ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

都市対抗・11日目_準決勝

というわけで、決勝は三菱自動車岡崎vs王子の東海対決になりました。
同時に、日本選手権の東海枠がさらに1つ増えることになるのですが……確かに、日本選手権の東海地区のデフォルトの枠は3枠と少ないとはいえ、今年に限ってはこれ以上いる?(爆)
今のところ、日本選手権出場を決めていない東海のチームって、東邦ガス・西濃・東海理化・岡崎・ジェイプロジェクト・東海REXかなと思うのですが……さらにヤマハが東北と北海道の2枠で優勝してるから、既に4枠になっていて……都市対抗でどちらが優勝するにしても、本戦出場できないのはこのうち1チームだけになると思うんですよ。日本選手権(出場チームの1/3程度が東海地区)ええんか?それでええんか?まぁそれだけ、東海地区のレベルが高いとか、そのために色々頑張ってるってことの証左とも言えるのでしょうが。


で、準決勝ですが第1試合のほうだけ見てきましたので、簡単に感想を書きます。

こ、これは準決勝にTDKが来るはずと思って抑えたチケットなんだからねっ!!か、勘違いしないでよねっ!!
間違っても日本生命を応援するために入手したチケットではない(真顔)
というわけで、日本生命側である三塁側に座りました。岡崎が準決勝に来ると分かっていたら何の迷いもなく一塁側のチケットを買ってたわ。
だってさ、前年度優勝チーム(三菱重工East)とかJR東日本とか東芝とかトヨタとかいるブロックの中で、そやつらを差し置いて岡崎が抜けてくるなんて想像できないでしょ。私は出来ませんでした。


で、早速試合の話をしますが、結論から言うと2‐1のロースコアな試合を、三菱自動車岡崎が制しました。

これだけ聞くと、準決勝に相応しい、非常に競った好ゲームだと思いますでしょ?でもね、現地で見てた私はそうは思わんのですよ。
まず、この試合に要した時間は約3時間です。「ロースコアの試合なのにやたら時間がかかっている」試合は、大抵どこかでgdgdになっています。
それもそのはず、この日の日本生命の投手陣は被安打は5ながら、4人のピッチャー*1のトータルで12四死球を出しており、1回から9回までの全てのイニングにおいて、得点圏にランナーを置いていました。
が、岡崎は肝心なところであと1本が出ない、「JABA大会にてBladeCatcherがよく見る岡崎状態」になっており、死ぬほどチャンスがあったにもかかわらず2点しか取れませんでした。普段の日生がどんなもんかわかりませんが、今日については日生の投手の締まりのなさと、いつもの岡崎が悪魔合体した結果、ロースコアの3時間ゲームが爆誕したって感じです。まぁ今大会は最後までわからない試合が多いですし、油断できないと最後まで緊張感を持って見れたのはいいんじゃないですかね。
にもかかわらず岡崎が勝てたのは、やはり先発の戸田君が頑張ってくれたのが大きいのではないでしょうか。
日本生命の先発は三菱重工Westからの補強選手である藤井君、岡崎の先発はJR東海からの補強である戸田君……ということで、今大会初の、補強選手同士の先発になったのかな?さらに、藤井君は新人さんつまり1年目とのことですが、戸田君は今季19年目の超超超大ベテランであります。社会人野球選手でここまで現役を続けられる選手というのもかなり珍しいけど、新人vs19年目みたいなキャリア差の対決って過去にあっただろうか。そもそもそれだけのベテラン投手が全国大会で先発するってこと自体珍しいような気がしますが、私の記憶から辛うじて引っ張り出せたのは当時で言うと21年目vs4年目という対決だけでした。他にこんな試合あったで、ってのがあれば教えてください。20年ぐらい現役だった投手って、自分の記憶だと富士重工業の阿部さんや三菱重工神戸の木林さんぐらいしか浮かばんなぁ………っていうかこのお二方と比べると、戸田君ってめっちゃ若々しいなぁとか(ry
で、戸田君のピッチングはものすごい豪速球とかがあるわけでもない、でもコントロールがしっかりした堅実なピッチング。それは5回まで無四球という成績からもわかる通りで、日生の投手陣とは対照的な感じだったように思いました。
戸田君は6回も続投し、2アウトから松本君にヒットと二盗を許し、木倉君にこの試合初めてのフォアボール、さらに竹村君にはすないぽで満塁。ここで昨日2本塁打を放った山田君を迎える。そのホームランを目の当たりにしたBladeCatcherはひたすら祈っていましたが、戸田君は凡打に抑えてくれました。ありがてぇ…!



戸田君は6回を投げ切って降板。球数も100球近かったのもあるんじゃないかな。
戸田君は降板後もベンチで声を出したりして、チームを鼓舞しているのを見かけました。昨年も思ったが、補強選手のこういう姿を見ると、本当にありがたいと思います。

その後を受けたのは田中君。7回裏は三凡に抑え、2イニング目の8回裏も登板するも、1アウトから中津君と松本君に連打を食らい、1点を失う。尚もランナー二塁の場面で、田中君は交代。神原君が後を受けます。神原君は今大会初登板じゃないかな?しかし神原君は後続をパーフェクトに抑え、ピンチを切り抜けます。これは神原兄さん!って感じですわ。


最後である9回裏のマウンドに上がったのは清川君。新人ながら、いつの間にか抑え担当になっているような気がしますが、清川君はしっかり三凡に抑え、ゲームセット。
岡崎の攻撃がgdgdだったのもあり、いつ日生に流れを変えられてもおかしくないと思っていましたが、なんとか逃げ切れた…!って感じのゲームでした。それにしても、思ったよりも岡崎の投手が硬い。今の岡崎の投手なら、もっと信じて見てても大丈夫なのだろうか…


今日のヒーローインタビューは、先発の戸田君。
www.youtube.com
こういう場での喋りが苦手なのだろうか…?スタンドから「頑張れー!」と言われてましたw
あと、今日もマイナビキッズデーなので、今日のインタビュアーも子どもだったのですが、微妙に子ども向けな回答ではなかったような……


あ、そうそう。
いい機会なので、日生の応援席を観察しましたが、「反対側から見ている通り」って感じで、目新しい発見はなかったな。
あとやっぱり、バルーンスティックはよくないアイテムだな、と。声援や歓声をバルーンスティックが相殺しているのが、近くにいてよくわかりました。すごい声援が起こってる!ってのがわかりにくいんだよな。
日生の応援団も「バルーンスティックを叩いて大きな音を出してください」みたいに煽っていたけど、単に大きな音を出すってのと、拍手・人の声による音は全然違うと思うよ。日生は沢山のお客さんを集められるんだし、そのポテンシャルをバルーンスティックが潰している感じがして、勿体ないなぁと思いました。
これは単なる偶然だけど、今回私が観に行った試合、私が座った側のチームは、いずれもバルーンスティックを導入していませんでしたが、皆一生懸命声を出したり、拍手したりして応援していましたが、どのチームもすごい声が出てるな、いいなと思って見ていました。何より人の声だと「皆が選手の名前を呼んでいる」っていうのがはっきり聞こえるから、なんか良いんですよね。何千・何万の人がお前の名前を呼んでるんだぞ、打たないわけにはいかんだろう、みたいなね。


しかし、岡崎が決勝か……
mainichi.jp
24年前とは、どういう時代なんだろう。
手元に2003年のグランドスラムがあったので、参考までに見てみたのですが、選手は結構入れ替わったみたいで、よくわからなかったですが、多分堀井哲也という方が監督だった時代なのではないかと思います。

*1:この試合、日生は5人のピッチャーを投入しましたが、斎藤君だけは無四球で終わったので除外。