ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

10/8 東日本国際大学vs明治安田生命【オープン戦】

京セラドームに行けない悲しみを、ここに。
なァんで準決勝まで全部平日日程なんだよー結構勝てるかもしれないブロックに入れたのにぃぃぃ!!!!

<先攻・東日本国際大学
1(左)青木
2(二)横山
3(中)齋田
4(一)山崎
5(右)片岡
6(三)磯邉
7(遊)津田
8(投)粟津
9(捕)浅賀
<後攻・明治安田生命
1(二)新城
2(遊)木田
3(右)泉澤
4(一)大野
5(指)小川
6(三)島田
7(中)井村
8(捕)木内
9(左)手錢
(投)上田

東日本国際大学はDHなし。普段のリーグ戦ではDH制でやってるみたいだけど、神宮大会を見据えての打線を組んでるのかな。
それにしても、明安のスタメンなんですけど。
>(中)井村
これはね、もうしょうがないと思うことにするよ。最近明安のセカンドには新城君が入ってるけど、新城君のセカンド守備もかなりいいんだよね。将来的なこととか見据えると、まぁしょうがないのかなーっていう気持ちもあるんですよ。でもね…
>(捕)木内

これは何で?何の事故?私もさっぱり心当たりがないんだけど、この1か月の間に何があったんでしょう。いくら今日の相手が木内君の母校の東日本国際大だからって、他にやりようがあるはずである。
ちなみに、本日時点での明安のキャッチャー事情はというと、シートノックで森川君と尾嶋君は元気でした。尾嶋君は手の怪我治ったんですね。
でもあれだね、ここで元キャッチャーの手錢君をキャッチャーとして起用しない辺りに、私の語彙力では表現し難い気配り的な何かを感じます。
木内君のキャッチャー習熟具合はというと、キャッチングはとりあえずできてる。スローイングはまだ二遊間の人の癖があるようなので、大分厳しい感じ。上田君がさほど荒れる系のピッチャーじゃないから、割と無難にこなせてたという感じです。ちなみに、木内君がつけてたプロテクターには「9」という数字が刻まれてたぞ。
さて、そんな明安は1回の表から井村君がセンターへの浅い当たりをダイビングキャッチするという熱いプレーで一気にエンジンがつきました(個人的に大事なことだと思ったので書き留めておきます)
その裏、明安は泉澤君のソロムランで先制。ちょっと、この重信さんの笑顔素敵じゃないですか…?

3回裏、1アウトから本日スタメンの手錢君に打席が回ってきました。手錢君がスタメンなのは本日のホットトピックスのはずですが、他のスタメンのメンツがショッキングすぎてだな。
んで、手錢君の当たりは引っかけたっぽいゴロ。

しかしかなりボテボテだったのが功を奏して、セーフになり内野安打となりました。
ここで盗塁を狙ってくるんだろうなーというのは何となく読めたんですが、私が読めたんですから東日本国際大バッテリーも読んでたことでしょう、手錢君が二盗を敢行したタイミングで送球し、手錢君はアウトに。キャッチャーの動きが完全に読んでたっぽいからなーしょうがないか。
その後、新城君がフォアボールで出塁し、木田君がツーベースを放って、この間に新城君が生還して、明安が追加点をあげます。木田君って結構長打打ってるイメージだなぁと思って過去の自分の記録を見返したら、秋の企業大会のJR東日本戦でもツーベース打ってたから、その印象が強いのかな。
しかし4回表、東日本国際大学は1アウトから齋田君がヒットで出塁すると、続く山崎君がツーベースを放ち、これがタイムリーとなって1点を返します。
山崎君は東日本国際大学の主将のようですが、3年生です。このチームは4年生は既に引退してるのかな?南東北大学野球連盟公式の選手名鑑を見ると、チームの最上級生は3年生なんだよな(マネージャーに4年生はいるし、そもそも南東北大学野球連盟の所属大学全体的に4年生がいない、もしくは4年生でも部活を続けている選手が少ないように見える)
あと、東日本国際大の先発・粟津君は2失点はしたけど、あんまり悪い感じはしなかったなぁ。

フォアボール2個出してるけど、コントロールの荒れみたいなのは感じなかったし、自滅への道をたどっていたわけではないので、試合を作る力は持ってるんだろうなーと思います。
5回しか投げなかったから、あんまり色々発見したり考えたりができなかったな…もうちょっとじっくり見たいタイプの選手ですね。
東日本国際大学は、6回からは船迫君を投入。

この試合を観るにあたってちょっとだけ東日本国際大のことを予習したけど、この船迫君がエースみたいですね。2番手が粟津君という感じかな。ちなみに、「ふなばさま」と読むようです。
この船迫君、さすがって感じのピッチングでしたね。まずテンポがいい。投げ急いでるのかなとちょっと思ったけど、全然そんなことはないみたいで、本当に自分のペースで投げてる感じ(そのペースがかなり早いんだと思う)あと、カットボールみたいな球を持ってるのかな?なんかすごいキレた、小さい曲がりをする球を投げてたのですが、あれが色んなコースに決められるようになったら強いんだろうな。
その船迫君が明安打線から2三振を奪った後の7回表の東日本国際大学の攻撃。明安は先発の上田君に変わって、岡君が登板。岡君のピッチングはね…本当に球がじゃじゃ馬だなぁという、そんな感じ。多分こういう球を見ているせいで、自分の中のコントロールの良し悪しのハードルが結構低くなってると思う。
先頭バッターの山崎君にヒットを打たれたものの、色々あって2アウトまでこぎつけましたが、ここから津田君にフォアボールを与え、ランナー一二塁。ここで向かえたのはピッチャーの船迫君。普段DH制のチームのピッチャーのバッティングはどうなんだろうと思ってましたが、船迫君はインコースの球(多分)を上手に捌き、ライト前に落とすヒットを放ちます。この間に二塁ランナーが生還して、東日本国際大学が同点に追いつきます。いやー…正直、バッティングが鮮やかすぎて声出しちゃいました。やりますね、彼。船迫君は打席は左のようですが、暴れん坊な左ピッチャーの球を捌いたわけですからね。
その後、浅賀君の打席で暴投・パスボールと連続でバッテリーミスがあって、ランナーが一人還って東日本国際大学が勝ち越し。尚も2アウト三塁。経験の意図もあったのかもしれないけど、岡君のボールは木内君には厳しすぎるな。
さらに東日本国際大学は、代打の選手がタイムリーを放ってもう1点を追加したのですが、この選手の名前を聞きそびれてしまい、誰が打ったのか名前を記録できてません…背番号26で外野手と思われるのですが……もし今後自力で情報を見つけられたら修正するけど、この選手をご存知の方、もし当ブログをご覧になってましたら、コメントにて情報をいただけると幸いです。オープン戦だし別にいいじゃん、って思われそうですが、自分が理解できてないところがあるとモヤモヤして気持ち悪くなるタイプなんです…記録はできる限り完璧につけたいのです。
んで、逆転した後の東日本国際大学の守りですが、早速先頭バッターの井村君にヒットで出塁を許します。木内君はバントでランナー二塁とし、手錢君を迎えます。

その当たりはセンターへ抜けそうなゴロ。写真を見返したら、めっちゃ体勢崩されてるのね。


あーでもセカンドベースの辺りでショートが追い付いてるからゲッツーになっちゃうかも…と思ったら、どうもショートが捕球し損ねたようで、オールセーフとなり、1アウト一二塁。新城君もヒットで続いて満塁となったところで、木田君もヒットで続き、井村君が生還。そして手錢君も足を生かして生還。

この写真の雰囲気で、私が何を撮りたかったか察していただければ幸いです。走ってる選手を撮るのは難しいなぁ。
そんで、木田君は本日3安打3打点の大活躍でございます。木田君がショートできるのって今日初めて知ったけど、明安のショートは吉田大成君で安泰というわけでもないのね。競争があるのはいいことではないかと。
試合は振出しに戻り、8回表の東日本国際大の攻撃。この回先頭で、途中出場の菅原君の打球はファーストへの強い当たり、これを大野君が弾いている間に菅原君は二塁まで進み、いきなりノーアウト二塁と、明安的にはピンチ。ちなみに、8回から明安のキャッチャーは森川君に代わっております。
そして、続く齋田君はバントを試みますが、この打球はキャッチャー正面になります。この時、森川君は二塁ランナーの動きを見ていたようで、すかさず三塁に送球。二塁ランナーはスタートを切っていたのか飛び出しており、二三塁間に挟まれる形になりまして、挟殺アウトになります。割と早めにタッチアウトにできていたので、バッターランナーは一塁どまりとなり、ピンチは大分小さくなりました。
直後に齋田君は盗塁を試みますが、これも森川君が見事に刺してアウトに。続く山崎君は空振り三振。このイニングさ、もう森川君一人でアウト3つ取ったと言っても過言ではないよね。もうこのイニングの森川君のプレーが素晴らしすぎて森川君に惚れてしまいそうです(落ち着け)
同点のまま9回裏まで突入し、1アウトから手錢君に打席が回ってきます。

この打席では、快音とともにセンター前へのヒットを放ち、サヨナラのチャンスを作ります。


この表情…宮川君に何を言われたんでしょう…w
その自慢の足でさらにチャンスを広げたいですね、と思ってたらなんか牽制死してしまいました。しまったァー!ぶっちゃけ右ピッチャーの牽制で死ぬとか考えてなかったァッー!!
…えーと、手錢君を牽制で刺した貴方、梅津君…というのですね。(いい意味で)覚えておきます。っていうか梅津君って言ったけど、実はここもうまく聞き取れなくて、梅津君じゃないかもしれません。背番号15の選手というのは把握してるんですが、人違いでしたらごめんなさい。
その後の新城君も凡退してしまい、試合はこれでおしまい。
というわけで、4‐4の引き分けに終わりました。

明安のスコアボードはビデオ係の選手が操ってるようですが、消すのが早すぎます…も、もうちょっと点けといてくれると嬉しいです…

<本日の投手リレー>
東日本国際大学:粟津(5回)‐船迫(3回)‐梅津(1回)
明治安田生命:上田(6回)‐岡(1回)‐黒萩(2回)

  • 初めて東日本国際大を観た感想

普通に強いと思った(小並感)
投打のバランスもいいし、足も使ってくるし(キャッチャーが木内君で隙があると思われてたのもあると思うけど)、なかなか面白いチームではあると思う。
南東北最強の大学として、私も一応名前は存じ上げているつもりだったけど、そういえば全国大会で全然見たことないなー神宮大会で来たことなかったっけ?と思いましたが、東北地区大学野球代表決定戦のトーナメント(PDF)を見て察しました。そっかー…富士大学と我らが東北福祉大学を倒さなきゃいけないってのは厳しいね。ついでに最近仙台大学も強くなってるし。そりゃああんまり見かけない気がするわけだ。
神宮大会については、個人的には東北福祉大に覇権を握ってほしい気持ちがあるんだけど、ぜひ東日本国際大学にも秋の神宮に来てほしいですね。スタンドがどう面白いかも気になるし(それかよ)

  • 本日の手錢君

3打数2安打。守備機会は1。
…1!?フルイニング出場でこれはちょっと少なすぎじゃない?東日本国際大のバッターがライト方向を意識して打ってただけかもしれないけどね。