ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

きょうのぷろやきうかんせん

今日の解説はつば九郎評論家の真中満さんでした。ツンの激しいデレやな。


それはさておき、雄平の引退セレモニー諸々を見た。このチームはあったけぇな。あと田口とイチャイチャする奥川君(だと思う)もっと映してほしかった。
ライトのポジションに就かせるとか、かつおくんにリリーフ登板させるとか、色々ずるい試合だったな。ちょっと涙ぐんでしまった。
にしても……自分は東北高校から入団したばかりの高井雄平君の頃のニュースの映像とかも見ていたので(当時東北住まいだったしどうしても気になったやね)、懐かしいなぁという気持ちと、あの少年はああやって、19年の時を経て精悍な壮年になるのか、としみじみしたものがありました。
マチュアだと、そんなに長く少年の成長の過程って見れないよな、と。まぁ社会人野球で見かける時はもう既に少年ではないんでないかというアレはさておき、30歳ぐらいまで見届けられたらラッキーなのかな、と思っています。もしかしたらその後、少し時間を置いて、また年齢が刻まれた姿を見れるかもしれないということもあるかもしれませんが。この記事において、絶対老けたという表現は使わんぞ…
私は野球ばっかり見ているからアレですが、スポーツを見るというのは、その競技そのものを楽しむことと同時に、何て言いますか……スポーツというフィルターを通して他人の人生を覗き見るというか、そういう意味合いもあるのではないか、と最近思います。自分の人生がつまらないからさ、誰が何処に進学するのか、どこに就職するのかと騒ぎ、やきもきし、その成功と失敗を見て、他人の人生なのにああでもないこうでもない、ああだったらと考える。自分の人生がもっと充実していたら、こんなに他人を観察し勝手な妄想を膨らませるようなことはしていないと思います。きっと私は羨ましいんだな、何故かわからないけど、とりわけスポーツをしている人が。私には何もないからね。


ところで、あんな感じでまだ全然できるじゃん、って姿を見せて惜しまれながら引退するのがいいのか、松坂みたいに全盛期に程遠いボロボロになった姿を見せて、ファンにもういい休めっ…!っていう気持ちにさせて引退するのがいいのか。
私は自分の中の「格好いい選手像」を壊したくないから圧倒的に前者派なんだけど、人の生き様とはと考えると、どちらが良いとかどちらが悪いとか、そういう評価をするものではないなって気がします。