勿論、私がAIを使いこなせていない可能性があるということもある。
AIタイトルアシスト機能が生成するタイトルには3種類あり、これについては以下の記事を読めば理解できるんじゃないかと思います。
blog.hatenablog.com
ほんで今回、例として以下の記事を使いました。
bladecatcher.hatenadiary.jp
いつも通り、私が見た野球の試合の大まかな流れや感想を書いています。この記事では、野球以外の余計なことを書いていません(←ポイント)
で、この記事の内容からAIくんが生成したタイトルは以下の通り。
野球要素全然ないし、漠然とし過ぎていて何を言いたいんだテメェは、という見出しばかりですが、これは本文内で「首都大学野球連盟の秋季リーグ戦での野球の試合」みたいな意味合いを「首都」の2文字に集約してしまっているのが原因な気がしますね。
大体AIくん、首都大学野球連盟なんてマクロ的な視点で言うたらクッソミクロな団体知らんやろ、っていうね。そこをよくわからんままタイトル作った感あるね、しょうがないね。
AIってそういうものだと思いますが、おそらく上記の文章から、人間であれば首都大学野球連盟が何ぞやとか知らなくても、文章を読んで何となく「どこかの野球の話してるんだなぁ」ということがわかるのではないかと思いますが(写真もあるし)、少なくとも今のAIくんの能力では「野球の話っぽい」というのが判断つかないのだろうと推測します。まぁプログラム書いてても、こういう「○○っぽい」っていう人間的な感覚をシステムに理解させるの難しいよね、と思うことは割とあります…
あと普段から当ブログをご覧になっている方は何となく察しが付くと思いますが、私の書く文章には、全く本題とは関係ない雑談や、横道に逸れまくった内容、無駄な文言を混ぜ込むことが多々あります。
そんな記事に対し、AIくんにタイトルを付けてくれというと、見事に書き手の意に反しまくった案を提示してくれます。
例えば以下の記事を使った場合。
bladecatcher.hatenadiary.jp
野球どころか前述のような首都要素すらゼロなんですがそれは。
どうやら、記事冒頭で本題に全く関係ない、ディスプレイを新調したという話をしたのが良くないみたい。
最初の例と同様、AIくんでもわかるように「この記事では野球の試合の話をしています」という文言を散りばめなかったのが悪いのだろうけど、もしかしたらAIくん的にパワーワード(=理解できている文言)を持っていて、そこに触れるような文章を少しでも入れてしまうと、AIくんはそのパワーワードにフォーカスを当てまくってしまい、そのパワーワードをメインにした見出しを作ってしまうのかもしれないな。あまり仕事のことをわかっていない人に会議の議事録を取らせると、その人が理解できていないトピックの内容がやたらスカスカな議事録が爆誕するのと同じ感じかな。
AIに絵を描かせる時もそうだと思いますが、ちゃんとAIくんが理解している(できている)言葉を入れないと、この機能は使いこなせなそうですね。おそらく大多数的には「アタシが書いた文章に良い感じの見出しを付けてよ」って、人間の主観で書いた文章を丸投げすればいい感じの見出しを生成してくれる、ってのが理想かもしれませんが、そうではないぞと、もっとAIくんに気を遣った文章を書かないとダメだぞ、という感じなんじゃないかと思いました。AIくんがどこで、どういう感じで文言を学んでいるのか知りませんが。
って考えるとさぁ、自分で考えたほうが早くね?って思ってしまいます。このブログがアクセス数とか商業的なアレとか、そういう意図が全くないから気楽に考えているのかもしれないですが。
自分の思った通りに書き散らかしたい身としては、AIタイトルアシスト機能は役に立たない、というより、現時点での相性が悪いという感じがします。良い感じの見出しを付けてもらうには、AIくんが私の意図を理解できるよう、文章を整えたり、文言の添削をしなければいけないと感じました。んで、そんなことをしている時点で「自分の思った通りに書き散らかせてないやん」と思うのです。
なのでこの機能は「俺には合わない」と言っているわけです。
大体、冒頭で紹介した週刊はてなの記事内でも
現段階では「理想のタイトルをAIが作る」機能にはなっていません。
っつってるからね。
にしても、タイトル作りってそんなに難しいのかな。文字書きを生業にしていたら、そうなのかもしれないけど、私はいつも直感でタイトルを付けてしまうからな。
目についたニュースを見たり、試合を見ながら思ったこと、考えたことを文章として構築しつつ、あらかた構築できたところに「一言で言うなら……こうかな」という感じでタイトルを付けているので。観戦レポではタイトルに日にちと見た試合のカードを記載していますが、レポの冒頭の一言コメントが、これにあたります。時々物凄いテキトーなことを書いていますが、これはまじで思いつかなかった時です(爆)いやまぁいつもテキトーですが(爆)
SNSでの発信はしていないのでようわからんですが、検索エンジンに引っ掛けさせるために、タイトルに気を遣わなきゃいけないのはしょうがないかな、と思う。ぶっちゃけタイトルよりか本文内で該当のキーワードが引っかかるかどうかのほうが大事なんじゃないかという気はするが。
けど「タイトル思いつかねえ!」って感覚が、私にはどうしても理解できなくてですね。こういう人はそもそも子どもの頃から文章を書くということが苦手だったんじゃないかと思うのですが。読書感想文とか苦手なタイプだな。