ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

9/17 2018年度 東京都クラブ秋季大会兼第11回関東連盟クラブ選手権大会・東京都予選 全調布硬式野球倶楽部vs西多摩倶楽部【公式戦】

どこから見てもわかる・どこにいてもわかるというのは、結構大切なことだと思う。

スタメンはこちら。

<先攻・全調布硬式野球倶楽部>
1(三)五十嵐
2(遊)戸谷陸
3(捕)斎藤
4(一)仲佐
5(右)西久保
6(左)服部
7(指)唐澤
8(二)金山
9(中)山内
(投)三村
<後攻・西多摩倶楽部>
1(指)伊藤
2(二)小岩井
3(右)和田
4(遊)宮寺
5(一)佐藤大
6(右)鈴木
7(三)小村
8(捕)加納
9(中)田辺
(投)北原

序盤から点が動きまして、まず先攻の全調布がフォアボールとヒットでランナーを溜め、一二塁となって、四番の仲佐選手はサードゴロ。素早く処理すればゲッツーにできるかな、という当たりでしたが、送球が逸れてしまいオールセーフ。その後、ボークと暴投がありまして、全調布が2点を先制。
その裏の西多摩倶楽部の攻撃。1アウトから二番の小岩井選手が出塁した後、三番の和田選手の打球をセカンドがトンネル。一三塁となった後に、一塁ランナーが盗塁を決めて二三塁。四番の宮寺選手のショートゴロの間に三塁ランナーが生還して、西多摩倶楽部が1点を返します。
2回表、全調布はエラーのランナーを貰って2アウト二塁。ここで回ってきた一番の五十嵐選手の打球は外野に抜け、この間に二塁ランナーが生還を試みますが、センターの好返球があって得点ならず。私も思わず声が出たぐらい、いい返球でした。
んで、その裏の西多摩倶楽部の攻撃。鈴木選手・小村選手の連打で二三塁となった後、加納選手が犠牲フライを決めて、西多摩倶楽部が同点に追いつきます。さらに田辺選手がストフォアをゲット後、盗塁を決めて二三塁。回ってきた伊藤選手の当たりは何でもないレフトフライ…だと思ったのですが、落球(捕球体勢前の動きがちょっと怪しかったので、ボールが陽にかぶって見失っちゃったのかも)この間にランナーが二人とも生還。打った伊藤選手は三塁まで進み、小岩井選手のショートゴロの間に生還。続く和田選手もヒットで続き、すかさず盗塁を決めて、得点圏へ。四番の宮寺選手がしっかりツーベースを放って、さらに追加点。佐藤選手はストフォアをゲットし、一二塁となったところで打者一巡。再度回ってきた鈴木選手がまたもヒットを打ち、これがタイムリーとなって、この回6点目。

エラーがやたら多いのは、朝早いからだと思うよ(適当)だって試合開始、8時38分だし。
あと、西多摩倶楽部の積極的に足を使う戦法、いいですね。ここまでの3盗塁が全て得点に絡んでいる。二塁が空いていたらすかさず狙っていく感じですね。というか、あまりにも決まりすぎなので、全調布のピッチャーのモーションが完全に盗まれていたか、キャッチャーの送球力を見透かしていたのかもしれない(正直全調布のキャッチャーの送球はいまひとつだったと思う)
序盤に5点の差をつけ西多摩倶楽部。投げるほうも、先発の北原選手は2回を投げて降板しちゃったけど、2番手の青山選手もまずまずな内容。ランナーを出したりしてたけど、それでもあんまり崩れなかったのが良かったかな。
しかし、それ以上に良かったのが、全調布の2番手で登板した福原投手。


おお、アンダースローですね。いいですね。
アンダースローあるあるだけど、球が遅い。遅すぎる。スピードガンはなかったですが、80〜90kmぐらいの球を結構放ってたんじゃなかろうか。私の目があれだけ遅い球に慣れてないというのもあったと思うけど、西多摩倶楽部のバッターのスイングを見るに、遅すぎて捉えられない、という感じがしました。実際3イニング投げて、ヒットは1本も打たれてなかった。フォアボールを1個出して、そこから盗塁とか暴投とかあってピンチになったりはしたけど、崩せそうな感じがなかったな。
遅い球でも抑えることができる、というのは4年ぐらい前に佐伯さんが証明してくれてましたが、さてさて福原選手とはどういう方なのだろう、とおもって全調布のHPをググって探して、メンバー表を確認しました。更新されてないのかデータが古いようですが、5度見はしました。私の親とそんなに変わらないご年齢なのか…見ていて全くそんなことは感じなかった…私の中のレジェンド記録が塗り替わりましたわ。
そして試合が動いたのは、6回裏。全調布はこの回から福原選手に代わって落合選手が登板。しかし調子はいまひとつのようで、ヒットやらフォアボールやらでノーアウト満塁。途中から小岩井選手に代わってセカンドに就いていた田崎選手にストフォアを与えて押し出し。続く和田選手のところで、代打に小尾君が起用されます。これを観に来たと言っても過言ではない。

宮寺選手に何やら声をかけられてリラックスしていた模様。

その小尾君はライトへのツーベースを放ち、これが走者一掃のタイムリーとなりました。

打ってるところは撮り逃しましたorz
小尾君がプレーしているのを見るのは、もう数年ぶりぐらい?全然変わってなくて嬉しい。

今や大学野球はピンポイントにしか見なくなっちゃいましたが、やっぱり学生時代を知っている選手の活躍を見るのは嬉しいですね。
6回の攻撃で9点差になったので、よっぽどのことがなければコールドだろうな。最後のイニングになりそうな7回に登板したのは岡部君でした。終盤に色々ネタをぶっこんできますね…

っていうか岡部君の球が速すぎる。福原選手の球速に目が慣れてしまったせいか速すぎる。そもそも投球動作が速すぎてついて行けない。というわけで、岡部君はサクッと三凡に抑え、試合終了。ちなみに小尾君は7回からサードの守備に就いたんだけど、ライナー性の打球を好捕したのはちょっと胸が熱くなった。

11‐2で、西多摩倶楽部が7回コールド勝ちを収めました。

<本日の投手リレー>
全調布硬式野球倶楽部:三村(2回)‐福原(3回)‐落合(0/3回)‐松尾(1回)
西多摩倶楽部:北原(2回)‐青山(3回)‐山下(1回)‐岡部(1回)

  • おまけ写真

試合前。

この分け目どうしてんの?すごくない?オレ全然そういう分け目ないんだけど、的な話でもしてたんでしょうか。