ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

5/2 第72回JABAベーブルース杯争奪大会 日本通運vs三菱自動車岡崎【公式戦】

やべえ二番バッターがいる。


スタメンはこちら。

<先攻・日本通運
1(左)大谷
2(中)手銭
3(指)関本
4(一)北川
5(三)稲垣
6(遊)諸見里
7(右)内海
8(二)浦部
9(捕)木南
(投)釘宮
<後攻・三菱自動車岡崎>
1(中)飯嶌
2(遊)中野
3(二)宇都口
4(左)田口
5(指)豊住
6(右)福永
7(一)小室
8(捕)清水
9(三)富澤
(投)秋山

日通の先発は釘宮君。新人の選手ですね。
初回、先頭バッターの飯嶌君を振り逃げで出塁させ、中野君にヒットを打たれて続かれてしまいます。
その後、バントとか色々あって、2アウト二三塁。ここで回ってきた豊住君にタイムリーを打たれ、1点を先制されてしまいます。

が、不安定なのはこの初回と、2回裏ぐらいかな。その後もヒットを打たれたりはしたけど、あまり苦しみながら投げているような感じではなかった。もっとポンポンといいリズムで投げられるようになれば、さらに良くなるのかもしれないな。


一方、岡崎の先発・秋山君。

武蔵大の出身とのことで、実は大学時代に2度見たことがあります。が、どちらもブログに当時のことを書いていなかったようで…
当時の自分の記録を見返したところ、2018年5月5日の東海大戦では大分やられていたが(最近武蔵大は東海大戦が苦手だと判明したので、しょうがなかったのかなと思いつつ)、2018年5月12日の桜美林大戦ではキレッキレで非常にいいピッチングをしていたのです。
個人的なイメージとしては、ハマると非常に強い、しかしそうでなければ、コントロールに苦しむ系のピッチャーなのかなと。あれ、これ岡崎が好きなタイプのピッチャーじゃ(ry
で、本日のピッチングはと言いますと、初回2四死球、2回表にまたすないぽ。今のところ失点はないけど、ちょっと荒れてるかなぁという感じ。
3回表に手錢君の絶妙なボテゴロ+ヘッスラで内野安打にされ、その後は暴投・ふぉあ・ふぉあで、2アウト満塁となってから、諸見里君を迎えます。この諸見里君の当たりが非常に絶妙で、三塁をちょっと越えた辺り、サードとショートの中間ぐらいの、ショートがカバーするにも結構厄介な位置に落ちまして、これが内野安打となり、この間にランナーが1人還って、日通が同点に追いつきます。ちょっと運がない失点かなーという気持ちもあり、日通の野球の仕方が曲者すぎるという気持ちもあり。
さらに5回表、この回先頭の手銭君がフォアボールで出塁すると、早速盗塁を敢行。これがキャッチャーの悪送球を誘い、手銭君は一気に三塁まで進みます。関本さんは見逃し三振に倒れますが、北川君はきっちり犠牲フライを放って、日通が勝ち越しに成功します。

秋山君は5回を投げ切って降板。うーん、ヒットはたったの3本しか許さなかったんだけど(うち2本は内野安打だし)、四死球7ってのは、ちょっと見ていて不安になるよね。


2番手には坂巻君が登板。こちらも新人だったかな。なかなか快調なピッチングを続けていたのですが、8回表に2アウトから稲垣君にヒットを打たれ、暴投でランナー二塁となったところでまたも諸見里君を迎えます。今度は綺麗な外野へのヒットを打たれ、これがタイムリーとなって、日通が終盤に追加点をあげます。
9回には神原君が登板しますが、いきなり先頭バッターの浦部君にフォアボールを与え、バントで進塁されます。その後浦部君に三盗を決められて、1アウト三塁。三盗を決めたっていうか、岡崎バッテリーがノーマークなだけだったっぽいけども。
その後、大谷君は三振に仕留めますが、続く手銭君にまたも微妙なゴロを打たれます。セカンドが捕球し送球するも、やっぱり手銭君のヘッスラが勝りセーフ。この間に三塁ランナーの浦部君が生還し、日通がダメ押し点をゲット。


ちょっとさぁ…手銭君の存在が脅威的すぎるんですよね。
だって今日の手銭君の戦績をざざっとまとめると、
・第1打席:チャンスを広げるふぉあ(得点に絡まず)
・第2打席:1アウトから内野安打で出塁。同点のホームを踏む
・第3打席:先頭バッターでふぉあで出塁。足で相手のエラーを誘い、三塁に到達、後に勝ち越し点のホームを踏む
・第4打席:普通に凡退(チャンスでも何でもない場面だった)
・第5打席:内野安打でダメ押し点を叩き出す
ですよ?今日の4点中3点に絡んでるんですよ?
これって、塁に出すとめんどくさいし、そもそも抑えること自体がめんどくさいバッターそのものじゃないですか。
ずっと手銭君は九番だったと思うのですが、二番にいるのはかなり厄介ですね。チャンスメーカーだし、その気になればポイントゲッターにもなれるし。ああ…俺は、なんか…嬉しいよ(幻覚を見ながら)


あ、岡崎の攻撃のほうなんですが、チャンスは作るんだけど、次の一手がね…って感じ(最近別なチームで似たようなこと言った気がするな)
スコアリングポジションまでランナーが進んでも、ゲッツーとか、バント失敗とか、盗塁失敗とか重なるとねぇ。
というわけで、4‐1で日本通運が勝利しました。

<本日の投手リレー>
日本通運:釘宮(6回)‐池田(1回・1/3)‐庄司(2/3回)‐相馬(1回)
三菱自動車岡崎:秋山(5回)‐坂巻(3回)‐神原(1回)

  • おや?と思ったのですが

左の秋山君や坂巻君に対して、手銭君は左打席に入ってたんですよね。
あれ、スイッチやめちゃったの?と思ったんですが、家に帰ってグランドスラムを確認したところ、左打ちとなっていました。専念する感じなのかな。
ちなみに日通公式の選手名鑑では、まだ両打ちのままです…