【朗報】前日の試合で清藤君が自力で歩けなくなるレベルの怪我をしたとお伝えしましたが、翌日復活し、元気にシートノックに参加していたことをここに報告いたします。落ち武者は討ち取られてなかったぞ！
…おんぶされるほどの怪我だったのに一晩で復活とかどういうことなんだ…？だからいじられてるのか？
スタメンはこちら。
＜先攻・城西大学＞
1(左)足達
2(遊)見目
3(二)藤田
4(三)長谷川
5(一)西上
6(指)野瀬
7(右)飯塚
8(捕)佐藤史
9(中)大西
(投)金城
＜後攻・帝京大学＞
1(指)河原
2(二)小山
3(一)安隨
4(三)浅井
5(捕)黒田
6(遊)山口
7(右)木下
8(中)安並
9(左)實川
(投)菊地
でもさすがに大事をとったのか、今日はスタメンお休みです。
そして試合のほうですが、今日も城西大打線が好調です。
3回表に四死球とバントで1アウト二三塁としてから、藤田君の2点タイムリーで城西大が先制。
しかし帝京大も今日負けたら最下位決定、入替戦行きです。その裏には先頭の河原君が出塁し、小山君がバントを試みますが、金城君が二塁に送球したところセーフとなり、小山君も生きて、一二塁。安隨君のバントで二三塁とし、浅井君のタイムリーでまず1点を返します。
尚も一三塁の場面で黒田君が犠牲フライを放ち、帝京大が同点に追いつきます。
しかし帝京大の先発・菊地君がどうにも調子が上がらないというか、リズムに乗り切れないというか……バックのせいかも。直後の4回表、テンポよく2アウトは取ったものの、飯塚君の当たりはボテボテのセカンドゴロ。ところが小山君の手に球がつかずセーフになります。はっきり言ってエラー扱いされてもおかしくないプレーだったけど、ちょっとこのところの小山君の守備が精彩を欠きすぎている。5回表にも似たようなプレーがあって、ピンチを招いちゃったんだよね(これは何とか得点に結びつかなかったけど)そして飯塚君に二盗を決められ、このランナーを佐藤君のタイムリーによって還され、城西大に勝ち越しを許してしまいます。
城西大の先発・金城君。先週の川口での試合で、城西大の投手リレーの中で唯一よかったという選手です。今日は先発だったのでちゃんと写真撮れたよ！
19歳なんだよね……若いなぁ(遠い目)
金城君はランナーは出すものの、落ち着いて後続をしっかり抑えるピッチング。序盤こそ不安定で得点圏にランナー置いてばっかりだったけど、中盤以降は安定してきたかな？まぁまぁランナーを出しても得点さえ許さなければいいんですよ、とりあえずはね。
さて、城西大の打線ですが、好調なことには変わらず……というか、帝京大の先発・菊地君は5回を投げ切って降板したんですが、その後を受けたのが、金城君と同じ1年生の廣畑君なんですよね。1年生にこの状況で投げさせる重荷だっただろうか、7回表に先頭の足達君にヒットで出塁を許すと、ボークを取られ、さらに見目君にセーフティバントを決められて、ノーアウト一三塁(後に見目君が走って二三塁となる)藤田君のことは浅いセンターフライに抑えましたが、長谷川君には飛距離十分なライトフライを打たれ、これが犠牲フライとなって、城西大に追加点を許します。
さらに8回表には、代打の小泉龍仁君がヒットで出塁。小泉君って私が見る限り代打での出場しかしてないんだけど、必ず何かしらの手段で出塁してるんだよね。素晴らしい。あと所用があって城西大野球部の公式ホームページを見て初めて知ったんだけど、副将だったんだね。
で、小泉君の代走の伊藤滉基君が盗塁を決め、さらにバントもあって、1アウト三塁の場面。ここで回ってきた佐藤君の当たりはファーストゴロで、ホームへ送球したんですが、判断に迷ったのか送球の動作がちょっと遅れたんですよね。そのため生還が認められ、城西大は差を3点に広げます。廣畑君は大西君のことは打ち取りますが、足達君・見目君に連続すないぽを与えてしまい、満塁に。藤田君との勝負はフルカウントまでもつれますが、結局フォアボールを与えて押し出しにしてしまいました。
帝京大的には嫌なムードが漂いっぱなしですが、ここでアクシデントが発生。バッターに長谷川君を迎えた場面で、キャッチャーの黒田君が三塁ランナーのタッチアウトを狙って三塁へ送球したのですが、その送球が三塁ランナーの足達君の頭部付近(ひょっとしたら顔かも…)に当たってしまい、足達君が倒れてしまいました。この場合オブストラクション(走塁妨害)的なものは発生しないらしく、倒れている足達君をタッチし、スリーアウトチェンジに。
私の位置からは明らかに頭部付近に当たったように見えなくて、最初左胸の辺りに当たっちゃったのかな？と思ったんですが、倒れた足達君が監督らの呼びかけにも全く反応しなかったようなのと、担架で運ばれる際に顔を隠すような仕草が一切なく(怪我した選手って担架で運ばれる時、腕で顔を覆うようにすることが多い気がするのですが…)、本当に意識がない状態で運ばれていったんじゃないか、と思いました。城西大野球部は一応facebookのアカウントを持っているようですが、その辺りの情報は一切なく…かなり心配です。
球場に物凄い不穏な空気が漂う中の8回裏の帝京大の攻撃。私もこの辺りは動揺してたせいでちょっと記憶があやふや。1アウトから浅井君がスリーベースで出塁。黒田君は見逃し三振。続く山口君がタイムリーツーベースを放ち、さらに木下君の当たりは内野安打となって、この間にランナーが生還し、帝京大が2点を返します。尚も2アウトランナー一塁の場面で。城西大は金城君から竹脇君に交代。竹脇君昨日完投して、大分お疲れな感じだったけど大丈夫なのかな…？でもエースとして、副将として(城西大公式で確認)この場面は抑えなければ！！というわけで、安並君を内野フライに打ち取り、悪い流れを断ち切りました。
その後の9回裏の守りも三凡できっちり切り抜けた竹脇君。
その中で實川君の代打の住友君の当たりを、足達君に代わってレフトに入った秋山君がダイビングキャッチで好捕してみせるというプレーを見せ「敵を取ったな」とぼんやり思ったのは内緒だ。
というわけで、6‐4で城西大が勝利しました。
この試合により帝京大は今季最下位が決定、武蔵大との入替戦に臨みます、たぶん。
帝京大…最下位なんだけど、そんな中であの東海大に何故かストレート勝ちして勝ち点を取ってるんですよね。東海大が今季優勝争いに加わることができなかったのは、これが大きいと思う。
この試合内容を首都大学野球連盟公式で確認しましたが、1試合は先発の丸山君が打ち込まれてしまったこと、もう1試合はおそらく3時間で決着がつかずタイブレークになってしまい、そこでも救援登板した丸山君が点を取られてしまったらしいこと(これはエラーも絡んでいるようなので、丸山君一人が悪いわけではない可能性があるが)
あーこういう試合が出てくると、タイブレークの是非について色々言われそうだけど、タイブレークで決着がつくことに消化不良感があるのは理解できるけど、本当にいい投手ならタイブレークの場面でも抑えることができ、本当にいい打者ならタイブレークの場面で得点を決めることができるので、タイブレークのルールは完全なる悪とは言えないと思います。
- 本日の人気選手
實川君は帝京大スタンドに人気のようです。コールは「おじーちゃん(おじいちゃんかもしれない)」全然関係ないけど、私實川って名字の人と仕事したことあるけど、あだ名が「じっちゃん」だった。だから納得してしまった(爆)
さて、帝京大の応援は基本的に各選手に固定曲があるわけではなく、その場のノリで曲を決めて歌ってるみたいですが(但し安並君の打席ではドンキホーテのテーマが歌われることが多い)…俺、チャンスで實川君に打席に回ってきた時、聞こえてしまったよ…誰かが「おじーちゃんのアーチが見てみたい…」ってボソッと言ったの…
……こんなチームが崖っぷちの状況でもいつものノリな君らは嫌いじゃないよ。ただ、7回ぐらいになって負けそうな雰囲気が色濃くなってきた時に、ZARDの『負けないで』を歌い出したけど(土曜日もそうでした)、俺がむしろ負けないでって言いたいわという気持ちになりました、ええ。
