ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

東京六大学野球・新人戦 1日目

てみじかに。

東大はリーグ戦でも割と見かけたメンツ、対する法政は…やっぱり初めて見る名前が多いなぁ。
うーん、東大はちょっとミスが多かったかな。内野陣のエラーもそうだし(エラーがつかないミスもあった)、何よりバッテリーミスが多かったのがアレだったかな。ヒットを打たれまくってるところで、自ら傷口を広げちゃう感じ。これは…ピッチャーのコントロールは勿論のことだけど、キャッチャー頑張れ!って感じかな。キャッチャーはリード自体も大事だけど、球をしっかり受け止めること・後ろに逸らさないことが一番要求されるスキルじゃないかなぁ。当たり前のようなことを書いてるかもしれないけど、難しいんだけどね。全然関係ないけど、今日東大のスタメンでキャッチャーの佐藤君は桐蔭学園の出身だそうな。桐蔭学園って、あの桐蔭学園だよね…それも(多分)現役で……すごくない?
法政に関しては…特に言うことはないかなぁ。文句なしの快勝。リーグ戦は何だったのか…(爆)
盗塁数を見て分かるとおりかもしれないけど、足を使った積極的な攻撃が目立ちました。実際攻める走塁で相手のミスを誘発していたので、そこは素晴らしいなと。この積極性がリーグ戦でも使えたら、来年の法政は面白くなるかもね。

慶應に岩見という選手がいる。スペックは配られたメンバー表によると、187cm110kg。慶應どころか大学野球にあるまじきハイスペックである。グラウンドを見れば、慶應の選手の中に異常にデカいのが約1名いるのですぐわかる、はず。これメジャーリーグの3Aとかからスカウトしてきたんとちゃうよね?(爆)
で、この恵体から繰り出されるスイング、そして打球の鋭さ・飛距離。慶應的に規格外だと思います。飛ぶねー!当たればだけど。
そんな岩見君のタイムリーで先制し、投げては原田君があの明大を(時々ピンチはあれど)淡々と抑えるという。
普段あんまり明大に勝てないのもあって、このまま逃げ切れたらうめえなぁと思ってたんですが、さすが明大許してくれませんでした。
公式には「敵失(要は慶應のエラー)」で得点とありますが、これがエラー扱いするのはちょっと可哀想なんじゃないかというプレーで…2アウト三塁という場面で、外野に抜けそうな当たりを佐村君が滑り込んで何とか捕球して一塁に投げたんですが、少し悪送球になってしまい一塁手が捕れず、ホームインを許してしまった…という内容なんです。
ちなみに今日の慶應一塁手清水翔太君、守備が上手ですなー!特に捕球が上手い。難しい当たりだった故に送球が乱れてしまった場面が何度かあったんですが、清水君が上手いこと捕球してくれたおかげでアウトにできてました。ファーストで守備が上手って選手は、大学野球でも社会人野球でもそんなに数は多くないと思うのですが、ぜひとも将来レギュラーに定着してほしい選手ですね。
明大は後半は水野君→齊藤君という、今秋のリーグ戦で見かけた気がするガチリレーを仕掛けてきましたが、試合は9回では決着がつかずタイブレークに。(少なくとも今回の)東京六大学の新人戦のタイブレークは、ノーアウト一二塁から継続打順で行うというルールです。社会人野球で1アウト満塁から選択打順というタイブレークに慣れきってしまった私は「なんてぬるいタイブレークなんだ!」と思ってしまいました(爆)でもかなり昔の、何かの社会人野球の大会のタイブレークは1アウト(ノーアウトだったかも)一二塁で始めてた気がします。
そのタイブレークは、バントがきっちり決まったおかげで1アウト二三塁となってから、明大まさかの暴投で慶應がまず1点をゲットしました…が、逃げ切れず外野を割る2点タイムリーツーベースを打たれ万事休す…というものでした。
うーん、あと一歩だったんだけどなぁ。やはり勝負強さに関しては明大のほうが上手なのか。