ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

受けて、受けて、全部返す

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永田裕志(57)によるプロデュース興行で、4日の東京ドーム大会で衝撃デビューを飾った東京五輪柔道男子100キロ級金メダルのウルフアロン(29)が3戦目で自身初のメインイベントに臨んだ。8人タッグマッチで永田、矢野通(47)、ボルチン・オレッグ(32)と組み、極悪レスラーのEVIL率いる悪党集団ハウス・オブ・トーチャー(HOT)と対戦。

複数人タッグは6人までしか認められないと常々言ってるけど、この8人タッグは魅力に溢れている。

プロデュース興行を盛況で終えた永田は「1月4日のテレビ(地上波放送もされた大会)でウルフアロンが素晴らしい活躍をしてくれたことも含めて、新日本プロレスが画面を通じてお客様に伝わったんじゃないですかね」とうなずいた。自身がプロレス転向のきっかけを与えた超大物ルーキーについて「元気がいい。荒削りなのもあるし、試合をやっていけばボロが出るでしょうけど、しっかり地方巡業1発目で仕留めてくれるんだから大したもん。これからどんどん試合数をこなして、いっぱいボロを出してもいいので成長してほしい。やっぱり素晴らしいものを持っているのは横にいて感じました。場数を踏めばとんでもない怪物になると思いますけどね」と太鼓判を押した。

こないだ読んだ、真壁の記事を思い出した。ブログで触れたいと思っていたけど忙しくてな…
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プロレスラーは勿論、プロレスの何が良いのか理解できん人も読んだほうがいいと思う。「プロレスはこれだから良いんだ」が詰まっている記事。

 柔道では「攻撃を受ける数がゼロ」が理想なんでしょうが、プロレスはスタイルにもよるけど「受けて、受けて、全部返す」ことが求められる。ここをどこまで理解して、体現していくのか。そこなんでしょうね。

 真正面から相手の技を全部受けて、受けた上で勝つつもりだったけど、相手の強さが自分を上回っていたので負けた。ぶっ倒された。真正面からぶつかったけど、叩きのめされた。一見、恥ずかしく見えますけど、これはカッコいいカッコ悪さなんです。もっと受けて、受けて、勝てるようにトレーニングしろってだけの話ですから。

 攻撃を避ける、勝負をスカす、気持ちも出せない。その上で負ける。これはカッコ悪いやられ方です。こういうやられ方をしたら、恥ずかしいんです。それを経験したら否応なく成長します。

いやホントそうだよね。レスラーのキャラやギミックによるところもあるけど…
ボコボコにやられるなんてかっこ悪いと思っちゃうかもしれないけど、やられていても「真正面からぶつかったけど、叩きのめされた」ということが伝われば、頑張れ、次は勝てって、ファンは応援してくれるし、見守ってくれる。ベビーだのヒールだのを超えることもある。
今のところ破竹の勢いって感じだけど、壁にぶつかった時どうなるか、だなぁ。
柔道ではボロを出した瞬間に負け・終わりなのかもしれないけど、プロレスは終わらない。そのボロを糧にできるかじゃないかな。糧にできなかったら、プロレスすら終わりだね。

 選手の数だけプロレスへの考え方があるとは思うんですけど、オレ自身は「全てを受けてひっくり返す」。これをやってナンボだと思っていますし、そうしないとお客さんが感情移入しにくいとも思うんです。相手の全てを引き出して、それを上回って勝つ。特に若手に対してはそれをやるようにしています。「そんなもんじゃ潰れねえんだよ」と見せる意味でも。

なんか勘違いしているプロレスラーをたまに見るけど、ファンは割と、こういうところも見てるよ。プロレスは勝ちゃあいい世界じゃないので。
しかし…

 今の新日本プロレスには“ケンカファイター”がいないんですよ。スタイリッシュなヤツとか、テクニカルなヤツはいるんですけど、最後は何をするか分からない「怖さ」を持ったヤツがいないんです。

この言葉を見て、柴田勝頼しか浮かばん。