ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

4/10 首都大学野球1部春季リーグ・第1週 日本体育大学vs東海大学【リモート観戦】

もう皆リモートで見てるだろうし、こんなんやらんでもいいだろという気持ちはまぁあるのですが、やっぱスコアを付けながら見て、記事にまとめるのは習慣なので、しばらく続けていこうかなと思います。
これまで現地で観に行きながらやってるのもそういう意味があるんだけど、スコアを書きながら・アウトプットしながらのほうが記憶に残るからね……ボーっと見てるだけだとあまり試合内容を覚えられないもので。


で、昨日の記事でも書いた通りUNIVASで首都の中継が観れるようになったのですが……東都1部の感じから、実況ってUNIVASのスタッフ的な学生が担当するものかと思っていましたが、本日の実況担当が筑波大と聞いて、謎の安心感を覚えたのは私だけではないはずです。しかもこの試合は、東海大日体大からも解説者が参戦してくれました!やったね!っていうか各カードで各チームから解説をアサインしてくれていたようです、首都もやりますねぇ!
ちなみに実況担当は昨年引き続き掛布君でしたが、掛布君はあれですよね、れっきとした筑波大の学生コーチなんですよね………学生コーチって色々やるんですね(適当なまとめ)


スタメンはこちら。

<先攻・日本体育大学
1(中)本間
2(遊)三野原
3(投)矢澤
4(右)堀口
5(左)細田
6(一)猪原
7(三)稲本
8(二)小儀
9(捕)高橋建
<後攻・東海大学
1(遊)小松
2(二)鯨井
3(一)小玉
4(右)齋藤健
5(中)竹内
6(左)高田
7(指)半情
8(捕)亀田
9(三)吉田元
(投)斎藤礼

>3(投)矢澤
これ見てもだんだん何も思わなくなってきました(感覚麻痺)


試合は3回表、日体大が先制。この回先頭の小儀君がフォアボールで出塁し、高橋君がバント。本間君は凡退してしまいましたが、2アウトから三野原君がタイムリーを打って1点を先制。先頭バッターを出すとヤバいとはよく言ったもんですが、本当にそうですね。
しかし東海大の先発・斎藤君は先制点を取られちゃったし、そのきっかけも、前述の流れだけ見るとあまりよくない風に見えるかもしれませんが、全体的に見るとかなり良い。コントロールがかなり安定しているので、基本的に大崩れすることはないし、ピンチになってもあまり動じない。というか、そもそもこの試合ピンチというピンチはほとんどなかったです。って考えると、日体大視点では、3回はチャンスが少ない中で貰ったフォアボールをしっかり点に繋げられたのがよかったんじゃないかなぁという気もします。
一方、日体大の先発は矢澤君。これは完全に大谷路線を目指してますね…
いやまぁそれは別に構わないのですが、この試合は3回を投げ終えて既に4ほあ。といっても、コントロールがてんでダメなわけではなく、入れようと狙っているコースがあるんだけどうまく入らない→ほあ、ってのが多かった気がします。解説を聞いてても思いましたが、何か矢澤君なりにこの試合テーマを持ってやってたんじゃないですかね。最終的にはランナーを出した後もしっかり三振を取ったり、まさに注文通りなゲッツーを取ったりしていたので、ゼロに抑えたしよかろうと。ただ、そのフォアボールの出し方が3連続ボールでほあとか、4連続ボールでほあとかいうのばかりで、個人的にはうーんって感じですけどね。結局この試合で矢澤君が出したフォアボールは一切得点に絡まなかったので、点を取られなければどうってことはないのかもしれないけどね。


そんな感じで試合が進んで6回裏の東海大の攻撃。この回先頭の吉田君が、遊撃手がファンブルした隙に出塁。ちょっとボテボテめな当たりだったので難しかったのかなと思いましたが、実況・解説のリアクションはそういう感じではなかったので、ちゃんとやればアウトにできる打球だったのかもしれません。
んで、次の小松君がヒットで続いて一二塁。そして鯨井君はバント。この時矢澤君がバント処理をしたんだけど、ちょっと足を滑らせてバランスを崩していましたが、ちゃんとバッターランナーをアウトにできていました。特に怪我もなかったようだし、よかったよかった。
で、1アウト二三塁となったところで、回ってきた小玉君が初球を一閃、外野への鋭いヒットで、これでランナーが一気に2人還って東海大が逆転します。
前半の攻撃の感じを見てると、東海大の打線が随分大人しくて、矢澤君にいいようにやられているように見えましたが、やっぱりミスとかで隙を見せてしまった時の東海大は脅威ですね。
尚も1アウト一塁でしたが、齋藤君の打席でカウント2‐2から足で仕掛ける東海大。しかしこれを、キャッチャーの高橋君が肩でアウトに。さらにバッターも三振で、後続を断ちました。
いやー高橋君の盗塁阻止、いいですね。6回裏のこの場面もそうなんですが、実は1回裏に矢澤君が先頭バッターをストフォアで出塁させてしまっていたのです。それを見た時、正直私は「今日はダメじゃねーのか」と思ったのですが、このランナーを高橋君が肩で刺殺。まぁまだバッター2人しか相手にしてなかったのでアレですが、高橋君のプレーのおかげで矢澤君は大分持ち直したんじゃないかな、と思います。日体大は馬場君、小口君と続いていいキャッチャーが続々と出てきますやね。
ちなみに高橋君は、チームに高橋姓が複数人いるので3文字表記ですが、フルネームは高橋建心というそうです。まぁね、3文字表記だと、昔カープで活躍した左腕を思い出しますね。はてなのキーワードでもリンクしちゃうしね。ところで何となく開いたはてなキーワードで、建さんがもうとっくに50過ぎてると知って、なんか衝撃を受けました…


なんとか追いつきたい日体大ですが、終盤も続投の斎藤君は全く崩れず。エラーだったり、フォアボールをもぎ取ったりしてチャンスはあったのですが、なかなか後続が続かなかったね。
そうそう、日体大の打線は斎藤君から結構ファールを打ってて球数を投げさせていたと思うのですが、それでも崩れなかったね。逆に矢澤君は、東海大の打線にあんまりファールを打たれてなかった。ファールどころか空振りだったり、三振も多かったような。早打ちも結構多かったのもあるんだろうけど、だからなのか、出したフォアボールの割に矢澤君は斎藤君より球数が少なく、テンポも悪い感じがしなかったのかも。ヒットも、7回を投げ切って3本しか打たれなかったんだよね。


というわけで、2‐1で東海大が勝利しました。なかなかレベルの高い試合だったんじゃないかなぁ。

<本日の投手リレー>
日本体育大学:矢澤(7回)‐伊藤敦(1回)
東海大学:斎藤礼(9回)


  • 本日の発見

これは俄然、日体大の伊藤君っすね!
オーバースローの本格派ピッチャーが多めな日体大には珍しく、サイド~アンダースローなピッチャーです。
この変則フォームというだけでも、かなりBladeCatcherのフェティシズムに刺さるのですが、何よりそう!彼は帽子飛ばす系男子なのです!変則且つ帽子飛ばす系男子は私のデータの中にありませんでしたので、伊藤君を見た時はそりゃあもうディスプレイの前で興奮しておりましたとも。もし現地にいたら大はしゃぎで写真撮りまくってましたね…
…こんなことばかり書いているとBladeCatcherはアホなのではないかと思われるので(もう思われてる)ちゃんとしたことも書きますが、矢澤君の後を受けて、しっかりバッターを3人で抑えていました。こういうのはね、まだまだ分からない試合展開の中で反撃フラグを立てる1つの条件になると思いますので大事ですやね。
伊藤君は現在4年生とのことなので、やはりこれから先長く見れるかどうかを気にしてしまいますね。
あとさー、伊藤君も3文字表記だからアレなんですが、名前の漢字とかフォームの感じとか安定感とか、何となく昔阪神にいた伊藤敦規を思い出しますね。ちなみに伊藤君の下の名前は敦紀(あつき)なので、より色々思い起こさせる何かがありますね。きっとそんなことを考えているのは、ネットの世界広しと言えども私だけでしょうがね…