ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

11/14 首都大学野球秋季1部‐2部入替戦 獨協大学vs筑波大学【リモート観戦】

「ここサーティーワン球場でしたっけ?」
サーティーフォーですね」
いつか誰かがやるであろうと思っていたボケがかまされました。


スタメンはこちら。

<先攻・獨協大学
1(二)中里
2(中)木村大
3(三)河原井
4(指)平川
5(右)小泉勇
6(一)稲取
7(左)石川祐
8(捕)藤井
9(遊)伊藤
(投)熊谷
<後攻・筑波大学
1(中)石毛
2(左)伊藤
3(右)清水
4(一)濱内
5(指)星野
6(二)片岡
7(三)生島
8(遊)小川
9(捕)西浦
(投)吉本

獨協大の面々は昨日と変わらず、筑波は昨日代打で結果を出した濱内君が即スタメン四番。っていうか筑波大の日替わり打線…書く時にコピペできないから毎回ほぼ1から書くのがアレでね…
筑波大の先発は、まさかの吉本君。昨日の借りを早速返しに来たというか。
立ち上がりは難なく三凡に抑えて快調。5回まで散発で2安打しか打たれず、無四球。文句なしのナイスピッチングだったのではないかと。ただ、5回表に小泉君にヒットを打たれていたのですが、これがファールで粘られてから打たれたヒットだったので、なんとなく昨日の9回の投球を思い出しました。あれもファールで粘られてから打たれていたので、今更だけど弱点っぽいように見受けられました。
一方、獨協大の先発・稲荷田君。リーグ戦でも先発したりしてそこそこ投げてるみたいですね。1回裏だけ帰宅中だったのでちゃんと見れていないのですが、公式のスコアを見る感じ、立ち上がりはヒットを1本打たれたりして、少なくとも2人はランナーを出していたように見えましたが、何とか凌いだ模様。その後もランナーを出すけど最終的に無失点みたいなピッチングが多かったかな。筑波大は2回・4回と先頭バッターを出す→バント、という戦法を使っていたけど、いずれも点に結びつかなくてなんかアレですね…4回には2アウトながらランナー三塁まで行ったというのもあって、代打を起用してまで勝負をかけていましたが、結局不発に終わっていました。うーん、バントでそれなりに堅実にいっているんだと思うんだけども。
ってなわけで、前半は投手戦でしたが、テンポと安定感は吉本君のほうが上だったように思えます。筑波大は得点には結びついていないけど毎回ランナーを出していたし、筑波大にいける感があったのではないでしょうか。


6回表。筑波大は吉本君が続投中。1アウトから中里君がヒットで出塁。木村君は三振に倒れますが、盗塁を決めて、得点圏にランナーを進めます。ここで河原井君がライトへヒットを放ち……カメラ越しではあんまりよくわからなかったけど、これで中里君が一気に本塁まで突入するも、ライトからの好返球があって、本塁タッチアウトになったっぽい?何にしても、筑波大は大ピンチを好守で切り抜けることができました。
吉本君は6回を投げきって降板。7回からは昨日に続いて北爪君がリリーフ登板。ヒットを打たれはしたものの、危なげなく切り抜けていました。思えば北爪君は今年の春から見ているけど、最初はちょっと危なっかしい感じのピッチャーだった印象ですが、1年を通して頼れるリリーバーに成長したというか……もうね、北爪君なら大丈夫だねって安心できるような存在になったんじゃないですかね。
で、吉本君→北爪君と投手が良い流れを守り、6回に好守もあったところで、7回裏。獨協大は5回途中から稲荷田君から野口君に継投して、野口君は回を跨いで続投中でした。筑波大はこの回途中出場の坂口君がフォアボールを選んで出塁。さらにバッテリーミスがあって、ランナー二塁。西浦君はバントを仕掛けたんだと思いますが、三塁手の送球がイマイチだったようで、一塁はセーフ。その間に坂口君が生還し、筑波大が待望の先制点を上げます。さらにその後フォアボールとか色々あって、2アウト二三塁としますが、野口君に代わって登板した庭田君が踏ん張りまして、獨協大は1失点に抑えました。
8回裏、筑波大はこの回先頭の星野君がストフォアで出塁。片岡君は三振に倒れますが、ここで代打起用された仲井君がダメ押しとばかりに2ランを放ち、獨協大を突き放します。
いやー…仲井君には大変失礼なんですが、ここで打つとは思わなくて……シーズン中も代打だったり、時々スタメン起用されているのを見かけましたが、あんまりヒット打つとか、出塁してるってイメージがなくてですね……ここで、本日解説に回っていた掛布君が「春のリーグ戦で健志台球場で放った当たりを思い出しました」みたいなことを仰っていまして、おかげで思い出しました。そうですね、春に打ってましたね。
bladecatcher.hatenadiary.jp
そうね…筑波が思いっきり劣勢の時に放った当たりだったし結局試合も負けたから、一言で済ませっちゃってましたね……そりゃあ記憶に残せていないわけですね…
でも確かに、春の時のホームランもライト方向の当たりで、今日のホームランと似たような弾道でしたね。


獨協大は少ないチャンスをなかなかものにできなかった上、9回に筑波大が西舘君を投入してきたので、一応ヒットを打って一矢報いようとした感はありましたが、ちょっときつかったかなぁ。西舘君みたいな球強いピッチャーが抑え的な感じで出てくると厳しいね。
あと結局、筑波大は今日の試合ランナーを出さなかったイニングが1つもなかったですね。昨日と同じ投手戦ではあったんだろうけど(ランナーを出すけど点が取れないみたいな試合を投手戦というのは違うだろうと思うんだけど)、筑波大はフォアボールでランナーを貰うことも多くて、そこが昨日とはちょっと違うというか、ヒットを打って打開しなければならないという状況ではなかったというのが、大きかったのかな。逆にその点では、獨協大には昨日ほどの余裕はなかったかもなぁ。
というわけで、3‐0で筑波大が勝利しました。

<本日の投手リレー>
獨協大学:稲荷田(4回・2/3)‐野口(1回・1/3)‐庭田(1回・1/3)‐林(2/3回)
筑波大学:吉本(6回)‐北爪(2回)‐西舘(1回)

なので、入替戦は明日の第3戦に突入したわけですが、明日は会社に出社しないといけないので見れません……公式の速報で見守るとしよう。

  • お世話になりました

筑波大が中継を担当する際の実況でお馴染みの(?)掛布君が今日は解説に回っていました。ちなみに今日の実況担当の山辺君は1年生のようですが、後継者を育成してるんですかね?
掛布君の実況には、去年から始まった首都の中継において非常にお世話になりました。数々の迷言名言は多少このブログでも使わせていただいております。それにしても、筑波大野球部同じ美容室に通っている選手トークは、あまりにも内輪ネタすぎて…あれ大丈夫だったんでしょうか。(多分)初めてこの中継に参加する獨協大さんサイド困惑だったんじゃないですかね……いや笑ったし、獨協大さんサイドも途中でこのノリを把握してくれたようでしたがwああいうゆるさを含めて首都の中継のノリは大好きなんよねー。普段のDAZNの中継でもゆるいトークを聞きたいから、すぐベイス戦とかヤクルト戦とか見ちゃう。あとガンちゃん解説回の日ハム戦もゆるめですね(個人的偏見)
日体大側の中継陣の皆様にもお世話になったけど、掛布君含め何人か今年で卒業してしまうんよな……現地で見れない分を中継で楽しませてもらっていたので、寂しくあります。本当にありがとうございます。
来年の中継も楽しみだけど、来年はいつものように何の制限もなく球場で野球が見れると信じているので、なかなかこう、悩ましいところではあるね。

本日の入替戦に全く関係ないですが、思い出したことがあるので。
先日このニュースを見て、衝撃を受けたんですよ。高校野球に詳しい人なら「知ってた」って感じかもしれませんが、私は全く詳しくないので…
www.hb-nippon.com
小松君が主将になるのに衝撃を受け、高校時代に主将だったことにさらに衝撃を受けました…
今季は怪我で出られなかったようなので、さすがに来年春にはもうグラウンドに戻ってるだろうなと思っていましたが……これはもう二度と解説席に戻ってこないやつですね……小松君の東海大愛溢れる東海大らしからぬクッソゆるいトークが好きだったので………何となく、東海大っておカタいイメージがあるんですよ。
来年、球場で普通に観戦できるようになったら、もっと真面目に小松君を見ようと思います。