ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

6.9 プロレスリングFREEDOMS『殿の野望2023 〜NEW GENERATION IS HERE〜』in新木場1stRing

物凄い刺激を得た…!!
まだ5.25のレポ書いてないですが、こっち先に書きます。


ほんでいつものことですが、本記事では流血や鋭利なものが多数出てきますので、ご容赦の上、記事をご覧いただきますよう、お願いいたします。


…などと言いつつ、最近は流血少なめでしたが(感覚麻痺)、今回はガチでキツい画が出てきます。私も会場で見ていて心配になったレベルなので……

  • 試合前

殿からご挨拶がありました。

この殿が着てるTシャツめっちゃいいな…!と思ったら、こちらで販売するようです。


今度から殿のことプレジデントって呼ばなきゃ(爆)
殿からはまず「この日に新木場を選んでくれてありがとう」という感謝の言葉が述べられました。
…この大会は、プロレス界にとっては「裏」なのです。「表」では、これで盛り上がっていました。
sp.njpw.jp
しかしながら、この日の新木場はほぼ満員。公式発表では292人か。最近のダムズの新木場大会で200人を超えたことはなかったんじゃないかな。目視でもちょっと空席が目立っていたレベルなので、この日もどうかなぁと思っていましたが、「裏」とはいえ、この大会への期待度の高さがうかがえました。物好きが集まったとも言えるのかもしれないが。
殿からは色々お知らせがありましたが、そのうちの1つがインパクトあったため他を忘れてしまった(爆)
そのお知らせというのは、8.11に横浜武道館大会があるのですが、そこで葛西のデビュー25周年試合をやること、その対戦相手は、葛西の意向を最大限酌んだものにすること……という感じ。
それ聞くと、否応なしにアレを期待しちゃうんだけど、どうなるのかしらね…

GENさん、拳剛兄貴とやってて楽しそうだったな。

試合後は拳剛兄貴に連行されて裏に消えていったけど、やっとGENさんを楽しませられるような好敵手が帰ってきたか、って感じ。
わし、敢えてダムズにこういう、GENさんのような世界があるのがいいと思っているのよ。デスマッチしつつ、GENさんのじっくりレスリングを見入るのがすき。
試合は、レッカ君が香取を担ぎ上げたところ、香取がウラカン・ラナで切り返して3カウント。香取は試合を重ねるたびに手数が多くなっていいですね。
そういや、拳剛兄貴との連携もなかなか良かったですね。

この二人なんか尊さがあるので、どこかで存在感見せてほしいんだ。

  • 第2試合:タッグマッチ △進祐哉、政岡純(15分時間切れ引き分け)花見達也、仁木琢郎△


非常に良かった。本当にすごかった。このハナニキとかいうタッグもっと全国区に売り出したい。
凄い動けるし受けも攻めもバッチリだし、当然連携も良し。何より若い。仲良しで滾る。
試合は時間切れだったけど、だせぇチンピラに対ししっかり力を見せつけていたのはさすがというか、改めてダムズのジュニアは基本だらしねぇんだなというのを悟りました…
っつーかホント受けないんだな、政岡。ほぼ進が受けていた。受けないレスラーまじで嫌い。受けないレスラーなんてプロレスラーじゃねえだろ。

  • 第3試合:タッグマッチ ◯ビオレント・ジャック、ドブネズミ・フッキー (11分10秒 チャロネグロ)ドリュー・パーカー、植木嵩行●

入場時にはEREの音楽が流れる。で、花道からはジャックとドリューが入場。自分の入場の番だと揉める。
で、別口からはフッキーと植木が入場してきて、こっちもこっちで揉める。これには吉野レフェリーも「お前ら何揉めてんねん」と困惑。何だこいつらただのお笑いユニットじゃねーか(知ってた)
でまぁ、なんやかんやで試合は開始されまして。
途中、ジャックがリングサイドにいる植木をエルボーで攻撃したのですよ。まぁ待機している相手タッグの片割れに攻撃を仕掛けることはよくあることですが、これにジャック「お前何この汗!?(ほぼ原文ママ)」と叫ぶ。試合始まって2分ぐらいしか経ってないのにね…
その後、攻撃する度に汗がべっとりついたようで、


ジャックは汚いものを触った後みたいに手を振ったりしていました。そういう意味でもきたない扱いされるのか(爆)
参考:きたない植木の上半身像でも貼っときます。前面のほうがよかったかもしれないけど魔除けにでも使ってください。

途中、ジャックとドリューの攻防がありまして、優勢になったドリューはジャックにとどめを刺すべくスワントーンボムの体勢に移行。

が、植木が俺が決めるんだと、ロープを揺らします。これでバランスを崩したドリューは股間をロープに打ち付けて場外へ落下。なんてことを…!

この後吉野レフェリーに「ドリュー、大丈夫?」って素っぽく声をかけられていたのがアレ。
状況を横取りした植木は、敬礼しながらのダイビングヘッドバッド。

当然回避するジャック。吉野レフェリーの視線が冷たく感じるのは気のせいか。
植木はジャック・フッキーの合体パッケージドライバー的なのを食らうも反撃すると、


ドリューをパイルドライバー的な要領で持ち上げ、そのまま前方に叩きつける形でジャックに攻撃。

この技について調べたら、人によっては名前がついているようだが「パイルドライバー式フェイス・バスター」とのことだった。そのまんまやないか(爆)にしてもこの技、ドリューの表情的に植木が勝手にやったっぽいよね…
その後、植木はデスバレーボムでジャックに追撃しますが、


切り返され、ジャックのジャベに捉えられ即タップ。ちっとは耐えろよ(素の感想)
というわけで、ジャック・フッキー組が勝利。ゴングが鳴った直後、ドリューは植木をボコる。

残当
しかし植木は逆ギレ。ここにジャックとフッキーも加わり喧嘩。何でこの人らユニット組んでるんだっけという悩み半分、なんか全部植木が悪い気がするという気持ち半分(根拠ゼロ)
こんな感じでEREは勝手に喧嘩して勝手に帰っていき、吉野レフェリーが困惑しつつ観客に向けて一礼して試合が締められました。吉野レフェリーは首を傾げながらリングを降りていきました。ホントにね…

実現早かったわね…やりやがったなという気持ちもありますが、これを期待して今回のチケット買いましたんで。
入場から早速どっちかわからない。



…いや、この二人はちゃんと見ると簡単に区別がつくはずです。「わっからない!わっからない!」コールもなかったから、皆見分けついてたと思う(根拠適当)
っていうか、伊東が前に掛けてるの、魔太郎君のTシャツかな?魔太郎君復帰まだかなぁ…ワイだせぇチンピラの試合なんかより魔太郎君の試合を観たいよ…
それはさておき、この似過ぎた二人に相手も「どっちですか!?」と困惑するし、タッチしようとしてどちらかわからなくなり頭を抱える竹田。

この状況にバーブは「どっちでもいいから」とプロレスのレフェリーにあるまじき適当すぎる発言をして、私の腹筋が死にました。プロレスルールとは(哲学)
試合は伊東がマンモスのパイプ椅子への29歳に沈む。マンモスの猛攻を凌いで、オクトパスホールドまでは決まったんだが…

5.25で蛸の猿食いは達成したけど、マンモス食いはならなかったか。いいところまで行ったんだけどね。


自分らもわかんなくなるのか(困惑)
でも好感触だったみたいですね。確か塚本と伊東は大日本でもやり合っていたと思うから、もっと発展させられると思うぞ。
あともう1つ、面白かったので。

真剣白刃取りに全力で失敗した瞬間でした。

  • 第5試合:"狂器乱舞"甲兵携行疾風怒濤デスマッチ ◯佐々木貴、アブドーラ・小林 (15分29秒 右脚with蛍光灯→片エビ固め)杉浦透、菊田一美●


いつもの右肘サポーターは先日のアメリカ遠征でなくしたらしいです。いや、あんな後先考えないで勢いでサポーターぶん投げるんだもん、いつかなくすと思ってたよ……いつぞやのは新木場のお客さんが優しいから見つかったようなもんだ。
で、試合前はこんな感じでコーナーに座っていたのですが、

そこ、いつも殿が入場時にバキューンする場所なんですが……と、殿がやってくると謙虚にどく杉浦。相手はプレジデントだからね。


ダムズに来たらバキューン!しないとね。
んで、菊田は最近デスマッチにもチャレンジするようになった、と何かで聞いたな。なのでこのカードには驚かないけど、杉浦と組むのって多分初めてだよな。杉浦が大日本勢と絡むのってあまりイメージがないので…
いやでも、なかなかいい連係を見せてましたよ。殿を合体のブレーンバスターで投げたり、

その上にアブ小まで投げようとしてましたからね。

ちなみにこれ、殿は高速で逃げていました。「あれは無理」と仰っていました。しょうがないね。
それにしても……ある意味やりたい放題で「表」に怒られないか心配になりました。
まずこれ。

「い・い・づか!い・い・づか!」とか言いながら取り出してましたが、それいわゆる地獄からの鉄爪(直訳)ですよね……あとで杉浦に奪われていましたが。

ちなみにこれ、床に落ちるとプラスチックを落とした時のような軽い音がしました。
あとこの白目剥いてるの、絶対こういう感じのやつ意識してますよね…

www.tokyo-sports.co.jp
後で写真で見返して、白目剥き切ってないから、これってむしろアヘ顔では?と思ったとかそういう(ry
他、いつもの流れもやっていました。「トゥギャザーしようぜ!」と言いながらやってました。
あ、そうだ。写真見ていて初めて気づいたんですが、杉浦がアブ小に突き刺してるこれ、

「HNK」型になってるんですね。芸が細かーい。
試合はアブ小のバカチンガーエルボーwith蛍光灯に、

殿の右脚with蛍光灯で菊田から3カウントを奪い、殿・アブ小組が勝ちました。


試合後のマイク。アブ小は菊田に対し「俺はお前にとって高い・重い壁であり続ける」と宣言。今日めちゃくちゃ動けてたし受けてもいたからなー。説得力のあるお言葉でしたよ。ホントアブ小はあの図体では想像できないぐらいよく動くので、本当に皆に見てもらいたい。
そして杉浦に対して。アブ小は杉浦のことをよく知らなかったみたいです。
ここでアブ小、杉浦に呼びかける。

アブ小「元気があれば!」杉浦「何でもできる!」
アブ小「元気があれば!」杉浦「何でもできる!」
アブ小「元気があれば!」杉浦「何でもできる!」
…このやり取りを繰り返し、アブ小は杉浦を「こんなにできる子がいたのか」と超評価し感動。殿も「だから戦わせたかったんだ!」と褒める。これ何気に結構な褒め言葉だと思うけど、タッグかシングルかわからんが、この日より前にアブ小と杉浦を激突させる計画があったのか。
これに対し杉浦はアブ小に、BJWのベルトに挑戦してやる宣言をしたり、菊田は同じ「右脚」使いの殿をかなり意識したコメントをしたり。右脚って要はアレなんですよね、バズソーキックなんですよね。こういうのを契機に新たなストーリーが組まれたら面白いなぁ!ありきたりな感想ですが、今日1回きりでは勿体ないです。特に杉浦は1回大日本に参戦してもいいんじゃない?(参戦したことあるのか知らんけど)勿論、菊田もダムズに来てもいいのよ。
最後はアブ小……と見せかけて、殿の「愛してまーす!」で締め。愛してまーすは棚橋公認だから大丈夫です多分。
…あ、〆じゃなかった。これまだセミだった。
































次の試合は、絵的に結構キツいので、行間空けます…































  • 第6試合:蛍光灯&足場+αデスマッチ 平田智也、神谷英慶、●若松大樹(21分44秒 クロスアーム式スティミュレーションon the カミソリボード→片エビ固め)葛西純○、佐久田俊行、石川勇希

カードを見た瞬間「あまりにも大日本」と思いました。うんまぁそんなことはどうでもいいわな。
この試合は、石川に注目するつもりでした。以前見た時はほぼ空気だったからね。

が、それ以上の存在感を発揮するレスラーが、この試合には多すぎた。石川も悪いレスラーではないのだろうが、この中では個性が弱すぎる。ちなみにこれは平田にも言えるぞ。石川よりもずっと空気だったぞ。
まず葛西と佐久田。佐久田は裏切るかもわからんと示唆していましたが、そんなことはなかったな。むしろいい連係を見せていました。


…血まみれで倒れている子については後でしっかり触れます。
反抗的な佐久田の意図を葛西が実に寛容に受け止めるのがええのよな。もうお前ら結婚しろナチュラルに組んでしまえと思うのですが、それやると佐久田のイデオロギーに反しちゃうからダメなんだよな。実現するならもっと先、今進めようとしている世代交代のシナリオの先だろうな。私は今すぐにでも見て悶え死にたいのですが。あるいは、数年遅かったシナリオやもしれん。
そして神谷。神谷は以前の試合でもナンボか見かけたので、どういうレスラーかは知ってはいたけど、あのパワーをそのままデスマッチに持ち込むのが凄まじすぎる。平田もパワー系だけど、ちょっと違うんだよ。12.24でもそうだったけど、よく投げ技をする時は「よいしょ」みたいな、持ち上げる時のタメというか一呼吸があるじゃないですか。神谷はそれが全くないから、勢いのままブレーンバスターとかホイホイ投げてくるからインパクトが凄まじい。全然ついて行けなかったから写真もこれぐらいしか撮れてない(爆)

やはりプロレスだもの「投げ技」が一番映えるね。
でも神谷は、このメンツのインパクトとしては第2位。1位は断然、若松。あまりにもすごかった。
ここでカミソリボードに頭を押し付けられたのですが………


皆様、日常でカミソリの刃に触れるとどうなりますか?触っただけでスパッと切れますよね。それが頭部に何か所も食らうわけですよ。

葛西の表情が不穏すぎる。


これね、カミソリボードで一方的にやるのではなく、若松にもボードの破片を渡して自分をシバかせているのもミソなんですよ。

さらに石川に剣山(石川はガジェットと呼んでいたが)も突き刺されて、もう顔中鮮血まみれや。

ちなみにガジェットは、石川もぶっ刺されていました。よろしい(何が)

しかし…


こんな顔面血だらけなの久しぶりに見た……というか、若松が金髪なせいで、流血の度合いがあまりにもわかりやすくなってしまってドン引き。捕まっている時間が長かったのもあり、出血が多すぎて大丈夫なのかと心配になってしまいました。
しかし相手さんは容赦ない。佐久田がなんか持ってきました。


こちら蛍光灯と丸鋸になっております。5.25でお披露目されていましたが、ちょっとこれ引いてる人がいたようでした。ちなみに私が今のところ一番引いたアイテムはやっぱ魚串っスね。あと、火が怖いと思ってるからファイヤーデスマッチだの電流爆破だのは全然見れません…
顔面を押し付けられそうになりますが、

なんとか切り返す。

ほんでようやくタッチして交代した後は、複数人がかりで血を拭ったりとかしていたみたいでした。絆創膏貼ったみたいな、こちらにわかるレベルの手当の跡は見られなかったので、本当に最低限のことだけしかしていないのだと思います。デスマッチだからねしょうがないね。吉野レフェリーもついてたから、多分大丈夫だったのだと思う。
流血のインパクトは勿論、若松本人もよく耐えて頑張っていたのもあるけど、何よりセコンド(というよりデスマッチの片付けとかのフォロー係だと思うけど)の花見と仁木が若松にかなり声をかけていたのが非常に印象的でした。特に花見はやたら声がデカくてすぐわかった(爆)

この写真だと、暗いし花見は花道のほうにいるのでわかりにくいですが…
この辺に団体の絆を感じて、非常に良かったです。2AWってあったけぇもんな。大会行ってもわかるわかる。
若松は葛西にミサイルキック、バカチンガーサンセットフリップ、ジャーマンと得意技を食らわすも悉く返され、



パールハーバースプラッシュ、足場からのリバースタイガードライバーと葛西の猛攻にも耐えましたが、

最後はカミソリボードへのクロスアーム式スティミュレイションに沈みました。


戦いの痕跡(物理)
負けちゃったとはいえ、若松には一番声援が飛んでいた。自分の持ち味をしっかり出しつつ、葛西のフルコースを全て受け止め、そして流血。間違いなくこの試合の主役は若松だよ。
試合後は若松が一番最後にリングを後にしたのですが、一番の歓声を受けていましたね。若松コールもありました。こういうのが自然発生するのは、お客さんが認めたという何よりの証拠ですね。勝負には負けたが試合には勝った、というか。


試合が終わり、佐久田は早々にリングを後にしました。



3カウントのゴングが鳴ったら関係は終わり、か。でもねぇ、ああもうねぇ、この二人はホントに良い!!!良いんだよ!!!!!
ほんで試合後のマイク。佐久田はおりませんが、かいつまむとこんな感じ。
・葛西曰く、代表(殿)は口に出していないが、この大会は若手と、自分らのような選手が切磋琢磨するためにある……が、セミでは代表が、メインでは葛西がピンを奪った。それでいいのか?
・平田は相変わらずな、自分が時代を変えてやりますよ的なコメント。なんか、うーんとなった。
・石川は、チームとしては勝ったものの、良いところを全部葛西に奪われて悔しいと。自分は今大日本で燻っているが、実力を示してまた来る、と。
……なんだろうね、なんか石川のマイクは、素直だなぁと思って受け入れられたんだけど、平田のは「それ本気で思って言ってる言葉なの?」と思ってしまうんだよな。多分、具体性がないからなんだろうな。多分ね、平田は「そのためにじゃあこれから具体的に何をするの?」って聞いたら答えられない系だと思うよ。
エニウェイ、葛西はその約束として、石川に自分のバンダナを預けました。

この先、石川がこのバンダナを持ってくるようなことがあったら、この6.9のストーリーを思い出し、エモさに浸るべき。
ところで石川は燻ってるって自分で認めていたけど、かえって潔くていいと思ったけど……現状打破というか、刺激を求めてダムズに遊びに来たら?と思ってしまったけど、殿は許してくれるだろうが、大日本の中の人ってそういうの簡単に許すもんなのかな?許されるなら全然、来てもいいと思うんだ。頭おかしい人たち色々なデスマッチファイターがなんやかんやでダムズに辿り着くのは、ここにしかない刺激があるからだと思うんだ。

あ、脈絡ないですけど、この画ちょっと気に入ってるので、ここに貼ります…
そして若松にマイクが渡り、若松は殿にこう言いました。

「貴方は、若手だから遠慮するなといつも言う。だから言います。この場で次も殿の野望をやるって今すぐ言え!!!」
このメインのやり取りは、殿は陰でずっと見ていたようで、すぐ出てきました。そして殿は言いました。「もう言った」と。
確かにあれは、ちょっと抽象的な言い回しで分かりにくかったかもしれないな。実は前説でも殿はこう言っていました。
「皆の野望を叶える。それが『殿の野望』だ」と。
つまり、若松やその他皆が、次もやりたいという野望を持てば、殿が不思議なポッケで叶えてくれるわけです。
しかし、殿はそのための条件を出しました。「野望を、やりたいことを発信しろ」と
まぁこれは、この大会・団体やプロレスに限った話ではないよね。思っているだけじゃダメで、行動しろと。発信も、殿は発信という言葉しか使ってなかったからアレですが、自分はこういうことやりたい!って見てわかるような、そういうアクションを起こせってことですよね。


最後に殿は「今日は、新木場を選んでくれてありがとう」と再度感謝の言葉を述べていました。いやもう、こちらこそありがとうございますという感じです。最近のダムズってちょっとどうなのと思いつつ、どうしても第4試合のアレが見たくて急遽チケットを買ったわけですが、大正解でした。
まぁ、この先あのような大きな大会とダムズがバッティングしたとしても、二択のどちらかを選択するような場面に遭遇したとしても、私はやっぱりダムズを選ぶのだろうな。私が見たいプロレスは、メジャー団体にはないので。
野球とかもそうなんだけどさ、プロ野球が全て・究極であり至高!って考えの人、いるでしょ。一番有名なものが一番すごいって。確かにそうかもしれないけど、それと「自分の好みかどうか」は別じゃないですか。だから私はプロ野球より大学・社会人の野球のほうが好みだから、そっちを見る。メジャー団体よりインディー団体のプロレスのほうが好みだからこっちを見る。少なくとも私はそう。でも万人にはオススメしません。デスマッチだし(爆)
けど、自分が知らなかった世界に、実はかなり性癖にぶっ刺さるものが存在していたら、それを見つけられたら幸せになれるよね。なのでプロレス好きな人でよく「新日本しか見ない」って人と知り合うのですが、勿体ないなぁと思ってしまうのです。プロレスそのものが、競技そのものが好きなんだったら、視野と行動範囲を広げたら絶対もっと楽しめるのに、と。私がそれで、楽しい趣味を見つけたから、そう思うんだけどね。