ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

5/10 第52回JABA東北大会 バイタルネットvsJR東日本東北【公式戦】

遠征4日目ですが、ここに書くネタが尽きましたので、仙台駅の改札内にこんなポスターが貼ってあったよってのをうpしようと思います。

私が在学していた頃はこんな感じのポスターなどなかったはず…!
今、各地域の大学のリーグはこんな感じで宣伝に熱を入れてるんですかね。こういう風にポスター作って宣伝してるのって、東京六大学関西学生野球連盟のイメージしかなくてですね(実際に見たことあったのがこの2連盟だけだからなんだけど)


スタメンはこちら。

<先攻・バイタルネット
1(中)吉浦
2(一)大橋
3(左)嘉瀬
4(捕)梅田
5(指)新井
6(右)小川
7(三)池田
8(遊)津田
9(二)河野
(投)松田賢
<後攻・JR東日本東北>
1(二)菅野
2(指)大保
3(左)丸山
4(一)大西
5(捕)薗部
6(中)安西
7(三)夷塚
8(遊)小山
9(右)金沢
(投)竹本

初回からJR東日本東北の打線が絶好調。まず先頭の菅野君がヒットで出塁すると、大保君バント。ランナーを二塁に置いた場面での丸山君の一振りは、弾丸ライナーでスタンドインする2ランホームラン。早速JR東日本東北が先制します。
丸山君が打ったので、いつもの。


君ら楽しそうやね。
続いて大西君はフォアボール、薗部君はヒットで一二塁。ここで安西君が放った打球は、三塁手のグラブを掠めつつレフトへ抜けるヒット。これで二塁ランナーが還り、JR東日本東北が3点目をゲット。
さらに2回裏は、先頭の小山君すないぽからの、金沢君の2ランで追撃。得点は2イニングで5点だけど、これ以上取ってもおかしくないぐらいの勢いがありましたね。
そんなJR東日本東北の先発は竹本君。なんか今日はやたら沢山ヒットを打たれていたような。3回裏は三凡にできたけど、それ以外のイニングは2本以上ヒットを打たれてる感じ。失点は4回表の津田君のタイムリーと、5回表の梅田君のタイムリーだけでしたが、もっと点を取られていても不思議じゃない…というか、何だかんだで2失点のみに抑えるのはさすがってことなのか。しかしさすがに5回にして被安打10はちょっと打たれすぎなような。ということで、梅田君にタイムリーを打たれて2点目を失って、尚も1アウトランナー一二塁の場面になったところで、竹本君は降板。津高君に交代します。津高君は一切のランナーを許さず、5回を無事切り抜けたのでした。


JR東日本東北は5回裏に夷塚君のタイムリーで1点を追加しますが、なんか点差の割にそんなに余裕がなかったような。というのは、バイタルネットの打線の勢いがあったからでしょう……一昨日のトヨタ自動車東日本戦といい、もしかしてバイタルネットは私が知らない間に打ちまくるチームに進化していたんだろうか。
6回表は三凡に終わってしまいましたが、7回表。津高君がまだ投げ続けていて3イニング目に突入したところですね。この回先頭の吉浦君にフォアボールを与えると、二盗を決められつつ、大橋君にもフォアボール。嘉瀬君の当たりはピッチャー正面のゴロでゲッツーを狙いますが、アウトにできたのは二塁だけで、1アウト一三塁。ここで本日3安打を放っている梅田君に打席が回ってきまして、梅田君は見事に外野へはじき返し、これがタイムリーとなってランナーが一人還ります。梅田君はトヨタ自動車東日本戦でも3安打放っているんですよね。これもう今どのチームも喉から手が出るほど欲しい打てるキャッチャーじゃん。
さらに8回表。JR東日本東北のピッチャーは櫻糀君が登板しています。その櫻糀君から先頭の池田君がヒットを放ち、津田君はバント。このバントがかなり絶妙で、三塁線を切るかもしれない的な転がり方をしていたので、ちょっと捕球の判断が遅れたかな。で、オールセーフとなったところで、河野君がバントを決めて、1アウト二三塁。吉浦君の打球はセカンドゴロでしたが、本塁への送球を諦めて素直にバッターランナーをアウトにしたので、バイタルネットはもう1点を返し、2点差まで詰め寄ります。
バイタルネットは先発の松田君を2回で諦めて以降、細かい継投で繋いできていました。5回に1点は失いましたけど結構頑張っていまして、特に沖垣君の8回裏のピッチングは3者三振でしたから、もう凄かったですね。勝ちそうな流れを感じましたね。
そんで9回表。JR東日本東北は工藤君が登板。その工藤君から、先頭の嘉瀬君がツーベースを放ち出塁すると、梅田君が外野の頭を超える大きな当たりで続いて、これで嘉瀬君が還りバイタルネットが1点を返し、ついに1点差に詰め寄ります。


梅田君本日5打数5安打でヤバいですね。だから、この日分のメモリーカード内にはこういう梅田君の写真がいっぱいです(爆)これもう今大会の手打者賞間違いないでしょ、と思いましたね。尚決勝(ry
さらに新井君の当たりはファーストゴロでしたが、ピッチャーのカバーとの競争になった結果セーフとなり、ノーアウトランナー一二塁と大チャンス。でしたが、小川君・池田君と凡打に倒れて、2アウト一三塁に。津田君の打席でのこと、カウント2‐2で5球目を投げた時だったかな。確かボール判定だったと思うのですが、この時一塁ランナーが飛び出していました。飛び出していた、というとなんか違う気がするな……盗塁を仕掛けたりとか、スタートを切っていたりしたわけではなく、なんかベースから離れたところに突っ立ってたって感じでした。カウント間違えたのかな、というような印象。それで一塁ランナーが挟まれる形になったのですが、その隙に三塁ランナーがホームを狙いまして、正直一塁ランナーがアウトになりそうだったので賭けに出て突っ込んでみたっていうように見えたのですが、結果ホームタッチアウトになりました。なんかアツい展開だったのに、微妙な幕切れになってしまったような気がしますね…

というわけで、6‐5でJR東日本東北が勝利しました。

<本日の投手リレー>
バイタルネット:松田賢(2回)‐箱石(1回)‐楢舘(1回)‐松澤(1回)‐沖垣(2回)
JR東日本東北:竹本(4回・1/3)‐津高(2回・1/3)‐山田(1/3回)‐櫻糀(1回)‐工藤(1回)

両チームともどえらいピッチャーをつぎ込んでいますが、ここで勝った方が決勝トーナメントに進出するという状況でしたので、そりゃあね。

  • 打てるだけじゃない

本大会で打ちに打ちまくっているバイタルネットの梅田君ですが、6回裏に二盗をアウトにする場面があったのですが、ほぼノーステップで二塁に送球し、この送球もめちゃくちゃ良くて、それでアウトにしていたんですよね。
守備面もかなり良い選手なんだろうか。トヨタ自動車東日本戦では1度盗塁があって、結果的には決められているけど、どうだったかな…もっとちゃんと見ればよかったなぁ。
こうしてバイタルネットは再び観戦に来るよう、私に宿題を出していくのだな(妄想)