ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

きょうのおりんぴっく

仕事終わらなかったので、ながら見でしたが……長い試合だった……野球の米国‐日本戦。
アメリカではタイブレークみたいな制度はないんですかね。と思ったけど、ちょっとググったらMLBで導入してるみたいですね。
にしても随分攻撃が淡々としていたような……日本の、あの状況でとりあえずバントみたいなのはアマチュアでよく見るので、セオリーなんだろうなぁと思ったのですが、アメリカはそういうのはないのか、或いは慣れてないのかな、と思っただけです。日本のプロもタイブレークなんてほとんどしないと思うけどね…


いや、私はそれよりも語りたいことがあるんだ。
えっとね、3回裏の日本の2点目をあげた、柳田の内野安打に対するアレンの反応がとても良かったと思うのですよ。動き的に逆を突かれたように見えましたが、その後の反応がめちゃくちゃ早くてすぐ捕球。結果は内野安打とはいえ、普通だったら外野へ抜けてそうな当たりでしたが、あれはすごい。あの動きは完全に俺の好きなやつ!
まぁその、柳田の打球も当たった瞬間はボテったように見えたけど、なんかおかしい打球だったような気がします…カメラ越しとはいえ打球が速いというか、軌道が普通じゃない感じというか……仕事しながら見てたから幻覚だったのかな。もしくは、あれが所謂ギータというやつなのですか…
しかしまぁ、そのアレンがマニキを打つたぁ思いませんでしたね。全く合ってないスイングが多かったし、そらマニキだもんなー簡単に捉えられんよなーとは思いましたが……いやはや。
あの時は日本が劣勢だったので、本当は」悔しがるべきなんでしょうが……でもね、二塁でベンチに向かってポーズするアレンはホンマに可愛くてね、今度はMLBも頑張って見ようとか、そのために英語の勉強しようとか、ちょっと頭よぎってますね(ちょろい日本人)
あと、5回裏の菊池の内野安打も、抜けそうな当たりをよくぞ止めたってな当たりでしたね。日本語実況・解説共に日本人だったのであれを誰も褒めてくれませんでしたが(ランナー三塁だったし一人しかいなかったし、そこまで価値が大きくないプレーだったかもしれないけど)私が普通に観戦してああいうプレーに出くわしていたら、間違いなく絶賛しているやつですね。
…当ブログをご覧の皆様はお察しかもしれませんが、私は普段あんまり特定のチームを贔屓することはしなくて、誰であれ気に入った選手を褒めちぎっていくスタイルなので、こういう自分のお国が関わる試合になると、少々後ろめたいような微妙な気持ちもあったりします。こんな気持ちにならんと、敵でも良いプレーをした選手は褒めたいし、もっと見たいねん…


あ、そう言えば朝こんな記事を読みました。
www.nikkansports.com
これを読んで、カサスってそんなに良いんだ……と思ったけど、先日の韓国戦と今日の日本戦とで、如何に凄いかよくわかったぜ。
んで、

さらに心憎い存在なのが、ニック・アレン内野手(22=アスレチックス2A)です。攻撃的イメージの強い米国代表ですが、伝統的に守備力を重視しており、内野の要となる遊撃には必ず名手を招集しています。同様に、まるで魔法使いのような曲芸的フィールディングから「マジックマン」の異名を取る名手を抜てきしました。打順は下位ですが韓国戦ではソロ本塁打を放っており、守備の人と侮ると危険です。

ああ、やっぱりそうなんだ。
個人的にアメリカの野手は「パワー!!」ってなイメージなので(どんなイメージだ)、アレンはそれと比べるとちょっと毛色が違うなぁというか、職人っぽくて、どっちかというと日本によくいそうなタイプの選手だなぁというのが、初めの印象だったのですが、アメリカにもそういう選手に価値があるっていう感覚があって、よかったです(意味不明)
あー、次もアメリカ戦忘れずに見よ。