ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

11/6 横浜市長杯争奪・第20回関東地区大学野球選手権大会 杏林大学vs国際武道大学

杏林大の試合は初めて見ます。よろしくお願いいたします。
杏林大の名前はね、昔よく見かけました。あの、八王子駅からセガサミー球場とか明安グリーンランドにバスで向かう時によく…(爆)
っていうかあれなんだね、方向同じどころか、ほぼ明安のお隣さんなんだね。全然気づかなかったぜ。

この界隈野球場多すぎとちゃう?これ多分全部徒歩10分ぐらいで巡れると思うぜ(爆)


スタメンはこちら。

<先攻・杏林大学
1(指)森岡
2(遊)浦本
3(二)若井
4(捕)酒井
5(左)井圡
6(右)高橋瑛
7(一)藤川
8(三)今井
9(中)マハチ
(投)松本悠
<後攻・国際武道大学
1(二)澤登
2(右)樋原
3(左)渡部
4(一)若山
5(指)櫻内
6(遊)石渡
7(三)齊藤
8(捕)関
9(中)田代
(投)松山

井圡君の「圡」の字を探すのが地味に大変でした。読みは「いづち」だと思いますが、一球速報でも東京新野球連盟公式でも点が付いてない、普通の「土」で表現されてるし……「土の字に点が付いている」などというド直球なキーワード検索をして見つけたなんて言えない…

  • 試合前

実は国際武道大って、私個人としては過去の神宮大会で2度見たことがあるだけなんですね……なので、横浜市長杯では初めて拝見します。まぁ、大体想像通りでしたが(爆)
で、試合前にスタンドでこのようなものが掲げられていたので……普段スタンドの写真は撮らないようにしているのですが(関東学院大のアレは許してほしい…)、これは撮れという思し召しじゃな?ということで撮りました。

君らの場合、それがガチなのかネタなのか判断が付きにくいから、そういうのを繰り出すのはやめろ(爆)
ちなみに、道着を着ている子がいますが、国際武道大の名簿を見たところ、宇佐美姓の選手が本当に存在するので、自前と思われます。というか、神宮大会で見ただけなのであれですが、過去に応援席に道着来ている人がいるのを毎回見かけていて、ずっとそちらの部の学生だと思っていたのですが、あれも野球部員だったのだろうか(爆)

大学生の生活の苦行シリーズ。

私が見ているのは一体何の集団なのでしょうか(爆)

  • では試合です

国際武道大の先発・松山君。2年生のピッチャーです。
先頭の森岡君にはノースリーになったりしましたが、それでも2者連続三振にしたりして、順調な立ち上がり。しかし2アウトから若井君にツーベースでの出塁を許すと、酒井君にフォアボールを与え、井圡君にはライト前へのヒットを打たれます。


これで二塁ランナーが一気に生還。杏林大が1点を先制します。


井圡君は良いガッツポーズも撮れたからね、お名前もちゃんと表記せんとな。
さらに3回表、杏林大は1アウトから浦本君がヒットで出塁すると、若井君はフォアボール。ここはちょっと国際武道大バッテリーが警戒した感あったかもしれない。酒井君は見逃し三振に倒れますが、井圡君の打席でキャッチャーがボールを斜め前ら辺に弾くような感じになり、この隙にランナーがそれぞれ進塁を狙います。キャッチャーは二塁に送球するも悪送球となり、これで二塁ランナーは三塁も蹴って本塁を狙います。キャッチャーの悪送球のカバーをした中堅手が本塁へ送球しましたが、これも逸れたため、ランナーは生還に成功。杏林大がもう1点を追加します。この時エラーのカウント1個しかつかなかったな。最初のキャッチャーの悪送球だけなんだろうか。
尚もランナー三塁の場面でしたが、井圡君は見逃し三振に倒れ、杏林大の追加点は1点のみとなりました。
松山君はこの3回を投げ切ったところで降板。三振を取っていた投球を見るに、良い球を持ってるんだろうなとは思いましたが、守備のミスがあったのが痛かったかな。たった2点という感じですが、このたった2点が、今日の試合ではウェイトが大きかったのです…


一方、杏林大の先発は松本君。3年生のピッチャーです。


…松本君に限った話ではないのですが、ハマスタって球速が出なかったりすることが多いから、ピッチャーについて具体的にどうすごいか全く表現できないんだよな。BladeCatcherは球は全部速く見えるし変化球は全然区別付かないド素人ですから、なんかすごい!ということしか書けません(爆)
松本君については、球速は140出るかどうか?コントロールは割と落ち着いているほうだと思います。そして何より、ストライクを積極的に取りに行くピッチングをすることが多いような気がしました。
6回表、この回は先頭の澤登君にすないぽを与えると、樋原君は空振り三振。渡部君にツーベースを打たれ、二三塁のピンチとなりますが、若山君を3球三振。櫻内君には粘られた末、すないぽを与えて満塁としてしまいますが、石渡君は見逃し三振と最高の結果に抑えます。
この若山君以降の対戦では基本ストライク先行のピッチングでした(櫻内君はファールで粘ることが多かったのでアレですが)こういうところでボール先行しがちだったりフォアボールを連発してしまったりして、プレッシャーに負けてしまったかなという感じがするピッチャーは少なくない気がするのですが、松本君はよく強気で行けるなぁと感心しました。


国際武道大は4回以降は松井君が登板。リーグ戦の成績を見るに、中継ぎで投げることが多い選手なのかな?
松井君は非常に良いピッチングで試合を立て直し(って言うほど壊れていませんが)、9回途中まで投げて、杏林大打線に被安打散発の2、すないぽ1個だけで、完璧と言ってもいい内容だったと思います。三塁も踏ませてなかったな。
が、先に書いたように打線が松本君を崩しきれず。松本君は7回を投げ切って降板し、8回からは岩井君が登板したのですが、

こちらにも完璧に抑えられてしまい、6回以降はランナーを1人も出せず終わってしまいました。
というわけで、2‐0で杏林大が勝利しました。



杏林大は、これが横浜市長杯2度目の出場ですが、これが初勝利となりました。
国際武道大は、スタンドが愉快故に(爆)野球が全体的に大人しかったのが色んな意味で惜しいと思いました(爆)

<本日の投手リレー>
杏林大学:松本悠(7回)‐岩井(2回)
国際武道大学:松山(3回)‐松井(5回・2/3)‐山口(1/3回)


  • 杏林大スタンドと

あと共栄大スタンドを見て思ったのは、なるほど、東京新の「自由度の高い応援」とはこういうことなのかと(爆)正直、あれは「自由度の高い」としか表現しようがないなと思いました、オブラートに包むとかそういう意味で(爆)
他所で例えたら……そうですね……関東学院大スタンドみたいなのが複数校存在しているというか…(爆)いや、あんなにダイナミックなことは杏林大も共栄大もしていませんでしたけども。
それと、カラーコーンをクソデカメガホンとして運用するのは割と普通のことなんでしょうか。東経大スタンドでも見かけたので…

  • 本日の「どこかでお見かけしましたね」

パンフレットを眺めていて気付いたのですが、杏林大の監督さんは溝口さんといって、立教のご出身だそうです。
溝口……立教……なんか聞いた覚えあるな……
www.nikkansports.com
ああ、やっぱりそうだったのか。
どういう経緯とかご縁なのかはわからないけど、少なくとも杏林大としてはチームを強くしたいって気概があるんだなと思いました。4回以降打線を封じられたのは課題かもしれないけど、それまでの攻め方はかなり良かったからね。投手は言うまでもなく。