ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

9/19 首都大学野球1部春季リーグ・第2週 筑波大学vs日本体育大学【リモート観戦】

この試合はいつもの実況陣で、なんか安心しました。


スタメンはこちら。

<先攻・筑波大学
1(三)永戸
2(左)伊藤
3(指)星野
4(右)清水
5(中)上中尾
6(一)濱内
7(二)片岡
8(遊)小川
9(捕)西浦
(投)西舘
<後攻・日本体育大学
1(遊)松浦
2(中)中妻
3(三)小儀
4(投)矢澤
5(一)猪原
6(捕)打田
7(右)南
8(左)本間
9(二)中島

筑波の先発・西舘君の立ち上がりはヒット・ヒット・ほあでノーアウト満塁というなかなかのやらかし。ここで迎えるのは矢澤君でしたが、矢澤君は空振り三振。うーん、結構狙ったスイングでしたけどね。続く猪原君のサードゴロの間にランナーが還って、日体大が先制しましたが、この回の得点はこれだけ。おおお、先発の立ち上がりでノーアウト満塁から1点しか取れないとはちょっと………思えばこれが、後々響いたような気がします。
3回裏、この回先頭の中妻君がフォアボールで出塁。盗塁と、この時のキャッチャーの悪送球とで一気に三塁へ。小儀君はアウトになりましたが、矢澤君がきっちり犠牲フライを打ち上げて、1点を追加。さらに4回裏には打田君ヒット→南君バント→本間君のショートゴロを遊撃手が後逸している間にランナーが一気に生還と、流れるように3点目をゲットしました。うーん、小川君って結構守備が良い選手なんだけどね、ベースの近くっぽいところでちょっとバウンドが変わったので、なかなか難しいプレーだったと思います。で、中島君を打ち取ったところで、西舘君は降板。
西舘君は立ち上がりはさておき、そんなに悪い感じはしなかったけどなぁ。とはいえ、失点をした回は全て先頭バッターを出していて、そこから色々なところがおかしくなっちゃったような感じかな。そういうおかしくなりつつある流れを踏ん張って止める力も、必要っちゃ必要ではありますが…
一方、日体大の先発矢澤君は立ち上がりから変化球が切れきれ。しかし5回まで毎回フォアボールを達成していて、前回の内容を考えるとイマイチなほうだったのではないかな。ただ、毎回フォアボールの相手は、星野君か片岡君のどちらかだけだったんですよね。二人とも筑波の打線の中では警戒すべきバッターだとは思うけどね。
4回までに3点のリードを貰って、3点なら矢澤君なら余裕だろうと思っていましたが、5回表に先頭の西浦君がヒットで出塁。実は西浦君は、前の打席にもヒットを打っていて、矢澤君から2本ヒットを放ったということになりますね。んで、永戸君はバント。伊藤君の当たりは進塁打となって、2アウト三塁。そして星野君にはほあ。ちなみに星野君と3打席対戦して、3打席ともフォアボールだったんだけど、そのすべてを合わせても、多分ストライクは2球ぐらいしか入ってないんだよね。で、一三塁で四番の清水君を迎えまして、清水君がしっかりタイムリーを放って四番の仕事をして、筑波大が1点を返しました。


その後は継投。筑波大は北爪君→村上君→吉本君といつものリレーで零封。この間に色々な出来事がありましたが、よく踏ん張ったと思います(特に北爪君)
日体大は矢澤君が7回まで投げて、8回からは平田君が登板。この時矢澤君はピッチャーからライトにポジションチェンジをしています。四番だからね、マウンドは下りても試合そのものは下がれないよね。
平田君は8回は三凡で難なく抑えていました。8回までは。


9回表、平田君はイニング跨ぎで続投中。
筑波大は、まず片岡君がヒットで出塁し、続く代打の大竹君も綺麗な左打ちで続きます。さらに代打の中嶋君は三塁線へのバントを綺麗に決めて、一三塁の大チャンス。筑波大の代打攻勢はまだまだ続いて、二塁ランナーに代走の佐光君をセットして準備万端。代打の仲井君の打席でパスボールがあり(私はあれパスボールだと思うけどな…)、三塁ランナーは労せず生還、筑波大が1点差まで詰め寄ります。っていうか今日の日体大ってバッテリーミスみたいなのが多くてね、矢澤君の時も暴投が2個ぐらいあったんですよね。解説の話からすると、矢澤君の球が暴れん坊というよりか、キャッチャーの捕り方の問題っぽかったけど。んで、このパスボール風の何かはサインミスではないかとの指摘がありました。確かに捕り方も、逸らしたというのとはちょっと違う感じで変だったような気がするな。そして仲井君は空振り三振。うーん、この時点で1アウト三塁だしランナー佐光君だし、色々仕掛けてくるのかなぁと思いましたが、あまりそういう素振りはなかったですね。
2アウトになりましたが、続く代打の阪上君にはすないぽ。そして星野君にもすないぽ。二人とも同じような、内角への球が抜けたような感じのすないぽでしたね。
さすがに平田君はここで登板。2アウト満塁という場面で、日体大はリリーフエースの恩田君を投入。
しかし、迎えた清水君の当たりは外野へ。どうも前進守備だったようで、センターの頭上を抜く長打に。この間に塁上のランナーが全員還り、筑波大が一気に逆転!いやー…いやー……こういうこともあるもんやね。これはね、脳汁出るね。


その裏、8回から続投中の吉本君がきっちり三凡で抑えて、ゲームセット。5‐3で筑波大が逆転勝ちを収めました。
日体大はやっちまったなというか……矢澤君の登板日って日体大的には安牌の日だと思ってるんですが、その日をこういう負け方で落とすのは結構キツいのではないか……普段の勝ち点制と違うから尚更。
幸いなのは、土曜日が雨で流れたせいで、今週はこの1試合だけしかないということだろうか(明日は祝日だけど、スライドしないみたいです)

<本日の投手リレー>
筑波大学:西舘(3回・2/3)‐北爪(1回・2/3)‐村上(1回・2/3)‐吉本(2回)
日本体育大学:矢澤(7回)‐平田(1回・2/3)‐恩田(1/3回)