ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

3/10 第69回JABA東京スポニチ大会 明治安田生命vsJX-ENEOS【公式戦】

あれから4年。
スタメンはこちら。

<先攻・明治安田生命
1(指)宮川
2(二)米丸
3(三)島田
4(右)加藤
5(左)小野寺
6(遊)本田
7(捕)尾嶋
8(一)森川
9(中)増野
(投)古田
<後攻・JX-ENEOS
1(中)田畑
2(一)高橋
3(右)井領
4(左)山田
5(指)池辺
6(三)石川駿
7(二)山崎錬
8(捕)石川良
9(遊)渡邊
(投)尾田

一発目から3時間ゲームを覚悟しました(爆)
なんですが、今日の古田さんは全然フォアボール出さないぞ!その代わり結構ヒット打たれてるぞ!(爆)初回からいきなり2アウト満塁で石川駿君なんですもん早速血祭りかと思いましたよ
しかし石川駿君をなんとかセンターフライ(大分ライナーめでしたが)で抑えて、初回は0点。2回も1アウト一二塁とかにしつつ、どうにか無失点。3回は先頭打者は許したけどポンポンと2アウト取れたなぁ、と(私の)気が緩んだところで、石川駿君に長打を許しENEOSが1点先制。石川駿君は果敢に三塁を狙いますが、そこは明安の好守に阻まれタッチアウトで、この回得点は1点のみ。
で、ENEOSの先発の尾田君ですが、立ち上がりはそこそこ。珍しく貴美男君のエラーもあったりしましたが、それ以外はランナーを許さず。しかし4回にランナーを一人背負ったところで、加藤さんの打球が右膝辺りに直撃。自力で立ったり歩いたりできてたようなので重傷ではないと思いますが、大事をとって降板。登板したのはやっぱり困った時の沼尾さん。小野寺氏に犠牲フライは打たれたものの、最小限で切り抜ける辺りはさすが沼尾さん。その後も安定感抜群のリリーフを見せてくれました。

だってその犠牲フライも小野寺さんめっちゃ体勢崩されてましたし(爆)
同点に追いつかれたENEOSはその裏、先頭の錬さんがツーベースで出塁。石川良君がきっちり三塁まで送って、からの貴美男君の犠牲フライで簡単に勝ち越し。
いやぁ…ENEOS相手だししょうがないよね、って思ってるけど、もうちょっとこう、踏ん張ってくれませんかね……というわけで古田さんは、5回途中被安打9の2失点で降板したのでした。
しかし終盤は明安のターン!7回にフォアボールとか冒頭とか絡んで2アウト満塁!からの得点ならず。9回も2つのフォアボールを貰って同点のチャンス!からの空振り三振とか…………しょうがないね。相手ENEOSだからね。
というわけで、2‐1でENEOSが勝ちました。

えっと、3時間ゲームにはならなかったです(爆)とはいえ、やっぱりちょっと時間かかってたけどね…
でもその昔、ENEOSにボッコボコにやられていた時を見ていたせいか、まだ色々課題があるとはいえ9回まで勝敗がわからないような試合ができるようになったんだ!とちょっと感動してしまった自分もいる(爆)4年経ってもやられっぱなしというのもアレだけど、着実にチームや選手は進化してるのかな、と。
ENEOSは2桁安打を放っておきながら、たったの2得点。ちょっとアクシデントがあったし、ピッチャーが大崩れしなかったのは幸いだけど、全然楽な展開の試合じゃなかったし、春は来つつあるが絶対王者はまだまだお目覚めじゃないなーって感じでした。

<本日の投手リレー>
明治安田生命:古田(4回・2/3)‐平田(1回・1/3)‐大久保(2回)
JX-ENEOS:尾田(3回・1/3)‐沼尾(3回・2/3)‐大塚(2回)

  • 本日のルーキー

ってもこの試合には1人しか出てないか。
なんか尾田君ってプロ注目らしくて、そんないいピッチャーなんだっけと思って見てたんですが(爆)尾田君より、キャッチャーの石川良君のが、むしろイイと思いましたね。尾田君も、尾田君の後に投げた沼尾さんのことも、それぞれの持ち球を絶妙に生かすいいリードをしていたと思います。打つほうもヒットは一本だけだったけど、きっちりバントを決めたり、時にはしっかりボールを見て出塁したり、いい働きをしてたんじゃないかと。
相手が明安とはいえ、ルーキーながら公式戦の初戦を任されるなんてすごいなーと思っていたら、そんな事情があったとは知らなんだ…
でもほぼ山岡さんの穴を埋めてると言っていいぐらい、よかったと思いますよ。去年の感じから、山岡さんの後を日高君が継ぐとばかり思ってたけど、今日の感じを見るとキャッチャー争いもなかなか面白そうな感じです。

  • 俺思うんだけどさ

最近の錬さんの攻守にわたるプレーを見ていると、宮澤さんとダブって見えて仕方がないのである。
こう…簡単に凡打にならない雰囲気とか、二塁と三塁という違いはあるけど、抜けそうな当たりを横っ飛びしてがっちりキャッチして、チームのピンチを救うとか。