ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

10/13 首都大学野球1部秋季リーグ戦・第6週 城西大学vs筑波大学

ここ2週間「この条件を満たせば日体大が優勝するよ」という情報が流れていますが、いずれもポシャっていますが、次点の優勝候補は城西大なのです。
現在、勝ち点で日体大と並んでいる城西大。この3戦目を制することができれば、勝ち点4になり、次週の直接対決に向けて一歩リードできます。


スタメンはこちら。

<先攻・城西大学
1(遊)松川
2(中)八木
3(指)鈴木壮
4(三)坂口
5(左)恋田
6(右)武井
7(一)近藤
8(二)勝田
9(捕)小林結
(投)阿部
<後攻・筑波大学
1(左)川上
2(二)永戸
3(中)岡城
4(右)松永
5(指)堀江
6(一)米田
7(三)小田切
8(捕)西川
9(遊)宮澤
(投)友廣

そりゃあ、今日しかない筑波大は友廣君を持ってくるな。で、今週2戦目の城西大は阿部君と。予想通りの両先発ですな。
城西大の先発・阿部君の立ち上がりは、2アウトまでは快調に取るものの、岡城君にレフト線へのツーベースを打たれると、松永君にはセンターへヒットを打たれ、これで岡城君が生還。筑波大が1点を返します。
さらに3回裏、この回も2アウトから岡城君にヒットを打たれて出塁を許すと。二盗を決められ、1回と同じような状況に
で、またも松永君がレフトへヒットを放ち、岡城君が生還して、筑波大が2点をゲットします。
田切君に1個フォアボールを与えたのを除くと、岡城君と松永君以外は完璧に抑えているんだけどね……岡城君がチャンスメークし、松永君が還すという、去年ぐらいから筑波大の理想であっただろう攻撃ができてるんだよな。松永君にはどっしり四番に座ってもらってさ。岡城君は先週まで四番だったけど、どっちかってーと四番よりか一~三番ら辺を打たせたい感じの選手だと思います。
城西大もリーグトップの打率を誇る打線で巻き返したいところですが、筑波大の先発・友廣君を全く打てない。まじで打てない。友廣君はコントロールも非常に良いので、フォアボールなんぞ全く出さず自滅する雰囲気は皆無、6回にやっと1アウト一二塁のチャンスを作れたって感じ。
この辺りを機に友廣君を捉えられたかな、と思いきや、筑波大は友廣君をスパッと変え、7回からは一井君が登板します。一井君もキツいでしかし。


阿部君ですが、得点は許したものの、中盤以降は割と立ち直ります。正直、城西大としては何とかロースコアのまま、阿部君になるべく長いイニングを頑張ってほしかったのではないかと思います。
しかし7回裏、この回先頭の西川君にツーベースで出塁を許すと、宮澤君は三塁への大変美しく良いバント。良いバントすぎてオールセーフになり、一三塁。ここで川上君がレフトへタイムリーを放ち、筑波大が1点をあげます。


尚もノーアウトランナー一二塁の場面で、永戸君はバント。悪くないバントでしたが、これは阿部君のフィールディングが良く、三塁フォースアウト。阿部君こういうの巧いよね。
で、岡城君を迎えるところで、城西大は阿部君を降ろす決断をします。何せ今日の阿部君の対岡城君は3打数3安打、うち2本はエンタイトル含め2長打と相性が悪すぎる。というわけで、加藤君が登板します。
が、岡城君は阿部君だろうが加藤君だろうが何のその。放った打球は右中間の深いところへ飛んでいく。


外野手の位置的に、前進守備めだったのかな?ちょっと追いかけるのに時間を擁していました。これでランナー2人は生還。岡城君は足も速いので勿論三塁に到達。筑波大が5点目をゲットしました。
ここで城西大は加藤君から岡田君に交代。左の松永君なので、左の岡田君を起用した感じでしょうか。
しかし筑波大は、松永君に対し・右の藤代君を代打で起用。藤代君は初球をセンター前へと運び、これでランナーが生還し、筑波大がもう1点をゲット。

筑波大スタンドから熱いアニキコールが飛びます。いや、私も藤代君結構好きな選手だからよかった(爆)
さらに堀江君もヒットで続き、この時藤代君はスタートを切っていたのもあって、ランナー一三塁。城西大は岡田君に代え多々野君を登板させます。本日の「お前は何をしにここまで来たのだ」2連荘はつらいのですが……あとは多々野君がちゃんと抑えてくれました。


終盤での6点ビハインドな上、一井君相手では厳しかった。一応、8回表に1アウト一二塁となり、松川君に打順が回ってきたのですが、松川君・八木君と抑えられてしまい万事休す。筑波大はこう、城西大の打線で抑えるべきところをしっかり抑えて攻撃を封じていた感あったと思います。
というわけで、6‐0で筑波大が勝利しました。

こうなったので、優勝決定は最終週、勝ち点を取ったほうに決まる……と思います。ガチンコの直接対決ですな。

<本日の投手リレー>
城西大学:阿部(6回・1/3)‐加藤龍(0/3回)‐岡田(0/3回)‐多々野(2/3回)‐内藤(1回)
筑波大学:友廣(6回)‐一井(3回)


  • 本日の「人生で二度目の遭遇」

筑波大の途中出場の選手・五十嵐君。「いからし」と読みます。
三条高校のご出身とアナウンスされていたし、新潟の子なのかな?と思ってプロフィールを確認したらそうみたいです。
いや、新潟では五十嵐を「いからし」と読むほうがメジャーらしいと聞いたことがあるのですが、本当なんやなって。
ちなみに一度目の遭遇は、東京六大学とか社会人野球とか、あの辺です(わかる人には多分わかる)