ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

3/11 第73回JABA東京スポニチ大会 日立製作所vsHonda熊本【公式戦】

スタメンはこちら。

<先攻。日立製作所
1(二)岩崎
2(遊)野中
3(左)高田
4(指)吉田
5(一)田中政
6(中)濱元
7(三)森下
8(右)三倉
9(捕)川本
(投)猿川
<後攻・Honda熊本>
1(遊)稲垣
2(中)若林
3(右)長池
4(指)山本
5(捕)浜岡
6(三)川嶋
7(一)佐藤
8(二)持永
9(左)北村
(投)荒西

3回表、日立が森下君のソロムランで1点を先制。この回の先頭バッターで、初球を捉えた当たりでした。
Honda熊本の先発・荒西君は1点を取られはしたものの、それ以外は全く問題なし。5回まで投げて、ソロムランと初回に内野安打を許しただけだし。
先制を許したHonda熊本でしたが、5回裏に川嶋君がフォアボールで出塁し、2アウトから持永君のタイムリスリーベースで1点を返し、同点になります。この時の持永君の走りっぷり、三塁に辿り着いてのガッツポーズ、非常に良かったですね。見とれてしまって全くカメラ構えてなかった……さらにその後、北村君がタイムリーを放って、Honda熊本が逆転します。
持永君は打つだけでなく、守りもバッチリ。早い打球にしっかり食らいついてアウトにしていた場面をよく見かけました。他は2回バントを決めて、本日は自分の役目をバリバリ果たしてたって感じかな。
しかし荒西君は、6回からちょっと崩れがちで6回から8回まで毎回フォアボールを出していました。コントロールが乱れたというより、1点差なのでかなり慎重に行っていたのかも。
そういうわけで、日立は毎回チャンスを貰っていた形になるのですが、これが得点に結びつかず。荒西君の投球術にいいようにやられていた感は確かにあったけど、ちょっと打線が経験値不足かなぁ、という点が否めないようなところもありました。ソロムランを打った森下君は、これ以降空振り祭りで期待できなさそうだったし。
日立は去年の最強時の打線と比較すると、俊太君・菅野君・岡崎君・中村良さんが抜けた形になるね。こうしたポイントゲッターになりえる人たちがゴリっといなくなると、全然得点できないし、次に繋がるようなバッティングもできない感じ。そして本日の試合では、チャンスの時に田中さんに打席が回ってこなかったので、クリーンアップ以外のところで点が取れるか・点が取れるところまで繋げることができるか、ってのが課題になるかな。日立と言えば打撃のチームなので、やっぱ点を取れなきゃダメよね、というところです。
というわけで、2‐1でこのままHonda熊本が逃げ切り勝利。荒西君は完投です。

<本日の投手リレー>
日立製作所:猿川(6回)‐徳永(2回)
Honda熊本:荒西(9回)

  • あれから数年

川嶋君は今年からHonda熊本のキャプテンになったんだね。それもなんだけど、今もなお現役だし、打つほうはヒットはなかったけど、守備面の動きがよかった。
川嶋君はよく東京六大学を見ていた頃の選手なせいか、今も社会人で見続けられるのが嬉しいですね。王子の大八木君も同じ感情で見てる。
未だに明大の『狙いうち』といえば川嶋君ですやね。