ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

12.24 ZERO1~繊維筋痛症チャリティーイベント~ZERO1 vs 大日本プロレス vs 2AW合同興行「大激突」 in新木場1st Ring

社畜でモテないプロレスファンなので、クリスマスは全てプロレスで埋めることにしました。
まずは新木場。5年ぶりでした。
この大会は、プロレスリンZERO1大日本プロレス・2AWの合同興行になります。なんかこの3団体ってよく交流試合とかやってるイメージです。前日の23日はZERO1と大日本の合同興行で、24日はそれに2AWも加わったって感じです。
この大会は声出しOK、紙テープ投げ入れOK、さらに普通の興行ではほぼ禁止な、動画撮影もOK(中継はさすがにNGでしたが)かなりゆるゆるでした。このご時世なので、徐々に解禁している団体もありますが、動画をOKしている団体や大会は私の記憶にないです。
多分この大会だけ特例なんじゃないかな。少なくとも2AWは普段は動画NGのはず。


※これ以降、試合によって写真があったりなかったりしますが、ない試合は「上手く撮れなかったんだな」と思ってください。いやぁ、新木場は慣れていなくて…

  • 第1試合:3wayマッチ15分1本勝負 アストロマンvs本田アユムvs関札皓太(時間切れ引き分け)

まず本田が入場。いい写真が撮れてなかったからカットだ(白目)
こちら関札。大日本の選手ですね。

見た目が派手すぎて1度見たら一生覚えられる。よくこの派手な色を着こなせるものよ。性格も見た目通り陽キャ
肩にトカゲさん?が乗っているのは、ご本人が爬虫類好きだからみたい。ああいいっすね。いいよね、爬虫類。爬虫類が好きな人に悪い人はいない。
こちらアストロマン。後ろ姿だけど。

ZERO1の選手なのですが、試合後レポを書くにあたって情報を得るべく、公式の選手名鑑を見て衝撃を受ける。

ルートインBCリーグ所属、茨城アストロプラネッツ公式マスコットキャラクターのアストロマンは2021年11月に自由契約となり、12月にトライアウトで再契約を目指すも、遅刻により再契約ならず。
進路に悩み、PRアンバサダーのアントキの猪木氏に相談し、ZERO1でのプロレスデビューを勧められデビューを決意。
3月6日後楽園ホール大会で、ZERO1所属として両国大会でのデビューを発表。

絶妙に俺の趣味とプロレスを紐づけるのやめろ。
ちなみにこれはマジのようで、アストロプラネッツもしっかりプロレスしていました(※褒めています)
参考:
www.ibaraki-planets.jp
ストロマンをクビにした理由ほんと草。なんてエンタメしてんだよ…(※褒めています)
っていうかこれまでプロ野球界のマスコットがマット参戦してないのが意外、と思ってしまいました(虎とかコアラとかペンギンとかグラサンかけた星とか思い浮かべながら)
んで、試合はというと、3人とも別々の団体の所属、これまで特に絡みもないのかな?というわけで、うち2人が結託して1人を潰すようなことはせず、探り探りみたいな感じで試合が進む。次第に関札とアストロマンがやり合って、どちらかがダウンしたところをすかさず本田がフォールしに行くという動きをしだす。これは本田の本領発揮してますね。本田はリング外から様子見したり、時に観客席に座って休憩して他2人の消耗を狙うという頭脳戦を展開。さすが自ら3wayが得意と言うだけある。
しかしそんな姑息な手に憤った二人が結託して本田を潰す。戦いの中で芽生える絆。

…と思いきや一瞬の友情でした。こないな感じで油断させといて、アストロマンを攻撃する関札。やはり敵は敵だな。
その後、残り3分ぐらいになって二人して場外へ飛ぶという勝負に出るも、これで全員かなりダメージを受けたようで、リングアウトのカウント19で全員戻る。で、残り1分で畳みかけ、本田がアストロマンのフォールに入った、

……ところで試合終了のゴング。第1試合だからサクッと行くかなぁと思ったけど、意外と15分みっちりな内容でしたね。
試合終了後、自ら握手を求めながらスカして去っていく本田と、本田ワールドな試合でした。

三者三様の個性がぶつかり合った試合でしたね。

  • 第2試合:タッグマッチ30分1本勝負 菅原拓也、○星野良(7分57秒 首固め)●横山佳和、笹村あやめ

あやめちゃんだけ2AWで、他3人はZERO1所属の選手ですね。
星野は2年目の若い選手。調べたら田中将斗のパートナーとしてグローカルタッグマッチに出場していたそうで、期待値高そうな若手と言ったところ。まだ2年目の選手か。
んで、菅原は昔から知ってる選手だけど、あれからもう20年ぐらいになるのか……ずーっとZERO1にいるよね。近ちゃんと武藤みたいな感じの印象を、ZERO1(もしくは大谷)と菅原には勝手に持っているんだけど、義理堅い人なんだろうなと思ってる。

菅原も結構な実力者で、昔顔がそっくりということで、藤田ミノルと義兄弟タッグを組んでたんですよ。いや、うん、今はお互い年を取ったのもあってわかりにくいけど……昔はすんごい似てたの。菅原はミノルのこと兄ちゃんって呼んでてすごい可愛かったの。もう十数年ぐらい前の話になると思いますが…
と、なんかいいネタはないかとググったら、なかなかグッとくる画像を見つけてしまったので貼ります。君GJやな。


一方であやめちゃんはと……

んっ!?


…今回の相方の横山がヤンキーギミックということで、衣装を特攻服で合わせてきたみたいです。でもかわいい。こういうのいいですね。
このような複数団体での興行であやめちゃんはどう立ち回るんだろう…と思っていましたが、普通にやり合っていましたね。あやめちゃんの強さは全く男子共に引けを取らず、既に何度かやっているのかもしれないけど、相手もあやめちゃんだからって戸惑っていたり、手加減したりしている感がないのもいい。

こうして見ると、結構体格差あるのだがね…
そう、プロレスのリングに男とか女とか関係ないんだよ。普通のスポーツだと性別をはじめとしてどうしても色々な制限がかかってしまうけど、それらの制限だの壁だの何だのを全て取っ払ってあらゆる可能性を実現できるのが、プロレスなんだよ。
あやめちゃんも強かったけど、横山との連携がかなり良かったですね。そういやあやめちゃんが自団体で組んでるユニットにもヤンキーがいてますが、あやめちゃんはヤンキーと相性が良いのか…?あやめちゃんご自身はヤンキーギミックという感じではないけど。
試合はあやめちゃんのミサイルキックが横山に誤爆し、その隙に星野が丸め込んで勝利。

1回目逆さ押さえ込みか何かをしようとしてちょっと失敗していたようだが、すぐ挽回できていたので、まぁまぁよかろう。

菅原の兄貴感、なんか良かった。

  • 第3試合:タッグマッチ30分1本勝負 太嘉文、●吉田和正(10分14秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)加藤拓歩、○若松大樹

若松は2AW、加藤は大日本の選手だけど、若松は大日本に結構参戦しているので、それなりに気が知れたタッグだったりするのかな。
で、太嘉文と吉田。太嘉文はZERO1で、吉田は大日本の選手。
太嘉文の選手名鑑を見たんだけど、前まで「タナカ岩石」というRNで活動していたらしい……って、あの変なRNの選手か!と思い出した次第でありました(変な言うな)ちなみに太嘉文ってのは本名らしいです。かっこいいね。
そんで色々調べてたんですが、太嘉文がかつて存在していたW-1のプロレス総合学院出身というのは知っていたんですが、吉田はそのかなり後輩にあたるみたいで、こちらも色々気が知れている関係のようです。こうして調べていくと、組まれたカードにも色々な意味があるっていうのがわかることがあるのよな。
そんで試合ですが、加藤と若松のコンビネーションが冴えてる感じ。コンビネーションっていうのは連係技っていう意味では勿論、相手チームをしっかり分断できていたって意味でもそうね。
で、太嘉文・吉田組はというと、太嘉文が吉田の力量を知っているせいなのか、あまり試合権を渡したがらなかったり、連係もあまりなかったかなーという感じ。実際吉田に試合権を渡すと捕まりがちな展開が多くて、こりゃ太嘉文が自分がやる、みたいになってもしょうがないかなという感じ。単純に吉田の力不足なのかな。
でもね、吉田もやる気はあったみたいなんですよ。途中太嘉文に「このままじゃ、クリスマス格好悪いまま終わっちまう!」って、汚名返上したかったみたいでタッチを要求してきてさ。でも太嘉文が全然渡してくれないからしつこくお願いして、すみませんお願いしますって、懇願って言葉がぴったりな感じでさ……なんかね、可哀想になってしまいました。
で、お願いしまくってようやく試合権を渡してくれたものの、やっぱり一方的な展開になりがちな吉田。もう吉田がやられ出した瞬間から、すぐ太嘉文が代わるって手を伸ばしてましたからね。あんまり試合を任せるって感じで信頼されてないんだなって思ってしまいました。試合見てる時は、前述のバックボーンを知らなかったから、何だかなぁと思ってしまいましたが、経緯を知ると、しょうがないのかもなという気もします。知っているからこそ、任せられないみたいな。
試合は加藤・若松組が勝利。2AWの若松しか見たことがなかったのでアレなのですが、いやー若松はこんなに逞しく、頼もしい選手なのかと見直しました。或いは短期間でメキメキ成長したのかもしれない。
とはいえ若松も色々経て今に至っているから、吉田も苦しい時期の最中で、その中でどうするかで今後違ってくるんじゃないかな。

えーと、この6人タッグはヴァイスと馬場がZERO1、滝澤と浅川が2AW、神谷と中之上が大日本の選手だね。それぞれの団体の選手が綺麗にミックスされています。
試合直前、滝澤と神谷が気合の咆哮をし合っていました。やがてヴァイスも混ざって、そこに言葉は一切ありませんでしたが、3人は完全に意気投合していました。これは試合後の光景ですが、試合前もだいたいこんな感じでした。見事に神谷が色々かぶってしまって見えなくなっちゃっていますが…

この光景に対角のコーナーの理性のある3人は困惑していました。
思えば、これがこの試合の見方を教えてくれていたのかもしれません。
「どの選手がどういう過程を経てどういう技を繰り出し、勝利に至った」とか考える必要はないんだと。とりあえず見て感じろと。
うん、なんか、もうね、この試合は脳筋でしたとしか言いようがない。ただただ、筋肉がぶつかり合うだけの試合でした。

こういうのが連発されていたと思ってください。
っていうか実際に試合を見ていた時は全く気付かなかったけど、後ろのヴァイスの表情草。貴方も試合中、(誰だったか忘れちゃったけど)ロープワークで突撃してきた選手をキャッチして、その勢いそのままブレーンバスターの体勢で持ち上げてたじゃないですか。リング下で滝澤が「スゲー!スゲー!」って、俺と同じ感想言うてたはしゃいでましたよ(爆)
というわけでこの試合は迫力満点でわかりやすいんだけど、言葉で説明するのが難しい試合です。だからこのブログを読んだ貴方も大激突、見よう!(説明放棄)

最侠タッグリーグ戦っていうのは、大日本の中で一番強いタッグチームを決めるアレですね。どこの団体でもやってることだと思います。団体のそういう催しをこの場でやっちゃうのか、という気持ちはありましたが、このタッグって見事に今回の興行の3団体の選手が混ざり合っているので、正直ちょうどいいっちゃちょうどいいんですよね。橋本と岡林は大日本の選手で、永尾はZERO1チチャリート君は2AWだもんで。
で、この試合は所謂ハードコアルールで、多少の凶器ならOKのようです。
その試合開始直後、岡林がリングの鉄柱に養生テープでぐるぐる巻きにされてしまいます。

これあれだ、岡林を救出するまでチチャリート君が孤立して試合がしんどくなるやつや、と思っていたら、岡林はすぐさま養生テープを自力で引きちぎり脱出。えぇ……あれ結構何重にも巻かれていて、っていうか養生テープって片手のみで引きちぎれるもんじゃないと思うんですが…
しかしすぐに脱出できたものの、試合権はタッチによって渡されるので、捕まってしまったチチャリート君はすぐに岡林にタッチできず苦しい展開が続く。この時場外で、誰か(どっちか忘れた)がチチャリート君にスパナ攻撃を仕掛けていたらしいのが見えたけど、多分そのせいだろうな、チチャリート君の額から出血が見られましてね、私ショックを受けてしまいました……
いや、あのね、私普段デスマッチ見てるからって流血大好き!ってわけじゃないの。いやまぁ好きなんだけど(爆)違うんだよ、血を流すなら誰でもいいんじゃないんですよ。チチャリート君の流血は見たくなかったんです……こういう流血は全然平気だしおかわりできるんだけど、なんかあれは、物凄くショックだった……時々純プロレスで流血試合があることもあると思うんですが、ああいう試合を見た時のショックさみたいなもんかな。ハードコアの試合なんだから流血は全然あるんだけど……何だろうねあの、胸が痛くなる感じは。
途中、チチャリート君がパイプ椅子に挟まれてのサンドイッチ攻撃を食らっていたりもしたけど、あれも「やめてー!」みたいな気持ちになってしまった。これあれだな、このぐらいは、私がいつも見ている大会ではよくあることだけど、それは試合をしている人たちが「ハードコアとかデスマッチのプロ」だから大丈夫って安心感があるからであって、チチャリート君はそうじゃないでしょっていうのが自分の中にあるからなんですね。
私は確かにデスマッチは好きだけど、「誰が」デスマッチをするかによっては、怖くて見れないんだなぁ。正直若松がデスマッチ戦線に参加していると聞いた時も心配になったもの。
…とはいえ、大日本とかダムズの試合に身を投じていくなら、そういう試合も見慣れないとね……いやね、チチャリート君にハードコアとかデスマッチしないでって言ってるわけじゃないんです。ただ、慣れるのに時間かかるなぁと。私りなちゃんの試合でも慣れるのに1年ぐらいかかりましたからね……試合を楽しむより、心配が先に来ちゃうとアレね。
というわけでチチャリート君のダメージが大きい試合だったんですが、それに追い打ちをかけていたのが岡林ですよ。前にYoutubeの試合動画を紹介しましたが、岡林とチチャリート君の合体技って、どう見てもチチャリート君のダメージが大きすぎるんですよ。似たような合体技をするタッグは他にありますが、そちらでは相方が大きなダメージを受けていないように見えるあたり、これは何というか……ゲーム的に言うと、HPを犠牲にして大ダメージを与える的なやつなんだと思います。

こんな感じで簡単に持ち上げられて叩きつけられちゃうからね。岡林的にはチチャリート君ぐらい余裕何だろうね。
が、いくらハードコアルールだからって相手の上にパイプ椅子を敷いて、その上にチチャリート君を投げつける攻撃をしようとした時、チチャリート君は抵抗していたように見えたのですが多分気のせいじゃないと思います……あかんこれじゃチチャリート君が死ぬゥ!と思わずにはいられなかった。勿論、チチャリート君はパイプ椅子の上に投げつけられていました。私は「ハードコアとは(哲学)」と思いました。

こわい!こわいよ!wこんなん迫られたら俺だったら泣くわ(爆)で、でもいいタッグなんだよねきっと……脳細胞が筋肉すぎるだけでさ…
そんなこんなありましたが、結果はチチャリート君がフォールされて、橋本・永尾組の勝利となりました。橋本・永尾組は私がよく知るハードコアをしていたと思いますが……えーと…チチャリート君は強く生きて。

  • 第6試合:タッグマッチ30分1本勝負 ●松永準也、仁木琢朗(14分6秒 ジャパニーズ・レッグロールクラッチホールド)橋本大地、○野村卓矢

大地・野村組はどちらも大日本の選手。野村はちょいちょい名前を聞いたことがあるような。大地はアレです、破壊王橋本真也のご子息です………という話をしようと思ったけど、君なかなかパリピなサングラスしてるね。

この試合は、休憩を挟んだ後ということもあってか、ちょっと落ち着いた内容だったかな。いや第4・第5試合が脳筋的な意味でやかましかったからね、しょうがないね。
試合は主に、松永と野村がバチバチしつつ、大地が壁として仁木の前に立ちはだかる、という感じだったのが印象的だったかな。
いや違うんだよ……大地は数年前の大日本の両国の大会以来見るのですが……あれこんなにかっこよかったんだっけ、ってなってさぁ(爆)

家に帰って写真見ながら思いましたが、私野球選手でもこういう感じの人を好みになりがちだったな、と……
 参考:この人とかかっこいいなぁって思ってましたね…
大地と仁木はもうちょっと見たかったなぁ。物足りなかった。もっと絡んだら面白いと思うんだけどなぁ。


仁木も大日本に参戦したりとかしてたっけか?もう少し大日本の試合を観に行けないか、チェックしてみるか…

佐藤はZERO1の選手だけど、こちらも太嘉文と同じプロレス総合学院の出身。太嘉文の1つ後輩にあたるのかな。で、真霜は真霜(説明放棄)
佐藤は身長185の体重100でプロレスラーとして見た目は申し分なし。打撃がなんか弱い気がしたけど、それ以外はまぁいいんじゃないかなという感じ。

心なしか真霜が小さく見える…
ですが、この試合は真霜の上手さが光った感じ。一点集中の攻め方はいつも通り。この日は佐藤の右腕をターゲットにしていたかな。佐藤も色々技を繰り出すんだけど、真霜を苦しめるまでには至ってなかったような。試合終盤、真霜の必殺技のブレーンバスターは凌いだものの、(多分)無道の体勢から右腕を取られ、腕ひしぎを決められてタップ。

右腕を攻めたのがこのようなフィニッシュに至ったという流れが本当に美しいと思いました。漫画で言うたら「ハッ!そうか、あの時の右腕のダメージが!」みたいになる、そんな展開。
パワーのあるプロレスラーは沢山いるけど、パワーだけで強さの説得力を持たせるのって、結構難しいと思うんですよね。お前投げてるだけじゃんとかエルボー打ってるだけじゃんとかなってしまう。どのような攻撃・技を組み立てて、勝利に持っていくか。これもプロレスの大事な要素の1つで、かつ強さに説得力を持たせる重要なものだと思いますねぇ。


5年前に新木場に行ったと言ったけど、それは初めての新木場での観戦だった。ちなみにこの試合だった。
bladecatcher.hatenadiary.jp
偶然とはいえ、この試合の第1試合に出ていた選手がメインとは、不思議な感じだな。正直、5年前の印象が全くないのですが……
確かこの試合だけだったと思うのですが、オッキー沖田氏のアナウンスでした。さすがの貫禄を感じました。昔CMにも出たりしてたから、知ってる人は知ってるかもしれません(ローカルCMだったかもしれないけど)
ほんでこちら青木。大日本の選手。

こちら花見。2AWの選手(知ってる)

そしてこちら北村。ZERO1の選手。

…いや、この試合で一番3人を綺麗に撮れたのが、マイクのタイミングだったもんで…
この試合の構図は若いのvsベテランの。吉田はなんか、この二人とはちょっと違う気がしますが……この試合の意味は、ベテランの2人のこのコメントが全てではないかな。

田中将斗「今勢いのあるやつらのチームかもしれんけど、こっちは勢いも元気も何もかも上回ったうえで勝つ」
関本大介「若い世代の勢いがすごいのは見てて十分にわかるが俺たち3人を乗り越えられるなら乗り越えてみろ!!」

結論はと言うと、若いのはまだ青いかな、という感じ。
一方的に攻撃できていたシーンもあったけど、それって吉田に試合権がある時だけで、関本や田中将斗を勢いで押すとか、そういうシーンは見られなかったんですよ。正直、2AWで関本や田中将斗に相当するのって真霜じゃないかと思うんですが、吉田はこないだ開催されたACTIVE ADVANCE TOURNAMENTで優勝したので、その団体の一番強い人って意味ではあながち間違いではないんだけどね。
などと書くとアレな感じですが、若いの組は動きが非常に良かった。結果として負けはしたけど、彼らがこの試合にどんな意気込みで挑んでいたかはよく分かった。彼らがマイクで言った通りの試合だったね。
この試合は…とにかく若いのの勢いで進行していったので、ちょっとうまく文章をまとめられなかったので箇条書きにする。
・試合開始後に奇襲→吉田をニュートラルコーナーに置いて代わる代わるダッシュ攻撃でボコボコにする。若干バテている奴がいた気がしたが見なかったことにする。
・先発は北村だったかな。試合権を得ようとコーナーから手を伸ばす青木と花見。すると花見が青木をぶん殴って試合権を強奪。
・その後、互いをぶん殴って試合権をぶんどる場面がいくつか見られたので、彼らなりのコミュニケーションの取り方だと思われる。若いっていいね(適当)
・試合中、三者をコーナーに置いて、3か所同時に顔面ウォッシュ。ZERO1といえば顔面ウォッシュだよねと思うのは、やはり大谷晋二郎の偉大さよな。
・若いのはまだまだ、と書いたけど、関本と田中将斗が強すぎるだけなんじゃないかと俺は思うんだ。いくらやってもなかなか倒れないんだもの。普通に強いわ。

 関本って20年ぐらい前からずっとこんな感じな気がする。デカい。分厚い。
・試合は北村が田中将斗のスライディングDを食らって3カウント。よく試合結果で見る技名だけど、これ威力つよいね(語彙力死亡)動画OKとのことなので、このような連写gifをうpするのも許されるだろうか。っていうか伝わるかなぁ。

 恐ろしいのは、この技を放っている人がもうちょいで50歳になるという点か。プロレス界のヤバいアラフィフの一人ですねこれは……スーパーフライもめっちゃ跳んでたし。
・試合後のマイクで青木のことは「ゆうや」と呼ぶも、花見を指差ししばらく固まり「……誰だっけ?」と素で言ったのは、ある意味今日の興行のほっこりポイントかもしれません。正解は「たつや」です…
・マイクの内容は「試合にゃ負けたが心は折れちゃいねえ。だから俺たちは負けていない。わかったか!わかったら帰れ!」…みたいな感じでベテラン組を追い出す。破天荒なマイクは花見の特権。帰り際関本が「あいつふざけんなよ」と呟いていました。ふふってなったわ。
・『大激突』はこれで終わりじゃない、またこの3人で組んで、今度こそ勝つ……ってな内容で、〆の挨拶となりました
・花道から下がっていく時、北村が泣くのを堪えるように、歯を食いしばっている表情が見えましたが、あれはフォールを取られた悔しさか、何か感極まった別のものか…


ってな感じでした。
若いながら、ベテラン勢に全く劣らぬ存在感を見せた3人でしたが、皆良かったけど一番印象に残ったのは北村かなぁ。上手く言えないが「ああ、これでこそZERO1の選手だな」という印象が強かったせいかも。
あとコスチュームにそう描かれていたから印象深かったのもあるけど、北村は2代目の流星番長だそうで。ちなみに初代は、星川尚浩という方で……この人のことを説明すると長くなるけど、でも知ってほしい人なんで、各自調べてください(雑)

  • 総括

24日の予定がなく、寝て1日終わるというのも不毛なのでどこかに行こう、とプロレスの試合情報を調べたところ、この試合がありましたので、場所的にも行けるってことで参戦しました。
いや、大満足です!8試合もあったけどあっという間だったな。
ZERO1の興行には行ったことがなく、大日本の興行は両国大会に1度行っただけですが(この試合で「自分は箱がデカすぎる大会は苦手だ」と気づきましたが…)、ZERO1も大日本も、勿論2AWにも良い選手がいるじゃんと勉強になりました。
正直、空席がそこそこあったのが気になりましたが……私は某サイトを見て知ったものの、この大会ってあんまり宣伝されてなかったのかな?ハズレと感じる試合もなく、ちょっと勿体ないです。
この催しは来年もやるとのことですが、日程にもよるけど、合えばまた行きたい。そう思える大会でした。今日試合に出ていた選手は皆アツくて、見てて気持ちよかったぞ。

  • 反省会

試合前にお買い物をしたんですよ。2AWの売店には真霜と花見がいてね、サイン貰えたんですよ。真霜はリング上だと威圧感◎って感じですが、気さくなお兄様です。
で、サインをいただいたものがものだったので、
花見「後で仁木にもサイン貰っといてください」
ワイ「ハーイ」

まぁ忘れたよね(爆)こういうのすぐ忘れるタイプです……試合の余韻に浸っていたからしょうがないね。