ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

4/29 第70回JABA京都大会 NTT西日本vs日本新薬【公式戦】

また4時間か壊れるなぁ


スタメンはこちら。

<先攻・NTT西日本
1(左)日下部
2(三)濱田
3(二)山田
4(右)野村
5(指)景山
6(一)長田
7(中)石山
8(捕)辻本
9(遊)中井
(投)濱崎
<先攻・日本新薬
1(右)久保田
2(二)板倉
3(三)福永
4(指)中
5(一)濱田
6(中)福田
7(左)井澤
8(捕)千葉
9(遊)大崎
(投)西川

  • はじめに

日本新薬について、一昨日のJFE西日本戦のこと。
この日スタメンマスクだった千葉君ですが、第1打席でヒットを打って一塁に到達した後、ベンチに下がってしまいました。右の太もも辺りをさすりながら、足を引きずってベンチに戻っていたのと、すぐ代走に同じキャッチャーの鎌田君が起用されたことから、痛めてしまったのかもしれません。
そういうことがあったので、試合前にベンチ入りの選手をチェックしたのですが、千葉君は不在のようでした。いや、厳密にチェックしたわけではなく、普段キャッチャーをやらなそうな人がキャッチャープロテクターをつけていたのを見つけて察しただけなのですが…


ブルペンキャッチャー、1人だけじゃ足りないしね…うん…


さて、試合ですが。
日本新薬の先発・西川君は、初回に先頭の日下部君にいきなりストフォアを与え、濱田君にヒットを打たれ、山田君に犠牲フライを打たれと流れるように点を失います。
さらに2回にも先頭バッターにフォアボールを与えたり、3回表には日下部君にツーベースを打たれてからの、山田君にもツーベースを打たれまして、これがタイムリーとなり、追加点を許します。
え、こんなに調子悪いことある?ってぐらい、今日は良くなかったね。ランナー出しまくりだし、いつ交代されてもおかしくないぐらい。
一方、NTT西日本の先発・濱崎君ですが、こちらも調子が良くない。
序盤はそれでも何とか凌いでいたものの、4回裏に鎌田君にタイムリーを打たれ、さらに5回裏には板倉君と福永君に連打を打たれて一二塁となってからの、中君にタイムリーツーベースを打たれて同点に追いつかれます。

この時、ちょっと大きめのフライになる可能性があると判断されたのか、ランナーは打球が落ちてからスタートを切っていたので、同点止まりで済んだかなぁという感じです。
濱崎君はここで降板し、宅和君が登板。ノーアウト二三塁というキツい場面でしたが、濱田君は浅めのレフトフライに、福田さんと井澤君は三振に仕留めてと見事にピンチを切り抜けていました。そりゃあ叫びますわ。



好リリーフを見せた宅和君ですが、1イニングを投げ切って降板。3番手で河津君が登板します。
2アウト二塁の場面から迎えた板倉君のバットをへし折りセカンドゴロに打ち取った、と思ったらセカンドは後逸。この間にランナーが生還し、日本新薬が逆転します。


しかし、NTT西日本もまだまだ粘る。
7回表に先頭の中井君がフォアボールで出塁し、日下部君がヒットで続きます。日下部君は本日、7回までの4打席すべて出塁しています。
んで、これを濱田君がきっちり送って二三塁とし、野村君が犠牲フライを放って、再び同点となります。
ちなみに日本新薬は、まだ西川君が投げ続けていました。7回まで投げたけど、良くなる兆しが全然なかったような…よくここまで引っ張ったなぁと思います。


試合は結局9回まで決着がつかず、タイブレークとなります。
日本新薬は8回からリリーフしている岩本君、NTT西日本も、同じく8回から吉元君が登板しています。
…吉元君、すごい便利屋扱いで登板しているような気がするが…いいんだろうか。他に誰もいないようにしか見えないんだけど…
打つほうでは、NTT西日本は三番の山田君から(なんだけど即代打で梅津さんになる)、日本新薬は五番の濱田君からです。
今回のタイブレークは点の取り合いになりまして、まず10回表にNTT西日本が景山君のタイムリーで1点を取れば、日本新薬は代打の正木君の犠牲フライですぐに同点に追いつき、11回表にNTT西日本が中井君の2点タイムリーで点を取れば、日本新薬は久保田君の犠牲フライと、板倉君のタイムリーツーベースで同点に追いつきます。

この板倉君の当たりは、私の近くにいたニチダイの皆様が俄かに湧くほどラインぎりぎりに落ちるような当たりでした。っていうかまだ第1試合なのに、もう第3試合のチームの方々が待機してるってのがね…
しかし、点の取り合いも12回でおしまい。
まずNTT西日本が野村君のタイムリーで2点を奪い、先手を取ります。NTT西日本はあともう1点取ってたみたいなんだけど、これが満塁の時、日本新薬バッテリーが球をこぼしている隙にランナーが動きまして、三塁ランナーではなく、二塁ランナーを刺してアウトにするというプレーがありました。日本新薬はホームに突入する三塁ランナーを相手にしていなかったので、三塁ランナーはホームに還ったんだと思いますが、これって得点が認められるのかな?他に3点目が入るような場面に心当たりがないので…
これに対して日本新薬は、代打の大畑君の犠牲フライの1点しか取ることができず、これにて試合終了。
日本新薬も頑張って点を取って追いついてはいたものの、やっぱり吉元君が相手ではなかなか綺麗なヒットが打てず、崩しきれなかったかなぁと思います。NTT西日本が吉元君に頼るのも道理でですわ。
というわけで、9‐7でNTT西日本が勝利しました。


4時間オーバーか…やばいな。
さすがに疲れてしまったのと、午後は天気が悪いと聞いていましたので、1試合のみで退散しました。せめて天気が良ければ、皇子山に行こうと考えていたのですが…

<本日の投手リレー>
NTT西日本:濱崎(4回・0/3)‐宅和(1回)‐河津(2回)‐吉元(5回)
日本新薬:西川(7回)‐斉藤(1回)‐岩本(3回・1/3)‐山上(2/3回)

  • 今日の試合で俺もうわかった。断言するわ。

タイブレークは1アウト満塁形式のほうが早く終わる可能性が高い。気がする。
あとね、ノーアウト一二塁だと、だいたい先頭バッターはバントする的な戦略を取ってくるので、やることが大体決まっちゃうよなーと思います
まぁ私もノーアウト一二塁だけどどうする?ってなったら、無難にバントを選ぶと思うけどね…