ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

6/1 第88回都市対抗野球東京都二次予選・第4代表決定戦 セガサミーvs鷺宮製作所【公式戦】

スタメンはこちら。

<先攻・セガサミー
1(二)砂川
2(右)宮川
3(一)澤良木
4(遊)根岸
5(中)赤堀
6(指)須田
7(三)江藤
8(捕)佐藤
9(左)富田
(投)横田
<後攻・鷺宮製作所
1(二)渡辺侑
2(右)津久井
3(三)保戸田
4(指)橋本
5(一)吉濱
6(左)茶谷
7(捕)長澤
8(遊)中山
9(中)新納
(投)西村

やっぱり決定戦なだけあって両チームエースを出してくるよね。
鷺宮の先発・西村君は完璧な立ち上がりから、4回までセガサミー打線を完璧に抑えます。さすがですね。
一方のセガサミーの先発・横田君はそれに比べると、ちょっと不安定だったのかな。一応要所は抑えていたけど、4回裏に1アウトから保戸田君にツーベースを打たれて一気に得点圏まで進まれると、続く橋本君にタイムリスリーベースを打たれ、鷺宮に先制点を許します。
鷺宮としては西村君の調子もよさそうだし、とりあえずこのまま守りきる感じで試合を進めたいところ…と思っていたら。
5回表、先頭の根岸君に初球をホームランされてしまい、すぐに同点に追いつかれてしまいます。BladeCatcherはホームランはしょうがない派なので、まぁこういうこともある程度に捉えていたのですが、須田君にツーベースを打たれ、続く江藤君の打球は何でもないショートゴロと思いきや、遊撃手の中山君が弾いてしまい1アウト一三塁に。そして佐藤君・富田君に連続タイムリーを打たれてセガサミーに2点の勝ち越しを許し、尚も一二塁から砂川君にはフォアボールを与えて満塁。宮川君に2点タイムリーツーベースを打たれたところで西村君はKO、野口君に交代しますが、澤良木君に2点タイムリーツーベースを打たれ、打者一巡した後に2アウト一二塁から、また回ってきた須田君に2点タイムリーを打たれます。
…一気に書いたので何があったんだという感じがしますが、この回7安打・2四死球(あと1エラー)で9得点というセガサミーの猛攻があったわけです。エラーが絡んでるとはいえ、ほぼほぼセガサミーが自力で打ち崩して得た9点と言えるでしょう。恐るべしセガサミー、これぞセガサミー
9点もの援護を貰った横田君ですが、だからと言ってピッチングが安定してきたとかそういうことはなく、自滅するか、頑張ればチクチク点を取っていける可能性もゼロではないかもしれないなーと思ったのですが、5回裏は2アウトから新納君がツーベースで出塁し、渡辺侑也君がストフォアをゲットして一二塁になったのですが、津久井君は凡退。その津久井君はかつて補強に行った縁なのか、一部セガサミーファンから熱烈な応援を受けていた。で、6回裏には保戸田君と橋本君の連打でノーアウト一二塁の大チャンス。ここで回ってきた吉濱君に代打・秦君が起用されます。これは激アツな展開。秦君はバントの構えを見せたりしてたけど、すぐにバントを決めようとする仕草はなかったので、ランナーをしっかり送るための代打起用ではなく、一発大きいのを放ってチームを勢いづけようと画策した代打起用だと思われる。ところが、そんな秦君の打席の結果は無情すぎるゲッツー。いつもベンチで大きいリアクションで鼓舞する秦君が、この時ばかりはあまり感情を表に出さなかったというか、押し殺しているような姿だったのが胸が痛む。何故セガサミーはあんなにバカスカ打ってたのに、鷺宮はそれができないんだろうか。大きな技術の差はないと思うんだけど。
結局鷺宮は6回裏は1点も取れず、その後の7回裏に1アウト一三塁から渡辺侑也君のセカンドゴロの間に1点を取ったのみでした。
そしてセガサミーはというと、9回表に根岸君のタイムリーとか、江藤君の2点タイムリーで3点を取り、越えられない壁的なものを見せ付けておりました。
というわけで、12‐2でセガサミーが勝利しました。
セガサミーは東京都第4代表で都市対抗本戦に出場です。

<本日の投手リレー>
セガサミー:横田(9回)
鷺宮製作所:西村(4回・1/3)‐野口(3回)‐齋藤(0/3回)‐中川(2/3回)

  • チーム内の力関係を垣間見た

試合後のセガサミーの胴上げで、監督の次にアナライザーの城下さんが胴上げされていたこと(コーチはその後胴上げされてた)