ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

9/12 首都大学野球秋季1部リーグ・第2週 桜美林大学vs東京経済大学

スタメンはこちら。

<先攻・桜美林大学
1(遊)沼田
2(中)柳瀬
3(二)山野辺
4(指)村井健
5(一)中村士
6(左)田口
7(三)石川
8(捕)湯本
9(右)佐俣
(投)佐々木千
<後攻・東京経済大学
1(左)濱崎
2(二)宮島
3(遊)福岡
4(指)間柄
5(右)小平
6(一)郡司
7(捕)佐藤
8(三)平田
9(中)加藤朝
(投)川又

桜美林大の先発・佐々木君はなんか調子悪そう。とにかく投げる球が高めに行っちゃう。かといっていい球を投げれたと思ったらカットされちゃったりして、立ち上がりから修正しようと四苦八苦してたように見えました。しかし高めの球でも球威はあるのか、案外三振を奪えてたりして。同じぐらいフォアボールも出してたけどね…
一方、東経大の先発・川又君。初めて見るかな。


あのー…大学2年生(多分20歳ぐらいだよね)の選手に対してこんな表現を使うのはアレかと思いますが、彼…なかなか老獪なピッチングを見せますね。球速はそんなにないんじゃないかと思うけど(昭島市民球場にはスピードガン表示がないので実際は不明)、コントロールに気をつけつつ、緩い球を上手く使いながら打ち取っていく感じ。佐々木君とは逆のベクトルで三振を奪ってた印象が強い。けど面白そうなピッチャーだなぁ。こういう技で勝負するようなピッチャーは好きだ。もっと見てみたいっすな。
川又君はランナーを出しつつもそんなに悪くないテンポでイニングを進めて行くのに対して、佐々木君はなんというかgdgd。終始安定感のないピッチングだったような。もし球の威力がなかったらフルボッコだドン!ですぜこれは。フォアボールでチャンスを多々貰いながら決めきれない東経大打線も東経大打線なのかもしれないが。
中盤まで両チームともスコアボードにゼロが並ぶ展開。投手戦と言うよりは決定打に欠けまくる両者と言う感じ。
そんな中で試合の均衡が破れたのは7回表の桜美林大の攻撃。3つの四死球で1アウト満塁の大チャンスをいただきました。が、ここで取れた点は沼田君の犠牲フライの1点のみ。

浅めのフライに見えたので大丈夫か?と思いましたが、写真で見ると結構余裕だったっぽいな。スタートもよかったけどね。
にしても…うーん、この大チャンスでそれ!?ってズッコケるレベル。まぁ東京の社会人野球でもそれはよく見てますけどね。
んで、この1点を佐々木君が何やかんやで一人で守りきりました。よくもまぁあの球で完封できたもんだという感じですが…球数は(私が数えた限りですが)146球ぐらいかな。そりゃあ、こんなロースコアゲームなのに疲れた気がするわけだ。
というわけで、1‐0で桜美林大が勝利しました。スコアボードは撮り損ねてました。
この写真でご勘弁を…

<本日の投手リレー>
桜美林大学:佐々木千(9回)
東京経済大学:川又(5回)‐星野(2回)‐斉藤峻(2回)

  • 本日のセカンドおたく

桜美林大の山野辺君の守備は本っっっ当に素晴らしいねぇ。昔の記憶を辿ってみたが、仁志敏久があんな感じの守備をしていた気がするよ。
山野辺君はまだ3年生なんだよなぁ。これからさらにどれだけ伸びるか楽しみ。