- 作者: 中野渡進
- 出版社/メーカー: ミリオン出版
- 発売日: 2011/07/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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色々ググってたら、いつの間にか出版されていると知って、即購入。4ヶ月ぐらい前の話なんですが(爆)
で、ようやく読んだ感想は…今の横浜に足りないのはやはり谷繁成分なんだな、ということ。谷繁成分を受けた相川や一成さんは去ってしまったし…(一成さんは戻ってきたけど)
巻末の中野渡と野村さんと木塚の対談なんて居酒屋トークにも程がある(爆)
ああ、あの時代あんなことあったなーあんな選手いたなーと、少々ノスタルジックな気持ちになりました。それと同時に、やっぱり中野渡がいた頃の横浜と、今の横浜は全く違ってしまったんだと感じました。『(俺がいた当時の)ベイスターズ』は、なんて書き方をしてるくらいだし。
散々横浜を罵り倒していますが、中野渡はアンチ横浜ではないんだろうな。かと言って実は横浜の大ファンです、というツンデレなわけでもないんだろうし…ほっとけないんだろうな、あのチームが。
そんな本ですが、こういう本に限ってなんかこう、おおっ!?一言がしれっと書かれてたりしまして…現役時代の話よりも、戦力外を受けてからの話は何度も噛み締めたくなる感じだった。それは所謂サクセスストーリーだから、余計そう感じているのかもしれないけど。
それにしても、これでよく東海大系列の人間である荒波さんが入ってくれたね…と思う次第です。あの頃からは東海大系列側や横浜フロントの体制とかも大分変わったのかもしれないけど。