ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

6/5 第66回全日本大学野球選手権大会・1日目in東京ドーム

就活が思いのほか早く終わったので、目的の第3試合に加えて第2試合も観れました。
第4試合は就活のため観れず。

苦行でした(断言)こんな…こんなテンポがガタガタな試合…
東海大北海道の先発・太田君は余計なボールが多すぎる。勿論フォアボールは多いし、初回以外確実に2人はランナーを背負って投げてるような状態。後を受けた徳橋君も似たような感じ。二人で11四球とか本当に勘弁してほしい。
かといって、東洋大もこれだけフォアボールを貰ってるのに全然点が取れない。自分で書いたスコアを見返した結果、どうも早打ちでチャンスをポシャることが多かったようだ。これでそれなりに得点を挙げてたら「東洋大はちゃんと貰ったチャンスをモノにしてますね」でそれなりにご機嫌に観れたんだろうが…結果は全然得点に結びつかなくて14残塁でした。俺この試合後半から眠くて頭痛かったもん。
逆に東海大北海道は、チャンスの数はそんなに多かったわけではないけど、チャンスが来ると確実に得点してたような感じ。こちらは攻撃の効率がよかったと思います。
東洋大は全然いいところがなかったような感じだけど、5回からリリーフ登板した中田君がよかったかな。9回に点を取られてしまったけど、それ以外はほぼ完璧なリリーフ。左でそこそこ長いイニング投げられる投手はいいですね。三振も取れる。ちなみに中田君は、6回に振り逃げを含めて1イニング4奪三振という、ちょっと珍しい記録を作りました。

今日の目的。意外と言ったら失礼かもしれないけど、帝京大が頑張りを見せてくれた。
初回の失点は仕方ない。きっと初回はみんな硬いだろうなぁってのは予想できたことだし。6回に木下君の3ランで同点に追いついた時は、結構本気で喜んでしまった。


なので、藤坂君と武住君にホームランを打たれたのが悔やまれるというか…いやホームランを打たれたこと自体はしょうがないんだけど、ホームラン以外は割と桐蔭横浜大を抑えていたので「何故あそこだけ…」って気持ちにどうしてもなってしまいます。
でも帝京大の打線も、桐蔭横浜大のピッチャーに結構抑えられてて、ホームランが出た6回と、先発の三浦君を引きずり降ろした7回以外はかなり抑えられてたので、やっぱり全国経験豊富なほうが上手だったのかなぁという感じ。
本当に何回も言っちゃうけど、帝京大は去年の同じぐらいの頃に入替戦行きになって2部に降格しかけてたチームとは思えない。全国的に見たらまだまだのチームかもしれないけど、あれからよくここまで来たなぁという感じ。ここまでの成長過程は、今年の大学野球の春決算か秋展望に書かれると俺は信じてる。
それと、この試合では両チームの選手が、いわゆる「デーゲームの東京ドームの魔物」にかなり襲われていたのが結構目に付いた。特に帝京大は、6回に武住君に勝ち越し2ランを打たれる前、2アウトからの藤坂君の打席でボールを見失ってしまい、出塁を許す→武住君にホームランを打たれるという流れだったので「ここが屋外球場だったら…!」という気持ちはかなりある。得点に繋がった東京ドームの魔物のいたずらはこれだけだけど…
音響がイマイチで応援もよく聞こえないし(逆に桐蔭横浜大みたいなアカペラは映える気がします)、こういうこともあるし…やっぱり学生野球は神宮がいいなぁと感じたしだいでした。
そういうわけで、二元のどちらも屋外にすればいいのにと思わずにはいられないのですが、ハマスタ大田スタジアムで全日本をやるのは、なんか違うよなぁと思ってしまいまして。距離もあるし。