ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

3/12 第72回JABA東京スポニチ大会 日本新薬vsトヨタ自動車【公式戦】

スタメンはこちら。

<先攻・日本新薬
1(中)久保田
2(二)吉野
3(左)田中
4(右)中
5(捕)鎌田
6(三)濱田
7(右)黒川
8(一)植田
9(遊)板倉
(投)小松
<後攻・トヨタ自動車
1(右)小島
2(中)辰巳
3(三)北村
4(一)樺澤
5(左)多木
6(指)沓掛
7(遊)藤岡
8(捕)細山田
9(二)望月
(投)藤田

なかなかの好カード。そしてさすがは日本新薬。昨日JR東日本をボコボコにしてきたトヨタをそう簡単には寄せ付けない。
とはいうものの、隙あらば点を取りにくるトヨタ。4回裏に1アウトから樺澤君がヒットで出塁し、ここでたっきーがタイムリーツーベースを放って1点を先制します。
でも日本新薬の先発・小松君がやってしまったのは本当にこの程度。フォアボールは全然出さないし、連打を許したのはこの回だけだし、かなり安定感があったと思います。

おお、榎田君・西川君と続いて小松君という柱まで完成したら日本新薬強すぎになりませんか…?
しかしトヨタの先発・藤田君もめちゃくちゃよかったんですよね。こんなにいいピッチングだなーって思ったのは久しぶりかも。神の牽制も見れたし。
ちょっと勝利が見えてきた7回表のこと、この回先頭の中君にソロムランを打たれてしまい、日本新薬に同点を許します。

仕方ない、中君はスポニチ大会に強いから(まだ2年目だけど)
そして勝ちに行く日本新薬は、7回裏から榎田君を登板させます。
対するトヨタは、8回からルーキーの諏訪君が登板。ルーキーながら、いいところで登板させてもらえたね。

その諏訪君は1イニングは三凡で抑えましたが、9回表に田中さんに内野安打を許し、盗塁を決められ、四番の中君が敢えてバントを決めて、

1アウト三塁と高確率で点が入ってしまうピンチを作ってしまいます。
ここで諏訪君は降板。まぁまぁこういう場面は仕方ないよね。そして代わって登板したのは…

ああ、やっぱり貴方でしたか。貴方が登板してしまうと、諏訪君がこういうピンチを作ったのはわざとなんじゃないかとすら思えてしまいます。そして当然のごとく2三振を奪って去っていきました。なんだこのおっさん(もう驚かない)
試合は9回で決着がつかず、タイブレークになります。日本新薬は三番の田中さんから、トヨタは四番の樺澤君から。
まず先攻の日本新薬は、田中さんのセカンドゴロで1点を取ったのみ。タイブレークで先攻がこういうちゃっちい攻撃しかできなかったのは辛い。しかしその裏のトヨタも、樺澤君が犠牲フライを打ったのみで終わりました。
そして11回。日本新薬は濱田君のタイムリーでとりあえず1点を勝ち越しますが、これだけ。うーん、やっぱり1点だけの勝ち越しじゃ厳しい。そしてトヨタは、沓掛君の大飛球がタイムリーとなり、同点に追いつきます。実はこの時、打球が飛んだ方向はライトで、11回裏から守備についていた仲間君のところに飛んでいきました。ちょっと前進守備なシフトだったようで、思ったよりも打球が飛んで取り損ねた…という感じのプレーでした。10回表でも、この回から守備についたばかりの河合君のところに打球が飛んだからなぁ。よく「代わったところに打球が飛ぶ」って言われてるけど、こういうのが重なると「やっぱり狙って打ってるのかなぁ」って思っちゃったりします。
この後は細山田の打席で押し出しフォアボールが出て、何だか呆気ない感じで終わっちゃいました。
というわけで、4‐3でトヨタ自動車がサヨナラ勝ちを収めました。

<本日の投手リレー>
日本新薬:小松(6回)‐榎田(4回・2/3)
トヨタ自動車:藤田(7回)‐諏訪(1回・1/3)‐佐竹(2回・2/3)