面白い。
大原がムイビエンを決めに行きますが

カットされちゃいました。
なので別の技で狙いに行きますが、ペに避けられたり、飯塚さんに真面目にプロレス技をかけられてやられてしまい、ペがダイビングボディプレスで大原を沈めました。大原はあんなにアシストしてくれたのに、何で拳王様カットに来てくれなかったん…?
そんな拳王様が、今度は鈴木軍のターゲットに。

タイチが真面目にアックスボンバー出してる。無駄に写りがいいのが悔しい。
さらにタイチのマイク攻撃!…が入りそうになりますが、拳王様は竹刀で返り討ちに。


ぐうかっこいい。
から決めにかかりますが、

タイチのクソ小ずるい手にやられてしまった。何で拳王君大原の仇取ってくれないの?(爆)

原田のジャーマンのブリッジはいつ見ても美しいね。これでペも退場。
しかしそんな原田もタイチの小ずるさとアイアンフィンガーフロムヘルの餌食になって退場しt……ちょっと、なんか鈴木軍側に一人退場したはずの人が加わってるんだけど。

なんか色々あったけど、飯塚さんは勝手にオーバー・ザ・トップロープして退場しました。そうか、タイチ一人じゃ飯塚さんを制御できないからTAKAが駆けつけたのか(なお間に合わんかった模様)
残るは勝彦とタイチのみ。タイチも最終形態になって本気モード。


あ、ここまでガチでやりに来てるタイチは初めて見たかも。
しかしやっぱり鈴木軍なので、退場したTAKAや飯塚さんが邪魔しに来ますが(やっぱTAKAだと飯塚さんコントロールできるんだな)、勝彦はそんな二人を文字通り蹴散らして、タイチから3カウントを奪って勝ちました。
そんな中タカタイチの絆が垣間見えた、そんな1シーン。

それにしても、ここで勝彦が勝利したことが後々フラグになるとは…



〜休憩中〜

同じぐらいの時間帯に近所で横浜vs巨人戦が開催されてたというのに、なかなかの選曲ですな(爆)


小峠でダメだったらもうノアのジュニアダメだろ、と思ってたところで小峠がやってくれました。


小峠はどんな技を出してもスマートでかっこいいね。石森君みたいなキラキラしてる選手や、丸藤みたいな鮮やかな選手はよく見るけど、なんかこういうタイプの選手は初めてだな。いや小峠のことは、過去のノアの試合で何回か見てるけど、改めてシングルで見て、自分にとっては真新しいプロレスラーだなぁとしみじみ感じた。

のですが、この試合はこっそり金丸の再評価の試合にもなった。
それは前日の富士大会でのコメントなんですが、

<金丸>「ノアジュニア全員ぶっ潰すからな!」
<タイチ>「あいつらザコだ、ザコ」
<金丸>「おう。セコンドなんかいらねーよ。俺ひとりでやってやる。ひとりで十分だ」
<タイチ>「え…? いいの? ホントだな? ホントだな?」
<金丸>「おう、明日は1対1だ。セコンドなし!」
※一同金丸の発言に拍手

タイチの発言の小物臭がすごいんだけど(爆)金丸はこれを有言実行した。本当にセコンドに誰かいるとか、誰か乱入してくるとかもなかった。一人で来て、ちゃんとタイマンで勝負した(一応小峠側には熊野とか付いてたけど、彼らは基本無害だし)口ではああ言いながらも卑怯な手を使うのが鈴木軍だからなーと警戒してたんだけど、ここはちょっと見直した。
あと、セカンドロープからのムーンサルトだったかな?これを出したのがすごい意外だった。金丸って飛び技のイメージが全くなくて、昔も使ってたのを見た覚えがない。タッチアウトとディープインパクトのイメージが強いみたいだ。Wikipedia見たら普通に持ち技としてあるし…

あ…ありのまま起こったことを話すぜ!
ストームの50cmラリアットが決まって矢野が死んだかと思ったら、


何故か矢野がストームを丸め込んで3カウントを奪っていた。

自分でもこの時何が起こっていたのか、どうしてこうなったのか全くわからん。でも、矢野らしい勝ち方。
今日の矢野さんはいつもどおりYTRポーズをしたり、

ブレイクしたり(しかしヨネのフィーバーポーズで反撃される)、


丸藤さんがやられているってのに、

その間にターンバックルを外したり(セカンドロープの分まで外してしまったので、後で色々めんどいことになってましたが、まぁ)、


相変わらず試合は丸藤さんに任せっきりで、自分はちょっと動いただけでくたばっている。

本日の主な丸藤さんの活躍(一例)


本日の主な矢野さんの活躍(一例)




で、冒頭に書いたように50cmラリアットからフォールを奪いに行ったのに、気づいたら返されてたよ。そりゃストームも凹むわ…

試合後はお互いの健闘を称えて、丸藤とヨネが握手。

矢野も丸藤に倣って握手を求めますが、

「ナニコイツ絶対アヤシイ」
「怪しくないって」

ストームは一度矢野との握手を拒否してるからな。そりゃこんな怪しい人警戒するわな。
でもヨネと矢野が握手して大丈夫そうなので、

ストームも渋々だけど握手。このくだりぐうかわ。

笑いあり涙あり(泣いてないけど)、しかし両チームともいいコンビネーションを見せた良試合でした。矢野はあれでいいんだよ、開始1分ぐらいで爆笑させてくれたから(爆)

  • 第6試合・GHCヘビー級選手権試合:○杉浦貴vs●マサ北宮

小川様が見てる

いくらノア正規軍がヘビー級不足だからって、杉浦に北宮をぶつけるのは駒不足の象徴かと思ってた。ごめんなさい思いっきり間違ってました。
結果的に北宮は負けた。でも杉浦のオリンピック予選スラムを返したのを始め、さまざまな杉浦の攻撃に耐え(しかも一撃一撃がかなりエグい)、雪崩式のオリンピック予選スラムまで出させた。

前座野郎とか罵ってきた相手にそこまでさせるぐらい、本気にさせたってことだ。
さらに攻めるほうでも北宮はマサ斎藤リスペクト全開で、自分のファイトスタイルをこれまでにないぐらい前面に出してた。この監獄固めなんかが一番わかりやすいアレだろうか。

杉浦でもかなりキツそうだった。
もしもボスの介入がなかったら、この試合はひょっとしてたかもしれない。


タイチやペみたいな部下の介入はよくあったけど、ボス自らの出陣は初めて見た。金丸が負けちゃったから、ここは絶対に譲らんと出てきたんだろうか。
しかし、そんなピンチの北宮を助けてくれたのが、試合開始からセコンドについてた、ジ・アグレッションの相方の勝彦だった。


ジ・アグレッションの絆アツいなー!
しかしこの勝彦の行動と、先のイリミネーションマッチで勝彦が生き残って勝ったことが鈴木軍の逆鱗に触れたらしく、次のGHCヘビー級の挑戦者として勝彦が指名されました。



鈴木軍の怒りはレフェリーの西永さん、さらにリングアナへの暴行という形で表現されます。本当にタイチはあれだな、弱い者には強いな。そうやって倒れてる人にマイク向けてNDKするのはやめて差し上げろ。

勿論リングアナは大ダメージを食らって、とても喋れる状況にないので、試合終了のご挨拶のアナウンスはタイチによって行われました。これは笑ってしまった(爆)

そんなタイチの足元をよくよく見たら、ビーサンという舐めプでさらに草生えたわ。