ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

5/28 第89回都市対抗野球・東京都第1代表決定戦 東京ガスvs鷺宮製作所【公式戦】

長い2イニングだった…
4回裏時点でのメンバーはこちら。

<先攻・東京ガス
1(一)地引
2(中)臼田
3(遊)石川
4(右)笹川
5(三)中山
6(左)山口翔
7(指)黒田
8(捕)山内
9(二)小林
(投)臼井
<後攻・鷺宮製作所
1(遊)土谷
2(二)渡辺侑
3(左)茶谷
4(指)橋本
5(一)吉濱
6(右)津久井
7(三)保戸田
8(中)酒井
9(捕)長澤
(投)長田

私が到着した時点では既に4回裏まで進んでいて、1アウト一二塁というチャンスの場面で、酒井君に打席が回ってきたところでした。酒井君は空振り三振に倒れましたが、続く長澤君がタイムリーを放ち、鷺宮が1点を先制。一塁ランナーの保戸田君が次を狙ったところを刺されてしまって3アウトとなって、この回の攻撃は終わってしまいましたが、ひとまず鷺宮が先手を取りました。
東京ガスの先発・臼井君は148kmぐらいの球をガンガン放っていたので、追加点を取るのは厳しそう。この1点でさっさと逃げ切ってしまいたいと思うところですが、東京ガスがそれを許すはずがなく。
5回表、山口君を打ち取ったところで長田君は降板。川畑君が登板します。なるほど、一発があってしかも左キラーと名高い黒田さんに左の長田君を戦わせるのはちょっと危険だもんね…と思ったら、どうも川畑君は力み気味で、黒田さんにフォアボール。山内君にヒットで続かれて、一二塁のピンチ。小林君のことを抑えたところで、西村君に交代。結局それじゃねーか、と思わざるを得ない。んで、西村君も地引君を抑えて、この回は無失点で凌ぎました。
と安心したのも束の間、6回表に石川君のソロムランを食らってしまい、同点に追いつかれる鷺宮。1点で逃げ切ろうなんて甘かったか…
臼井君は完全に立ち直って、得点どころかランナーを出せそうな気配もないし、7回から野口君が登板するも、2アウトから小林君にヒットを打たれ、地引君の打席のところでサードの保戸田君が送球エラーをやってしまい、さらには途中出場の坂井君にデッドボールを与えてしまい、2アウト満塁の大ピンチ。吐きそう。お腹痛い。しかもここで回ってきたのは、前の打席でソロムランを放っている石川君だし!しかし野口君、ここは見事に空振り三振に仕留めてピンチを脱出しました。安堵感半端ない。そりゃあベンチの皆様も3アウトの瞬間テンション爆上げになるわけですよ。

躍動感を伝えたくて無理矢理作成したGIFバージョンはこちら。

いい感じで守備を終えた直後の7回裏、サクサクと2アウトを取られてから、長澤君がライトへのヒットで出塁。しかもライトの笹川君がノーバウンドで捕球しようとするも失敗して後逸。この間に長澤君は一気に三塁まで進みました。ここで回ってきた土谷君がタイムリーツーベースを放ち、鷺宮がついに勝ち越し!

この時土谷君は走塁の際にどっか痛めたみたいだけど、試合後の表彰式には元気に顔を出していたので、大事を取ったのでしょう。まぁでも、このチャンスなんだもの、命削ってでも次取りに行きたいよね。
しかし直後の8回表、この回先頭の笹川君が、先程のやらかしを取り戻さんとばかりにショートへの内野安打で出塁。そういえば笹川君は前の打席にもショートへの内野安打を放っていたけど、西武ドームはショート界隈が深いのかね。んで、中山君は三振、山口君はフォアボールで出塁して一二塁となったところで、黒田さんに打席が回ってきてしまいました。左の野口君的には大ピンチ…でしたが、黒田さんのことは無事凡退に抑えました。が、続く山内君はショートへの内野安打を許し、満塁。ぬ、抜けなかっただけマシか。そして迎えた小林君のことは、無事凡退に抑えたのでした。おおお、よかった…こんなに守りで安堵したのは久しぶりだ。
1点をリードしたまま迎えた9回表。東京ガスの打線は地引君から始まる攻撃で、どこから一発が出てもおかしくない打順。そんなバッターたちを野口君は見事に三凡に抑え、ゲームセット。
2‐1で鷺宮製作所が勝利しました。

9回が終わるまでがこんなに長いと感じた試合は久しぶりだなぁ。
試合時間は3時間行かない程度だったし、そもそも私は途中からの参戦なので、2時間も見ていなかったはずなんだけど。

<本日の投手リレー>
東京ガス:臼井(9回)
鷺宮製作所:長田(4回・1/3)‐川畑(1/3回)‐西村(1回・1/3)‐野口(3回)

  • 写真を見て初めて気づきました

岡崎コーチ、そこにいらっしゃったんですね…あまりにも選手の皆様の中に溶け込んでて気づきませんでした。

確かこれは5回表にピンチで西村君が登板した時の写真だったと思いますが、選手と一緒に打球の行方を追うコーチに萌えるとかそういうアレは