ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

君もですか。

横浜での9年間、Aクラスは2005年の3位だけ。今も愛着はあるが「野球人として優勝争いがしたい」との思いは止められなかった。まして巨人は9年前、最後まで入団を検討した球団。「気持ちを押し殺して横浜に入った」分、「そのころの気持ちを取り戻したい」と語る村田はひたすら純粋だった。

気持ちを押し殺して、ねぇ…

しかし、村田は巨人入りに首肯することはなかった。村田は、その理由を私に強い目で説明した。

「自分に対する巨人の姿勢は、最後まで『指名するから入団してくれ』でした。これでは納得できません。しかも、初めは自分と早稲田の和田を獲りにいく、みたいな感じで新聞に発表していた。ところが、和田がダイエーに内定すると、東海大の久保、亜細亜木佐貫の名前を出してきた。久保は自分と同じ福岡生まれ。負けちゃいられないし、首都大学リーグ戦なら自分が投げても抑えられると思っていますから。それに、巨人は、最後は東北高の高井雄平、高校生の名前まで出してきた。じゃあ、自分は何番目の選手なんだ?そう考えるのは当然です。あくまでも自分は1番にこだわりたい。子供の頃から自分は、お山の大将でいたいと思っていました。そんな自分を理解してくれたのが横浜です。だから、自分は横浜に自由獲得枠の1番で入団することに決めたんです。」

横浜入団を決める際、日大野球部監督の鈴木博識は、村田に、「お金にこだわることも決して悪いことではないぞ」といった。しかし、村田は、鈴木にも私にもはっきりといった。

「監督さん、それに、岡さん。自分はお金で動くようなヤワな男ではないです。お金は入団後に活躍して稼ぎます。だいたい自分は巨人が嫌いです」

http://www.sportsnetwork.co.jp/adv/bn/vol121.html

裏切られたと思ったのは横浜ファンか、横浜という球団を信じて入団した村田のほうなのか。
個人的な感想としては…「おめぇはそれでいいや」