ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

11.17 プロレスリングFREEDOMS ジ・ウインガープロレスデビュー25周年記念大会in後楽園ホール

※注意※
本記事には、血まみれの人間・鋭利なもの・肉体的に痛々しい表現が多数出てくる箇所があります。
血が苦手な方・先端恐怖症・暴力マジ勘弁という方はお気をつけください。
写真も載せていますが、上記のものが写っている可能性がある写真は、はてなフォトライフへ直接リンクを貼るのみに留めていますので、うっかり目に入ってしまうということがないように気をつけていますが、閲覧する場合、自己責任で、写真へのリンクをクリックしてください。
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ヤバそうな試合のレポになったら、再度警告します。

  • 第0試合:●ドラゴン・リブレvs○フリーダムズの誰かX

第0試合とはいえ雑やなぁと思ったら、Xはジ・ウインガーでした。え…?第0試合とはいえ、こんな簡単に出てきちゃっていいんですか?
しかし試合はジ・ウインガーが圧倒。当然ですね。最近デビューしたばかりらしいリブレと、キャリア25年のジ・ウインガーじゃ全然違う。
リブレはなーあまりにも力不足すぎるなぁ。かといってドラゴン・キッドみたいに空中戦に全振りしてる系のレスラーでもなさそう。体格も薄っぺらいし、デビュー早かったんじゃない?という気もしてしまう。ちなみにリブレのスペックは170の70だそうなので、ちょっと小柄な野球選手がプロレスラーに立ち向かっているようなものと思っていただければ。

プロレスラーはタッパがなくても、せめて体の厚みがないとショボく見えてしまうなぁ、というのを感じた試合でした。

エドは以前デスマッチしてるところを見たことがあるから、キ○ガイジンが普通のプロレスするのか!と真っ先に思ってしまったのは内緒。

しかしそのミエド、なかなかテクニカルなプロレスを見せてくれたなぁ。GENTAROもグラウンド上手いから、見てて楽しい。弓矢固めや吊り天井の応酬はシブいなぁと。



エプロンでGENTAROが飛ぶよアピール。しかしミエドがこれを妨害して、むしろミエドラ・ケブラーダ

一方で執拗に関節技でミエドを痛めつけるGENTARO


…本人が大分昭和プロレスに回帰しているようなのでアレだけど、すごいプロレススタイル変わったな…ってしみじみ思う。
GENTAROのバックドロップが決まったので、これで決着かなぁと思ったら、よく見たらミエドはバックドロップを寸でのところで切り返してた。


そして即ジャーマンでカウンター。

すげえ!そりゃあ3カウント決まったらこんな表情になるわな。

試合後はお互いの健闘を讃え合っていたけど、

GENTAROさんが非常に不服そうな表情をしているのは見て明らか。勝てる試合だと思ったんだろうなぁ。

エド、面白くて愉快なレスラーですよ。

力とは、そのとおり力道山の遺伝子を生物学的に受け継いでいるプロレスラーである。要は力道山の息子・百田光雄氏の息子である。
そのぎこちない動き、おじいちゃんが現役時代だった頃の白黒テレビ感を出したムーブをするプロレスラーなのかな?と思ったらそうではなかった。ガチでプロレスが下手な人だった。
しかしそこはネタをネタと理解しているノリがいいフリーダムズのファン、「力ー、成長してるぞー!」といった温かい声援が飛ぶ、これがメジャー団体のリングだったら、お客さんにめっちゃ怒られてると思うんだけど(爆)
とはいえ、プロレスが下手なだけで、パワー自体はあるらしい。「それはねえだろ」と思った動きをする逆水平でも、肉体的にかなりダメージを与えている模様(※ちょっとグロ注意)
参考:私が「それはねえだろ」と思った逆水平

参考:素で「えっ…なんか…かっこ悪い…」って思ってしまったヘッドバッド

ちなみに木高イサミ


…普段はこんな格好ではありません。正装は白い特攻服です。このコスチュームのおかげで、尻尾が弱点になりました。

力へのハンデだったんでしょうか。大尻尾コールには吹きました。
ちなみにどの辺がどう番外戦だったのかは不明である。私は以前第4戦を見たことがあるが…第4戦よりは持ったと思うよ。第4戦の相手はかなりガチなレスラーだったから仕方ないね。
まぁでも、力の一番いいところは、非常に礼儀正しいところだと思うよ。

こないだDVDで見たんだけど、確かこの試合だったと思うけど、

THE下克上2016-2016.3.23 後楽園ホール- [DVD]

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この試合で杉浦と神威がマンモスのタッグパートナーの座を賭けて戦ったのですが、試合後にマンモスに「お前、人生のパートナーができたんだろ?(意訳:結婚おめでとう)」と言われてフラれてしまった杉浦ですが、なんか色々あって無事組めたみたいですね、よかったですね。
杉浦とマンモスはパワー系、進とHAYATAはスピード系のタッグって感じかな。特に進は関節技も得意なようなので、捕まるとヤバい感じ。
マンモス一人で二人やれるんじゃないかというところも途中見えたんですが(超ヘビー級だもんね)、進が杉浦を執拗に捕らえて勝利。
マンモスがもう1回、みたいなアピールしてから、近いうちに再戦の可能性あるかな。

ぶっちゃけ、前説で進とHAYATAのタッグ名募集してます、って聞いてしまっていたから「これは王者組が勝つんだろうな」ってわかってしまったってアレは内緒な。

本日のメインイベント…のはずですが、デスマッチではないのでセミ扱いになったと思われる。

かーなーりーじっくりな試合運び。執拗に捕獲して首を狙うTAJIRIと、



そこから反撃を試みるウインガー

大方TAJIRIが優勢だった。
ああ、そうそう、TAJIRIってパイルドライバーやるんだー初めて知ったーと思って。

主役に主役らしい見せ場を作らせないTAJIRI、容赦ないね。最後バズソーで葬ったのは、ある意味祝福の一発なんだろうか。
…バズソーキックの使い手は何人か見たけど、やっぱりTAJIRIのが一番音がエグい。
それにしても、TAJIRIは動きが全く読めないので、写真が撮りにくいことこの上ない。
しかしあまりにもウインガーがあっさり帰ろうとしたのは吹いたwTAJIRIがすぐに駆け寄ったけどさ。







※ここから血まみれの人間や鋭利なものが沢山出てきます。苦手な人は今すぐブラウザバックするなり、他のページに飛ぶなりしてください※




























デスマッチって銘打たれてるけど、内容はどっちかっていうとハードコアっぽい。
さて、葛西純とは…当ブログをご覧になっている方の大方は存じないと思うのでざっくり書くと、日本におけるハードコアマッチ・デスマッチのカリスマ的存在。私も昔から知ってる。

見た目からお察しのとおり頭おかしい人です。

ちなみに、ここで葛西と椅子チャンバラをしているのがビオレント・ジャックといいます。自らキ○ガイジンと名乗るキチ○イジンです。色んな意味で面白いレスラーです。
そんな葛西のフリーダムズにおける人気は絶大。メインイベントでもなく、6人タッグマッチであるにもかかわらず、一人で起こす「葛西コール」は凄まじい。多分、葛西を見るために会場に来てる人もいるんじゃないかと思う。
人の入りが決して大入りではなくとも、メジャー団体でもそうそう聞けない、耳が割れるんじゃないかと思うほどの大声援が湧き起こる。それぐらい、葛西の試合と他の試合は温度差が違う。これができるプロレスラーは、日本で葛西純しかおらんのではないかと思われる。
※もし他にそんなカリスマ性を持つレスラーがいたら教えてください。観に行きます。
※W-1に出てくる葛西純は、ある意味本気ではありません。真の葛西純を見たければハードコアマッチ・デスマッチを狙って観に行くべし。
Google画像検索やYoutubeの動画検索で「葛西純」で検索すると、非常におどろおどろしい画像ばかり出てくるので、よい子の皆は検索しないようにな!
そして試合開始1分程度で早速頭から血を流している葛西と竹田。さすがだ(何かで聞いたんですが、こういうの重ねてると血が出やすくなるらしいですね)
で…試合は場外乱闘ありーので混沌としていたので、とりあえず痛そうな写真(のリンク)を並べるだけ並べてみよう。
まずは吹本を椅子で固めて煽る殿。で、椅子を思いっきり叩きつけるのだー!
そしてラダーの上に石川を投げつける竹田。しかしこの後石川の反撃に遭い撃沈。
そんで葛西はラダーを首にかけて、人間扇風機的な要領で相手を薙ぎ払う。そのラダーをジャックに奪われますが、そのジャックの背後を取って投げっぱなしのジャーマン。そしてこの顔である。
で、ジャックと葛西でラダーの押し合い。これに各陣営も加わり押し合いになりますが石川が加わったら負けるに決まってんだろ!
石川修司は普通にプロレスしても強い。逆に何でこんな試合に組み込まれたのか謎。
ちなみにこのラダー、何だか曲がっていますが、多分石川が竹田をラダーの上にパワーボムで叩きつけたせいです。さすがにラダーを曲げるパワーを持つプロレスラーは初めて見ましたよ…
試合はクライマックスになり、葛西が本日2度目のパールハーバースプラッシュを決めるべくコーナーに上る(このポーズの葛西ぐうかっこいい)
ところが、そこに何者かが乱入し、パイプ椅子で葛西の頭をぶち抜く。湧き起こる大ブーイング。一人「あれ誰?」状態の私。
この間にジャックが葛西をフォールして、ジャック組の勝利。一応ね。
本日朝起きて調べた結果、葛西を襲撃したのはグンソという、ダブプロレスという広島方面のローカルなプロレス団体の人らしい。なるほど、全くわからん。
一応西日本の大会で顔を出して葛西にヤンデレ喧嘩を売っていたようだが…この人、有名なんだろうか。

めっちゃドヤったマイクアピールをしてたけど、誰なのか全くわからなかった私は「なんだコイツスベってるな」という印象しかなかった。
試合後、キレた葛西はセコンドやってた神威(怪我で欠場中と聞いたような)に八つ当たりし、フリーダムズ総動員で闘争したグンソを追って場外へ。同じくセコンド業に付いており、一人取り残された力は、大力コールを受けて、一足遅れて一緒に追いかけていきました。こういうキャラ嫌いじゃない。

KING of FREEDOM WORLD CHAMPIONSHIP→略してKFC。
岡大介は最近頭角を現し始めたデスマッチファイターって感じかな。

対する宮本裕向は…少なくとも10年ぐらいはデスマッチに身を投じてるレスラーではなかろうか。

自分が第1次プヲタをやっていた頃、大日本のリングで伊東竜二たちに挑んで成長中だった…気がする。
つまり正岡にとって、ベルトの挑戦権は勿論、デスマッチファイターのキャリアとしても、ぜひとも超えたい壁なのが宮本ってことです。
そのキャリアの差を見せ付けるが如く、宮本が攻める攻める。
まず最初にロープに並べられた蛍光灯に正岡を叩きつける、蛍光灯を挟んでヘッドバッドそして割れた蛍光灯で額をグリグリ(蛍光灯デスマッチではよくやるやつですね)、さらに正岡の服の背中に蛍光灯を差し込んでボディスラムを食らわせる。ちなみにだけど、蛍光灯で人を殴るってのがピンと来ない方が多いと思いますが、ボーン!って爆発する音がするんだよね。あと粉が飛ぶ。
さらに今度はお腹に蛍光灯を差し込んでフットスタンプ。…あんまりいい写真にならなかったね。反省。
大分食らいましたが、正岡にくたばる気配なし。
宮本を場外に落としてラ・ケブラーダを敢行。
そしてリングに上がるとトップロープから蛍光灯の束を持ってこれを宮本に投げ渡し、そのままミサイルキック。
写真で見ると結構ダメージ与えてそうだけど、この程度では宮本は倒せない。それどころか、また服の中に蛍光灯を入れられてニードロップを食らってしまう。
ちょっとくたばりつつある正岡。宮本は今度は画鋲付き(だと思う…あんまりよく見えなかったけど)のパイプ椅子を持ち出し、その上に正岡をパワーボムで叩きつける。この写真、我ながら綺麗に撮れたと思うけど、血まみれだから載せられない…
正岡も反撃しますが、なかなか決定打には至らず、それどころか返り討ちにされてるよ…(これ、ヤンキードライバーって技で合ってるかな?)
ついに宮本はラダーを使い出し、ラダー最上段からムーンサルト。しかしこれは正岡が膝を立てて回避。
宮本はとどめに2発目のヤンキードライバーを繰り出しにかかりますが、正岡は回避むしろやり返した。
そしてラダー最上段からのニードロップ(ロクーラ改というのね、これ)で、ついに宮本から3カウント!セコンドの殿も喜んでいる。なんか嬉しい。
いい感じに狂ってきてるよ。12.26、期待してるよ。貴方の勝利を見てチケット買ったわ(また衝動買い)

  • 総評

ちょっとヌルい、と思ってしまった私は、頭おかしいんだと思う。
もっと血まみれになってもいい。