ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

5/2 首都大学野球1部春季リーグ・第3週 東海大学vs帝京大学【リモート観戦】

時代の終焉を感じる。


スタメンはこちら。

<先攻・東海大学
1(遊)小松
2(二)鯨井
3(右)齋藤健
4(一)小玉
5(左)高田誠
6(中)竹内
7(指)半情
8(捕)亀田
9(三)吉田元
(投)斎藤礼
<後攻・帝京大学
1(中)草野
2(二)宮川
3(右)光本
4(一)岡野龍
5(指)中里
6(捕)大友
7(遊)佐久間
8(三)柴田
9(左)藤井
(投)岡野佑

東海大の先発・斎藤君は開幕戦こそ素晴らしかったですが、前週の武蔵大戦ではイマイチでした。
再度先発に戻って完全復活したいところでしたが、なんかねー全体的にビミョーなんですよねぇ。ストライクゾーンから外れちゃうことが多く、余計なボール球が多い。で、フォアボールも多々。だからテンポもあまりよくなかったかな。
4回裏、この回先頭の岡野君にフォアボールを与え、中里君はバント。大友君にもフォアボールを与えてしまい、一二塁。佐久間君は三振に仕留めて2アウトまで行きますが、柴田君にタイムリーを打たれて、先制点を許しちゃいます。
イマイチながらなんとか1失点で投げ続けていましたが、7回裏、バントを挟みつつ佐久間君と藤井君にヒットを打たれ、一三塁。ここで回ってきた草野君は、きっちりと犠牲フライを打ち上げて、帝京大が追加点をあげます。犠牲フライを打たれてしまうのは最小限の被害としても、終盤に点を取られるのはちょっと痛い……と思ったら、宮川君には1ストライクを取ってから4連続ボールでフォアボール。さすがにもう無理ということで、ここで斎藤君は交代。後続は高杉君がしっかり抑えていましたが……昨日中止になって、今週分はもう今日しかないとはいえ、高杉君が随分と便利屋さん風に扱われているのが、ちょっと気になる。
あと、今日の試合で直接点に絡んではいないので、どうということはないのかもしれないけど、今日の試合結構簡単に盗塁を決められていたのが気になりますね。斎藤君も、高杉君もそう。両者に何か隙があるのか、はたまた東海大の捕手陣の肩がイマイチなのか……3回あった盗塁の機会を見る限り、後者なのではないかという気持ちが強いけどね。今季は各チームかなり足を使った戦略を用いている気がするので、このままではまずいかもしれないよ。


とはいえ、投手陣はイマイチながらも2失点で踏ん張ったので、打線が頑張りたいところですが、帝京大の先発・岡野君を崩しきれず。正直岡野君もそんなに良かったわけではないし、実は全イニングランナーを出していたんですよね。しかも中にはエラーでもらったチャンスが、それも3回あった。でも、だいたいゲッツーで潰しちゃうか、すぐに三振しちゃうかのどれかでフイにしてしまって、非常に勿体ないというか、そんなに点取れない!?となってしまうというか……特にエラーのチャンスについては、そういう相手のミスからのチャンスは逃さないというのが東海大のイメージとして非常に強いので、どうしちゃったのって感じ。拙攻はどこのチームでもよくあることですが、貰ったチャンスをモノにできないようでは……どの打順の誰がブレーキでしたとかだったらともかく、全体的にそういう感じなので。東海大ももっとこう、生まれ変わらなければいけないというか、今のままではかつてのような首都の王様として在ることはもう無理だと思うよ。もう何年も前から知っていることだとは思いますが、他校もかなりレベルが上がっているので…
というわけで、2‐0で帝京大が勝利しました。

<本日の投手リレー>
東海大学:斎藤礼(6回・2/3)‐高杉(1回・1/3)
帝京大学:岡野佑(8回)‐粂(1回)


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www.sponichi.co.jp
えっ、調子よかったんだ……ランナー出しまくりだったとはいえ(でも3つあったエラーは全て岡野君の罪ではないからな)、だからこそそれでも抑えられたんだろうな。あと、エラーでそんなに動じないとも言えるのか。
最近あちこちで帝京大出の投手が活躍してたり、注目されてたりしますからね。どこか目を付けてくれるといいね…