ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

5/20 首都大学野球1部春季リーグ・第8週 帝京大学vs明星大学

忘れがちだけど、これ帝京大の優勝がかかった試合です。
スタメンはこちら。

<先攻・帝京大学
1(左)池田
2(三)星田
3(右)木下
4(指)増田
5(一)安隨
6(捕)塚畝
7(中)安並
8(二)河原
9(遊)相良
(投)小倉
<後攻・明星大学
1(二)土屋
2(中)丸山
3(左)長谷川
4(一)鎌田雅
5(指)友近
6(三)中村健
7(右)杉本
8(捕)大瀧
9(遊)本山凌
(投)佐渡

おお、帝京大ブラバンとチアを連れてきてる。やっぱりリーグ優勝がかかってるとなると動員してくるか。
先に先制のチャンスを掴んだのは帝京大。2回表に先頭バッターの増田君がサードエラーで出塁し、安隨君がバントを決めて、1アウト二塁となったところで、バッターは塚畝君。ブラバンが来ているためか、割とベーシックな応援の曲をやることが多くて、帝京大では珍しい(気がする)『ねらいうち』なんかをやっていました。が、掛け声は思いっきりパクリ桜美林大のそれと一緒で、「つかうねーーーーーーー\RYO!/」ってやってました。小林颯君の応援やる時のアレと一緒ですね。塚畝君の下の名前「諒」だから語感もいいし、他所の応援が楽しそうでやりたくなるのはすごいわかるんだけど、君らってその、自分らなりのアレンジというか言い換えって基本的にしないよね。だから途中から「こばやしーーーーーーー\SO!/」って聞こえてきたんだけど、今日暑かったから熱中症で幻聴聞こえてたのかな。
あ、で、塚畝君は結局フォアボールを選んで一二塁としたんですが、最近調子良さげな安並さん・河原君共に倒れてしまい、得点はなりませんでした。
3回表、この回先頭の相良君がヒットで出塁し、池田君もヒットで続いた後に星田君がバントを決めて、1アウト一三塁の大チャンス。ここで回ってきたのは主将の木下君。いい場面ですね。しかし木下君の当たりは、ピッチャーとサードの間に落ちるような超ボテボテの当たり。しかしあまりにもボテボテすぎて、ボールが弾まずにその場に止まってしまった。想像以上に失速した当たりに明星大守備陣は不意を突かれ、この間に三塁ランナーは生還し、木下君もセーフになり、帝京大が先制します。なんか…この当たりで得点した瞬間工エエェェ(´д `)ェェエエ工ってなったっていうか、優勝がかかってる試合での先制点がこんな間の抜けたタイムリーでいいのか…と思わざるを得ない。らしいなぁという気はしますけども。しかし続く増田君が外野に抜けるちゃんとしたタイムリーを打ってもう1点挙げたので、まぁいいや。
明星大の先発・佐渡君は先制点こそ奪われましたが、乱れたのはこの2回と3回のピッチングだけかな。相手が優勝目前のチームとあって、ちょっと力んでるのかなー?って感じのコントロールの乱れはあったけど、そんなに問題ないと思う。あと2回と3回だけ先頭バッターに出塁を許してるから、ちょっとその点で崩れたのかな。
一方、帝京大の先発・小倉君。あんまりいい印象がないんだけど、今日の序盤のピッチングは割といい感じ…と思ったら、4回裏に2三振を奪った後、友近君にヒットを打たれた後、中村君にほあ、杉本君に内野安打を打たれる(でもあのプレー、私はエラーだと思ったぞ…)と、あれよあれよという間に満塁に。そして迎えた大瀧君に初球からすないぽを食らわせ、押し出しで1点を献上。またか!また自滅するパターンか!さらに続くのは、前の打席でヒットを放っている本山君(愛称:もっちん)ですが、ここは凡打に仕留めて、最小限の失点で切り抜けます。
その後は投手戦。明星大は7回途中から坂本君に、帝京大も7回途中から菊地君に交代。小倉君は5回〜6回は立ち直った感があったけど、7回に先頭バッターにヒットを打たれてすぐに交代したから、菊地君で磐石のリレーで勝ちを取りにいったんでしょう。明日の日体大戦で絶対に勝てる保証があるわけでもないし。
菊地君は小倉君が出したランナーをゲッツーでさっくり片付け(これはバントの打球を捕球した塚畝君の好判断による賜物かも)、帝京大の勝ちゲーフラグをビンビンに立てていきます。
が、8回表の先頭バッターの土屋君をサードのエラーで出塁させちゃう帝京大。あのーあれですね、何かとハラハラさせるというか、苦笑いさせるというか…そういう展開、好きですね。まぁでも覚醒した菊地君は危なげなく抑えてくれましたが。
というわけで、帝京大がそのまま逃げ切り、2‐1で勝利しました。



最後の当たりはファーストゴロだったから、菊地君がそっちを向いてるのはわかるんだけど、こうやってマウンドに群がるのって、ピッチャーを中心にワーッと集まるわけじゃないんだ…

…なんかなぁ、リーグ優勝だし、しかも39季ぶりの優勝って相当すごいことをやってのけてくれてるんだと思うんだけど、イマイチ実感がないというか、ゆるかったというか…
なんでしょうね、帝京大の校風なんですかね(どんなだ)

<本日の投手リレー>
帝京大学:小倉(6回・0/3)‐菊地(3回)
明星大学佐渡(6回・2/3)‐坂本(2回・1/3)

  • 帝京大の優勝の要因は何でしょう?

わかんない(爆)わかんないから戸惑ってる。
青柳君と西村君の2本柱を要してた頃でさえ優勝できなかったのに、つい1年前まで2部落ち寸前だったのに、別にそれから超補強をしたわけでもないし、飛び抜けてすごい選手がいるわけでもない。
菊地君の覚醒が大きかったとは思うけど、要因って多分それだけじゃないよね…謎。

  • さて、これで帝京大は全日本大学野球選手権に出場することになったわけですが

1回戦の相手が桐蔭横浜大って無理ゲーじゃない?仮にここを突破したとしても、次は東都vs札幌学生野球連盟の勝者が相手で、ここは高確率で東都が来るじゃないですか。東都は國學院・東洋・亜細亜で優勝争いしてるらしいけど、どこが来ても鬼畜ゲーになる。
…うーん、頑張れ(適当)