6/2 第84回都市対抗野球大会東京都二次予選・第2代表決定戦セガサミーvsJR東日本【公式戦】

~~レポは予選の試合が全て終了したらうｐします。~~
終了しましたので、うｐしました。
スタメンはこちら。

＜先攻・JR東日本＞
1(遊)田中広
2(二)西野
3(左)岩澤
4(右)松本
5(三)竹内
6(指)畑中
7(一)石岡
8(捕)石川
9(中)佐藤弦
(投)吉田
＜後攻・セガサミー＞
1(遊)坂本
2(一)神野
3(二)江藤
4(右)照屋
5(中)安井
6(指)十九浦
7(三)谷澤
8(捕)乗替
9(左)政野
(投)浦野

両チームの先発を見るだけでも実に豪華なカード。ドラフト大好きな人は垂涎モノではなかろうか。
立ち上がりは両先発とも上々。さすがドラフト上位候補の二人なだけあるな、と感心していたのですが、早速リズムが狂う出来事がありまして。
2回裏のセガサミーの攻撃。照屋さんの打球はライト方向に打ち上がりまして…最初追いかけてたファーストの石岡君は、外野フライと判断し一塁ベースへ戻る。ライトの松本さんが結構前に出てきて落下地点に入る…と思ったら完全に仕草が打球を見失ってる風。まさか…と思ったら、打球はライト線、いやむしろポール際付近まで上がっていた大きなフライだったのでした。勿論、この打球はフェア。打球が点々としている間に照屋さんは三塁へ行ってストップ。と思いきや、返球の具合を見て間に合うと判断してか、そのままホームへ。しかしボールもホームへ返ってきてて、タイミングは完全にアウト。しかしキャッチャーがボールをこぼしていたのでセーフ！というわけで、セガサミーがまず1点を先制。記録上はスリーベース＋(多分キャッチャーの)エラーだけど、ランニングホームランみたいなもの。
あの…本当にね、第二代表決定戦であの守備は本当に最低というか…特別JRを応援してるわけじゃないけど、そんな私でもありゃあポカーンとしちゃったよ…
吉田君は後続を断ち、3回も三凡で終わりましたが、どうもあのプレー以来リズムが悪い気がする。浦野君と比較するせいもあるんだろうけど、持ち前の球の力で何とか乗り切っているような感じ。
4回には2回のスリーベース以来のヒットを許しつつも、四凡。
しかし5回、吉田君はこの試合両チーム合わせても初めての四球を出し、きっちりランナーを進められて、2アウト二塁。ここで政野君が狙い済ましたようにライトへタイムリーツーベースを放ち、セガサミーが2点目をゲット。もうこの時点で、吉田君らしさが失われてたような気がする…自分が吉田君へ求めてるレベルが高いのかもしれないけど。
6回1アウトからヒットを打たれたところで、吉田君は降板。吉田君ならあの球の力で何とかいけるんじゃないかという気もなくはなかったけど、強固なリリーフ陣がJRにはいるからな。ここでリリーフ登板した杉山君は、ちゃんとゲッツーに仕留めてイニングを終わらせたし。
一方、浦野君。これぞ私の知ってる最高の浦野君だよ！って感じでした。素晴らしすぎて息できなかった(爆)
まず、序盤の3イニングで6奪三振でしょ。あのJR打線が、まったく捉えられそうにない球をとにかく投げてて、キレも抜群で。2点の援護をもらって、しかも6回まで完全ペースのピッチング。これは、この大舞台でJRをやってしまうか！？
…と思いましたが、7回に先頭の田中君にフォアボール。さらにバント処理を慌てちゃってオールセーフにしちゃったり、この回に来て急におかしくなっちゃった感じ。1アウト取っても落ち着かなくて、またフォアボール。そんでもって暴投で、JRに1点を献上。なんとか2アウトを取るも、JRはここで代打にタツさんを持ってくるという、最高のシナリオを書いてくるというね。そりゃあもう、完全にJRの勢いがセガサミーを飲み込まんとしていました。が、ここはセガサミーバッテリーはタツさんを歩かせる判断に出ました。
続くバッターは石岡君。今日ノーヒットとはいえ、ここで石岡君は脅威すぎる…と思ったら、JRはここで代打に大前をコール。この采配に助けられたかもしれません。大前を初球ファーストゴロに打ち取って、大ピンチを切り抜けるセガサミー。いやぁ、これが野球のクライマックスだな。俺まじで手の平に汗かいちゃったもん(爆)
大ピンチを脱したセガサミーがこのまま逃げ切り、2‐1で勝利しました。素晴らしかった！

おめでとう、セガサミー。まさか二度もJR東日本を破るとは思わなかったよ…強くなったなぁ。

っていうかこの写真見て気付いたけど、川端さんいつの間に元気になってるんですかｗ2ヶ月前に見た足を引きずってる姿がアレでですね…いやはやよかった。
逆にJRは、ちょっとらしくないなぁって場面がチラホラ。東京の勢力図も少し変わってきてるかな。
とりあえず今日の収穫としては、試合後のセガサミーで手塚という人が呼ばれて胴上げされてたことか(爆)