ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

JABA公式大会ガイドラインを読んでた

www.jaba.or.jp
リンク先にからダウンロードできるPDFで読めるんですが…観客向けの感染予防策について。

②入場時に「JABA公式大会ご来場者情報(要件:指名、連絡先、座席位置)を記入し、提出してもらう。

って書いてあるんですが、ほぼほぼ全席自由な社会人野球で座席位置を記入するって難しくない?と思ったのですが、後のページを見たら、ネット裏・一塁側・三塁側という、かなりざっくりした感じのようだったので、よかったです。球場によっては、座席番号書いてないところもあるからね………動き回って写真撮る系の方には厳しいかもしれないけど、このご時世だから仕方ないよね。


ところで、「観戦について」の項には

②7月10日~
原則、有観客試合とする。
ただし、当該球場を運営している自治体等が認めない場合は無観客試合とする。尚、その際、収容人数の上限の考え方については、当該自治体が定めている「イベント開催制限の段階的緩和の目安」に従う。

と書かれているのですが、「イベント開催制限の段階的緩和の目安」ってニュースで見聞きしたような気もするけど、具体的にどんなんなんやろ?資料の末のほうにガイドラインは記載されてるけど。
というわけで、福島県を例に自治体の定めるところを軽く調べてみました。
何故福島かと言うと、馴染みのある土地だからです。それだけ。別に二次予選に行けるのか気になって調べたから書いとくとかそういうわけではありません。


www.pref.fukushima.lg.jp
福島県の場合は、ホームページには上記のようなページがありまして、逐一更新されているようです。私は今初めてアクセスして見たけど。
で、最新の資料(PDF)を見てみると、以下のような記載があります

(3)イベント等に関する協力依頼
ア 屋内、屋外ともに5,000人以下の参加人数とすること。
イ 「業種別ガイドライン」に基づき、基本的な感染防止策を徹底すること。
ウ イベントの主催者等は、参加者の名簿を作成して連絡先等を把握しておくこと。また、参加者に接触確認アプリの活用を促すこと。
エ 入場時等に検温を実施し、発熱等の症状がある者はイベントの参加を控えてもらうようにすること。その際の払い戻し措置等を規定しておくこと。
オ 全国的な移動を伴うイベントまたはイベント参加者が1,000人を超えるようなイベントの開催を予定する場合には、施設管理者またはイベント主催者は、開催要件等について県に事前相談すること。

イベント主催者向けの内容な気がしますが、参加者サイドとして知っておいてもよい情報でしょう。
福島県としては、5000人までならおk、そもそも1000人以上の規模になりそうなイベントをしたかったら、事前に連絡ちょうだいね、ってことみたいです。なるほどね。


ちなみに、調べてる途中でたまたま見つけたんですが、福島県いわき市のホームページによると、いわき市は以下のような感じでガイドラインを定めているようです。
www.city.iwaki.lg.jp
「8月1日を目途」に「感染状況を見つつ」ということで、なんていうか高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応する感がありますが……人数の上限は設けないけど、屋内の場合はハコの収容率50%まで許容するよ、ということみたいです。この、人数上限と収容率の関係はAND条件のようなので、もし現在人数制限が解除されていなかったら、屋内イベントの場合はハコの収容率50%かつ5000人までね、ということになるのかな。今のところいわきには用事ないけど…




とまぁこんな感じで都道府県・市区町村レベルで情報を出しているみたいなので、気になる場合は観戦地の行政のホームページでも見てチェックするのがよさそうですね。
私が調べた福島県は割とゆるめだと思うのですが、自治体によっては厳しくしているところもあるかもしれません。
最近のJABAは更新を頑張っているようだけど、リアルタイムで無観客か、有観客かを教えてくれるかはわかりません。JABA的には基本的には客を入れろよ、とはなってるけど、自治体に逆らうようなことは絶対にしないだろうし。


多分、こういう規則って万単位の人間を動かす大規模なイベントを想定していると思うのですが……そういう意味では、社会人野球に関しては有観客・無観客の情報が重要で、収容人数云々はあまり気にしなくていいのかな。それだけの人数を動員するのは都市対抗本選か、二次予選ぐらいだと思います。
関東地区は勿論ですが、聞いた話では東海地区の二次予選もかなりの人の入りがあるらしいとのことで、やっぱり各地で気を付けたほうがいいかもしれません。