ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

待望のアレ

ついにきたか。

いつも年末にTBSでやっているアレの総集編ではなく。

元横浜DeNAの高森勇旗氏が「俺たちの『戦力外通告』」(ウェッジ)を出版

俺たちの「戦力外通告」

俺たちの「戦力外通告」

君ならいつか本の1冊や2冊でも出すだろうと思ってました。
他のチームのことはわからないけど、過去にWebに掲載されていた記事を読む限り、少なくとも元横浜の選手に関しては信頼性が高い内容になるのではないかと思われる。ちょっと買いに行ってこようかしら。
ところで、この記事によるとイベントにGG佐藤がゲストで来たみたいだけど、このコメントはなかなか胸に刺さるものがあるね。

イベントの締めに引退後のセカンドキャリアについてG.G.佐藤氏が「星の数ほどボロボロになって辞めていく選手がいます。球団が青田買いして商品価値がなくなったらポイ捨てするような体質もどうかと思います」と訴えた。「野球だけやっていればいいという教育もおかしいと思うので、親御さんも子どもも安心してプロ野球を目指せるようにしなくては。引退後、違う方面で活躍することによって、野球界を盛り上げたい。年間120人が戦力外通告を受けるので、将来的にはその全員を採用できるだけの組織、企業をつくっていくのがわたしの夢です」と熱く語ると賛同の大きな拍手が沸いた。

野球選手が顕著な一例なんだと思うけど、一芸に秀でていればそれだけで食っていける、って時代はほぼ終わってるよね。それができる人は勿論存在するけど超少数派だよね。
BladeCatcherはIT社畜を色々見てきたけど、1つだけのスキルじゃ飯が食えないんだよね。例えばプログラマーでも、プログラミングだけできればいいってわけでもなくて、インフラ系にも強くなれるよう勉強させられたり(フルスタックエンジニアってのが求められてるらしいよ、私が前の会社にいたときはね)、あとサービスを提案するみたいな営業っぽいことをやる人も多かったな。
そういうのが、野球選手にも求められるんでしょう。野球だけじゃなくて文才があって、他の業界に躊躇なく飛び込める高森なんかは模範例な感じがする。
まぁそんなことは置いといて、この記事で私が一番気になったのはですね。

「野球を辞めてからポルシェを買いに来た人は初めてだ。すごい」と現役時代から馴染みのディーラーに言われたそうだ。

確か高森が入団する当時の入団会見か何かで、高森は将来メルセデス・ベンツの表紙っを飾るのが夢だって語ってたんだよね。あと、月刊ベイスターズの新入団選手特集でも、ベンツ愛を主張していた記憶があるんだよね(元ネタの雑誌は手元にないので確認できないんだけど)
だから何で、何でポルシェなんだ!と思いました。そんなことをいまだ覚えているのは私だけか。