体力ヘロヘロだったので、第4試合だけ観に行きました。
16時開始予定だし、なんだかんだで30分ぐらい後ろ倒しになるだろうし、ゆっくり行くか、と思ったら神奈川大学さんがまさかのコールド勝ちだったので、途中慌てましたとも。
そんでもって、意外と神宮大会って次の試合までのインターバルないんですね……神宮大会に対してなんか勘が鈍ってるな。そんなに積極的に行っていないとはいえ…
スタメンはこちらを参照されたし。
この試合はかなりアツかったので、いつもと同じように割と真面目に書きます。
杏林大のスタメンは、神宮大会ではDH制がOFFだけど、それ以外は横浜市長杯からメンバーは変わってないかな。そして先発は勿論松本君。
名城大のことは全く知見がないので、スタメンには特にコメントしないが……私が過去に見た、名城大の先発はことごとく後のプロ野球選手だったので、今回も楽には勝てない気がするな、と思っていました。
参考:9年前
www.student-baseball.or.jp
3年前
bladecatcher.hatenadiary.jp
で、案の定名城大の先発・天野君は良い。後で調べて知ったけど、あれだけ投げれてまだ2年生なのか……こわ(素の感想)
球速は早くて140半ばぐらい?しかしコントロールとテンポは良く無四球。あと杏林大の選手が結構早いカウントから打っていたこともあり、球数少なくサクサク。5回までにヒットを2本許しましたがいずれも散発、三塁を踏ませない。あとは私の語彙力がないため褒め言葉が見つかりませんが、よかったです。
しかし対する松本君も同じように良い。明状態のバッターも結構早めに打っていたので、やはり球数は少ない。フォアボールは5回までで1個だけ、そして三塁を踏ませない。
というわけで、前半戦は文句なしの投手戦です。テンポも良くて、5回終了までに1時間も経過してなかったと思います。
整備を挟んで後半戦。6回表の杏林大の攻撃。
この回は1アウトから鈴木君が三塁へのセーフティバントで出塁。さらに浦本君の当たりも三塁方向へのボテボテなゴロ。しかし俊足を生かしセーフで、1アウト一二塁。全くの余談ですが、今日の試合において、浦本君はほぼ走塁のたびにヘルメットを飛ばしていました。本日5打席のうち、4打席がゴロの当たりであり、それだけ全力で激走しているということだと思いますが……横浜市長杯ではそのような光景は全く見ませんでしたので、新しい芸だなとかなり印象に残りました。野球観戦を趣味にして結構長いけど、帽子飛ばす系男子は色々見てきましたが、メット飛ばす系男子は初めてですね……
ここで俺の井圡君が左中間への大きな当たりを放つ。これでランナーが2人とも生還し、杏林大が試合の均衡を破ります。



待ちに待った先制点。待ちに待った『Volare』……待ちに待った1杯がよく沁みる、
しかしその裏、名城大も反撃開始。こちらも1アウトから高桑君がヒットで出塁し、山蔭君もヒットでつないで、杏林大と同じように1アウト一二塁。しかし四番の神代君を4→6→3のゲッツーに打ち取り、ピンチを切り抜けました。
7回は両チームとも無得点で、8回表。この回の先頭バッターはピッチャーの松本君。大学野球において(2025年は)DH制を導入していないのは東京六大学と関西学生野球連盟だけなので、東京新大学の杏林大はピッチャーが席に立つことなど普通はあるはずがなく。
しかしここで松本君は鋭い当たりをレフト前に放ち、出塁。まさかのヒットにどよめく会場。DH制がないことによって、こういう意外性の楽しみが生まれるんだよなぁ。
が、出塁した松本君は、一塁上で右太ももの裏の当たりを気にする仕草を見せ、一度ベンチに戻るものの、ランナーとして復帰。いや、ピッチャーかて9人目の野手と言われるし、打撃に一生懸命なのは決して悪いことではないのだが……この時点で99球も投げてて相手をゼロに抑えてるって中、投球に集中すべくやる気ない感じの凡退をしたとしても誰も批判しないと思うよ、という気持ちもある。それでアクシデントがあったらアレだし……
で、続く鈴木君はバント。ここで名城大は、ピッチャーを天野君から「おおたけ」君に交代。字は「大嶽」と書く。初めて見た。ちなみに変換ではすぐに出る。
そして浦本君もヒットで続き、ランナー一二塁。あれ、もともとランナー二塁なんだからランナー一三塁になるんじゃないの?と思われそうですが、一二塁です。これは、浦本君の放った当たりがレフト前に落ちるか落ちないか、みたいなギリギリな感じの当たりで、ピッチャーの松本君にはちょっと判断が難しい打球だったかな、というのもあったと思いますが……でもやっぱり、脚の状態の影響とか、気になっちゃいます。
ここで監督自ら松本君を含め、皆を集めて話し合い。

結果、松本君には代走・玉田君が出ました。ここで追加点取れれば大きいからね。しかし先制タイムリーを放った井圡君は空振り三振、酒井君はめちゃくちゃ鋭い、良い当たりを放ちましたが、ショートライナーで、杏林大は追加点ならず。
その裏、杏林大は2番手に岩井君が登板。
しかし1アウトから代打・山田君がツーベースで出塁すると、西山君はフォアボール。高桑君の当たりはファーストゴロで、二塁フォースアウトで2アウトランナー一三塁。
ここで迎えるのは山蔭君。今日はすでに2安打放っていて、守備の動きもかなり良く。調子が良い選手なんだなというのが何となくわかりました。ここちょっと危ないなぁとも思いました。
悪い予感は当たるもので、山蔭君はレフト前へヒットを放ち、これでランナーが1人生還。名城大が1点を返します。




しかし続く神代君は空振り三振で、1点のリードは何とか守り切りました。1点でも勝ってりゃいいんだよ勝ってりゃ!
そして9回裏。杏林大は3番手で古宇田君が登板します。9回表の杏林大の攻撃は八番の今井君で終わって、九番の岩井君に打順が回ってこなかったので、岩井君がもう1イニング行くかなぁと思いましたが、交代させたか。
しかし古宇田君、本日はちょっとストライクを取るのに苦労しているような感じがしました。今日のピッチャーが皆テンポよく投げていたので、それで尚更そう見えてしまったのもあるかもしれません。
この回先頭の海老原君にフォアボールを与えると、途中出場の井上君は送りバント、代打・木村君の進塁打で2アウトながら三塁。ここで途中出場の柳君がレフト前へヒットを放ち、これで三塁ランナーが生還。9回2アウトの土壇場から名城大が同点に追いつきます。しかし後は続かず、名城大の攻撃は同点止まりで終了。

というわけで、タイブレークに突入。
先攻の杏林大は、九番の古宇田君からの攻撃。古宇田君はそのまま打席に立ち、バントを決める。まぁ、タイブレークの場合で先頭打者は大抵バントになると思いますので、古宇田君でもいいかな、という気はします。
が、鈴木君・浦本君と凡退に倒れ、杏林大は無得点。タイブレークの先攻が無得点で終わるのは不穏だ…
その裏、後攻の名城大の攻撃は一番の西山君からの攻撃。西山君はやはりバントを試みる。悪くないバントだったと思うけど、ピッチャーやや正面め。ピッチャーの古宇田君自ら捕球し、三塁に送球。もう絶対三塁フォースアウトにする!みたいな素早さを感じる動きじゃなかったから、普通に決めさせるのかなーと思いましたが、非常にいいフィールディングでした。
で、アウトカウントが1個増えて、尚もランナー一二塁。続くバッターは高桑君。高桑君の放った当たりはライトへの飛球。かなり大きめ。

右翼手はかなり前めの守備だったようで、追いかけるも、とても追い付かないような大飛球。外野手の遥か後ろに打球が落ち、ランナーが生還。

というわけで、延長10回タイブレークの末、3‐2で名城大学がサヨナラ勝ちを収めました。


こういう場面で監督自ら、この試合に対し責任のある選手のもとに行っているシーンは初めて見たな…
しかしなかなか、初出場でそううまくいかないものね。でも杏林大も古宇田君も、まだ始まったばかりよ。
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松本君のコメント、いいな。
そして、サヨナラ打を放った高桑君もまた1年生なのか……
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神宮大会は、今年最後の大会になると思うが………本当にまだ、物語は始まったばかりという感じがするね。