ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

4/13 第66回JABA岡山大会 三菱自動車岡崎vs日本通運【公式戦】

この日は観光したかったため、この試合のみの観戦です。
遠征1日目にしてこんなこと言うのも何ですけど、特徴のない試合だったためコメントに苦慮しています。


スタメンはこちら。

<先攻・三菱自動車岡崎>
1(中)中村奎
2(一)小室
3(遊)斎藤
4(右)豊住
5(三)伊藤
6(二)古川
7(左)大工原
8(捕)西川
9(指)里見
(投)秋山翔
<後攻・日本通運
1(遊)添田
2(中)佐々木
3(左)沓澤
4(右)田中
5(指)北川
6(三)島村
7(一)磯網
8(二)木村
9(捕)山本
(投)相馬

左腕同士の対決です。
日通の先発・相馬君ですが、先頭の中村君に第1球をセンター前へ運ばれます。さらにその打球を中堅手ファンブル(したように見えたんだけどエラー付かなかったなぁ)で、いきなりノーアウト二塁のピンチ。
小室君の当たりは進塁打。続く斎藤君・豊住君と連続フォアボールで満塁となります。
らしくない。らしくないぞ!っていうか試合前のシートノックの時点からなんかゆるい感じがしたというか、「俺の知ってる日本通運はこんなシートノックしない」ってなぐらいミスっぽい動きが多く見えたので、不穏な感じがしていました。俺の知ってる日本通運はカチカチ守備なんだよ!(謎主張)
しかし続く伊藤君はファーストゴロ。一塁手がベースに近いところで守っていたので、そのままベースを踏む→本塁送球でアウトにしゲッツー。見事ピンチを切り抜けます。
するとその裏、今度は日通打線の先頭・添田君がフォアボールで出塁すると、続く佐々木君が右中間を割る深めの当たり。これで添田君が生還し、日通が1点を先制します。カウンターでこんなあっさり点を取るとは…
さらに3回裏、この回先頭の山本君がツーベースで出塁すると、添田君は進塁打、佐々木君は見逃し三振に倒れますが、沓澤君がタイムリーを放って、日通が追加点。さらに続く田中君が文句なしな飛距離の2ランを放ち、日通が3点を追加します。

三菱自動車岡崎の先発・秋山翔君*1ですが、3回終了時点で4点を取られていますが……正直よくわかんないですね(爆)2回裏は三凡だったし、この後4回裏には2つの見逃し三振を奪ったりもしたし、めちゃめちゃ良い感じのイニングもあったんですよ。でもああやって点取られてるんですよ。まぁ私の中では「岡崎っぽい」の一言で決着ついているんですが(爆)いやほらなんか、良くも悪くも昔21番つけてた左ピッチャーっぽい感じがするというか…

でもこの写真の感じは良いな。
秋山君は5回を投げ切って降板。6回・7回は神原君が登板してパーフェクトに抑え、打線の反撃の機会を待ちます。
しかし8回裏、この回からは江南君が登板しますが、先頭の山本君にヒットで出塁を許すと、添田君の打席でボークを取られ、ノーアウト一二塁。ここで添田君が放った当たりは左中間への大飛球。外野を割る当たりとなって、山本君は余裕の生還。さらに添田君も三塁に到達するタイムリスリーベースとなります。江南君はこの時点で降板。皇學館大のご出身とのことで珍しいなぁと思ったのですが、新人さんであったか……もしかして社会人になってから初登板なのかな?相手が日通なので致し方ないと思うのですが、大分ビターな登板になってしまいましたね…
後を受けたのは鈴木君でしたが、その添田君を沓澤君が犠牲フライで還して、日通がダメ押しの追加点をあげます。が、それ以外にランナーは出さず、しっかり抑えていました。犠牲フライはまぁしゃーないっすな。
岡崎的には、終盤での失点というのも大分痛いですが、そもそも打線が4回以降全くランナーを出せていなくてですね……ヒットどころか四死球も1つもないですからね。悪くない当たりもいくつかあったけど、日通の守備が堅すぎる。しかも超ファインプレーの連発とかそういうのではなくて、難しめの当たりをさも普通のプレーのようにさらっとアウトにしてみせていたという感じ。初回の満塁は何だったのかという感じだし、試合前のゆるシートノックは何だったのかという感じです。騙されたわ(爆)
というわけで、6‐0で日本通運が勝利しました。

相馬君は完封です。何も言うことはない。完璧だった。

<本日の投手リレー>
三菱自動車岡崎:秋山翔(5回)‐神原(2回)‐江南(0/3回)‐鈴木(1回)
日本通運:相馬(9回)


  • つらつら書きましたが

日通は、日通って感じだった。
岡崎は、岡崎って感じだった。
ってのが、この試合の率直な感想です(爆)だから特徴がないと思ってる。
…いや、ある意味特徴出まくりの試合だったとも言えるのか。

  • 本日の噂に違わぬ…

得点に絡まないプレーだったのでレポではカットしましたが。
5回裏、この回は山本君が先頭バッターだったのですが、この打席で決めたセーフティバントが非常に美しかった。三塁線への綺麗なバント。そして勿論セーフ。思わず背番号ゼロじゃないかとか、背ネームがTEZENになってませんかとか確認した。
山本君はキャッチャーでありながら俊足という情報を得ていたので「まじ?」と思っていましたが、このセーフティバントを見て本当なんだと確信しました。足も速いんだろうけど、このセーフティバントに表れているように、その足を活かす技術もあるんだろうな。惜しむらくは、このセーフティバントで生み出したチャンスが、直後にゲッツーで潰れたことですが…

  • なんかこのカード既視感あると思ったんだ

これだわ。
bladecatcher.hatenadiary.jp
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*1:今の岡崎には秋山姓のピッチャーが2人おるんやね。