ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

9/25 首都大学野球1部秋季リーグ・第3週 帝京大学vs筑波大学【リモート観戦】

なんとなくヤクルトみがあるレポになった。


スタメンはこちら。

<先攻・帝京大学
1(右)光本
2(中)草野
3(二)宮川
4(左)岡野龍
5(指)中里
6(捕)大友
7(一)島野
8(三)柴田
9(遊)山本
(投)戌亥
<後攻・筑波大学
1(三)永戸
2(二)中嶋
3(左)星野
4(右)清水
5(中)上中尾
6(指)濱内
7(一)片岡
8(捕)西浦
9(遊)小川
(投)西舘

いつも主軸を打ってる光本君が一番って意外なような気がしますが、前週で判明した通り光本君は俊足であることと、実はオープン戦で一番光本君を何度か試していたらしいので、そんなに驚くような起用ではなさそうです。っていうか最近わかった光本君のスペックを鑑みると、光本君もどっかの誰か先輩みたいなフィジカルお化けだったりするのだろうか……どっかの誰か先輩もああ見えて結構長打力あるもんね(プロ入りするまでずっと単なる俊足巧打の典型的一番バッターな選手だと思ってました)


で、試合ですが、両先発とも上々な立ち上がり。いいですね。
そんな中、3回表に帝京大が先頭の柴田君のツーベースで出塁。山本君がバントを決めた後、光本君のセンターオーバーのタイムリーツーベースで1点を先制します。打順の組み換えが当たった感じですかね。
筑波大の先発・西舘君は先制点こそ奪われましたが、3回以外のピッチングは全く問題なし。特に点を取られた以降は全くランナーを許さない完璧な内容でした。帝京大はこの西舘君が見せた一瞬を突けて良かった感じなのかも。
一方で帝京大の先発・戌亥君も筑波大に付け入る隙を与えず。一応、筑波大的には4回に2アウトながらランナー三塁まで行けたチャンスがあったのですが、この回の攻撃は数え間違いでなければ4球ぐらいで終わっていて、速攻すぎて逆に淡泊だったかも、って感じ。


なかなか戌亥君を崩せませんね、と見守っていた7回裏のこと。
この回先頭の清水君がツーベースで出塁。上中尾君は三振に倒れますが、代打の大竹君は粘ってフォアボールをゲット。今季の大竹君は今のところ代打での登場しかありませんが、何らかの形で出塁して次に繋ぐような、良い仕事をしているイメージが強いですね。そして続く片岡君にはストフォア。ここは警戒したのかもしれません。で、満塁となったところで戌亥君は降板。井田君に継投しますが、井田君は右の代打の阪上君に対して初球すないぽをやらかしてしまい、押し出し。筑波大が同点に追いつきます。多分内角を攻めたかったんだと思うけど……そしてこれだけやって井田君は降板。NPBで見てても辛い流れをアマチュアで見るとより辛くなります。しかし変わった粂君は、この大ピンチを無失点で切り抜けました。素晴らしい!
しかし8回裏、帝京大は粂君が続投中。この回先頭の中島君が粘ってヒットで出塁し、星野君はバント。四番の清水君に回します。その清水君はライト前へのヒットを放ち。これを右翼手が変な方向に弾いて後逸。そうこうしているうちに中嶋君は生還し、筑波大が勝ち越し!清水君も三塁まで到達します。この当たり、はじめは公式では清水君の三塁打となっていた気がしたんですが、後で見直したら、三塁打の記載はなくなっていました。やっぱ単打+エラーだよね。今季の粂君の成績がバッとしないとはいえ、これは不運や…
あのね……これはエラーはついてないと思うんだけど、別なイニングにも光本君の怪しい守備があったんですよね。所謂セカンドとライトの間に落ちる当たりのヒットだったんですが、セカンドとライトの間は殆ど距離がなく、手を伸ばせばどちらかが捕れたようなフライの当たりだったと思うのですが、光本君は捕球の素振りを見せず、そのすぐ足元にボールが落ちた…みたいな。声掛けの問題のような気がするけど、よくよくスコアを見返したら、筑波大が放った7本のヒットの内、6本がライト方向への当たりだったんですよね。たまたまなのか、もしかして帝京大はライトが守備の穴だと思われているんだろうか………どっかの誰か先輩は打撃成績はさておき、中継で毎回好プレーを見かけるほどなので堅守と断言できると思われる選手なので、これに気づいた時、私の中の第二のフィジカルお化け説は崩れました。


この1点を、8回から登板している吉本君がしっかり守りきり、2‐1で筑波大が勝利しました。こういう時の吉本君ホント頼れますな。
敗れた帝京大は、4試合終わって引き分けすらなく、唯一未だ勝ち点ゼロの状態です…うむむ。

<本日の投手リレー>
帝京大学:戌亥(6回・1/3)‐井田(0/3回)‐粂(1回)‐西澤(2/3回)
筑波大学:西舘(7回)‐吉本(2回)


  • 憧れのぱいせん(たぶん)

首都の中継では、各選手の憧れの選手情報をテロップに表示してくれるようになったのですが、大体の選手が誰もが知ってるレベルで有名なNPBの選手とか、メジャーリーガーを挙げる中で、永戸君は「長岡秀樹」という名前を挙げていました。
あーその選手の名前パッと出てこないけど何かで見たことある!と思ってググったら、ヤクルトの選手なのですね。今年高卒2年目の選手かな。
八千代松陰出身の選手のようですが。永戸君も八千代松陰の出身なんですよね。永戸君は現在1年生の選手なので、つまり長岡の後輩にあたるのか。
永戸君が活躍したら、後輩の云々ということでスポーツ紙に取り上げられるようになると思うので、長岡はもっと頑張りましょう(雑な〆)