ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

東京六大学野球秋季リーグ・第1週

ざっくりと。

あーもうホント明大との試合って気が重い。というのはこの試合がトラウマなのかもしれない。
だから正直、色々痛い目見る覚悟で観に行ったのですが…すごいすごい、明大とここまでやりあえたか!と感動してしまった。正直、9回まで「いけるかもしれない」と思っていた。もっとも、山崎君のキレッキレっぷりが半端なかったので打線がからっきしだったのですがorz
なんだけど、辰亥君よく頑張ったよ。コントロールもバッチリだったし、ランナーを出しても落ち着いてるし(しかし走られすぎではないか、という気持ちは(ry)7回途中でちょっと力尽きちゃったというかスタミナ切れ感はあったけど、夏の間にぐんと成長したんじゃないか、というのが窺えました。あともう少し、本当にもう少しなんですよ。
しかしあれなんですか、ひろみ様の打席における中杉君のエラーによる出塁からの盗塁って、新しいセオリーですか(爆)
ああ、あと今日は1年生の出田君が登板したことが一つポイントかな。何やら話題の子だそうですが…失点して幸先のいいデビュー、とはならなかったけど、ありゃあまぁしょうがないね。先輩野手のエラーは一つの洗礼みたいなもん。

何故代が変わっても、ちょっと趣が違っても立教打線の破壊力は健在なのだろうか。
小尾君・通織君の絶好調ぶりも脅威なんだけど、地味に平本君の存在が最近やだなーと思ってる。こないだの六大学オールスターで見た感じバッティングの調子がよさそうだなーと思ってはいたのですが…選んだり繋いだりできるし、かと思えば長打で決めてくるし、ランナーを溜めて溜めて、四番が一気に還すとかじゃなくて、ヒットを繋いで繋いで、気付いたら繋がりまくって大量点をゲットしてるって攻撃の印象が強い最近の立教です。まぁでも、ランナーを溜めてからの通織君って、相手側から見る絶望感半端ないよね、9回の2ランも「ああ、ここで一気にいかれるんだろうなぁ」とぼんやり見てたら本当にいきよったからね…
投げては澤田君、素晴らしかった!2年生にして試合運びをわかりきってるようなピッチング。ヒットは結構打たれるんだけど「ここをこうすりゃアウトにできるでしょ」って言わんばかりの投球術を見せられたというか。
おかげさまでこの日の慶應の褒めポイントゼロですよまじで(爆)打線は谷田君・横尾君が大ブレーキすぎて、いくら二人の前にランナーを置いても簡単にアウトになっちゃう。投げては白村君が論外すぎて(爆)1週間前のオープン戦から変わった感じもなければ、春のリーグの悪さそのまま秋に来よったんじゃないかと疑うレベル。あんなのにプロのスカウトが張り付く理由がわからん(と、土曜日終了時点では本気で思っていたのですよ)
この日は諸般の事情で慶應側に座っていなかったのですが、試合終了後に整列する時の、堀野君の歯痒そうな表情が何とも。悔しそうではなく、歯痒そうな、です。

加藤君まじ助かりました。7回途中2失点は十分合格点だと思います。少なくとも、今の慶應にとっては…
立ち上がりの失点と、6回以降の息切れ感はしょうがないとして、5回までのピッチングは安心して見れましたよ。
打線もやーっと谷田君が目覚めてくれたというか。谷田君もそうだけど、その前を打つ泰寛君・松本君が当たってたのもよかったね。

これは泰寛君ね。
いい流れでタイに持ち込めるか、と油断したところの我如古君のソロムランはもう…ねorz
正直、このところの慶應の試合は悪いイメージしかなくて、このまま終わるかなぁと思ってしまいました。本当にごめんなさい。9回に追いつかれたぐらいで諦めちゃダメだったね、谷田君。

松本君もよく走ってくれてさ。

谷田君、バッチリ勝ち越しのスリーベース決めてくれたよ。コロンビア。
試合を決めたのは谷田君の一振り、そして白村君の好リリーフだったけど、それに火をつけたのは7回の堀野君の内野安打だと思うよ。ショートへの、セーフかアウトかビミョーな辺りでヘッドスライディングして、セーフになりまして。
これは聞いた話なのであれですが、堀野君は実は膝の状態が万全ではないらしく、走るのもちょっとキツそう(見てても調子がよくないんだろうなってのが走り方で何となく感じられる)
7回の慶應の攻撃時点では1点をリードしてはいたけど、最後まで気を抜かないこと、何が何でも今日のゲームを勝ち取ること、そのために全力でプレーするって姿勢が強く感じられたような。結局この7回は無得点に終わったけど。このプレーで他の選手が何か感じてくれたりして、それがこの勝ちに繋がった…なーんて、ちょっとドラマチックなシナリオですが、自分はそんな風に感じたわけです。
しかし白村君、実は短いイニングのほうが得意なんじゃないかね。


NGワード:最初から辰亥君
あと、14日分の東大vs明大のところの1行目を参照(爆)
白砂君はコントロールがゴミのようだったわけではない…と思ったんだが…まぁ、勝負しきれてないなぁと思うところはあったけど…でもあの判断はちょっと時期尚早だったやもしれんなぁ。ノーアウト満塁でひろみ様ってのは嫌だけどさ。いくらなんでも関君全然出来上がってなかっただろうし。
あとやっぱり、辰亥君が安定してるのはいいけど、それじゃダメだってこと。別に東大に限った話じゃなく、柱が1本しかないようなチームは優勝できないからね。別にかつてのK大学のN林選手とか、R大学のT村選手を意識して話しているわけではないぞ。
それに辰亥君だけがズバ抜けていいわけじゃなくて、他の選手だってそれに匹敵する素質は絶対持ってると思うので…私はね。
今日のポイントは、東大の三木君です。いい感じのアンダースローです。

また私の変則フォームコレクションが増えました(爆)次は反対側から…
あ、ちなみに奥に写ってるサードに入ってる選手は、同じく1年生の山本君です。