パ・リーグで言うところの山本由伸と当たった日みたいなアレ。
あ、今日の試合と、先週見た試合と全4本うｐしてます。さらに先々週の試合も1試合見たけど、正直色々しんどかったのもあって書く気がないんだよな……
スタメンはこちら。
＜先攻・日本体育大学＞
1(遊)松浦
2(中)中妻
3(二)中嶋
4(一)猪原
5(指)細田
6(左)本間
7(右)南
8(三)添田
9(捕)高橋建
(投)矢澤
＜後攻・武蔵大学＞
1(二)中島
2(中)茂木
3(左)岩谷
4(右)松下
5(三)林田
6(指)村上達
7(一)西牧
8(捕)黒川
9(遊)片山
(投)山内
ちょっと試合開始に遅れたので、1回表の冒頭は見逃してしまいましたが、スコアから読み取るに、松浦君と中妻君はヒットで出塁。そして中島君は何かしらのエラーで出塁したのかな。で、ノーアウト満塁という場面でした。ここで猪原君が犠牲フライを打ち上げ、日体大が早速1点を先制。しかしその後は後が続かずということで…うーん、ノーアウト満塁から取れたのが犠牲フライの1点のみというのはなかなか悲しいなぁ。
武蔵大の先発・山内君は立ち上がりこそしくじったようですが、その後は立ち直っていました。山内君も頑張ってたけど、それ以上にバックの守備がよかったですね。これはね、守備をきっかけに攻撃のほうも盛り立てていきたい感じですね。まぁ、相手は矢澤君なのだがね…
5回まで投手戦の様相で試合が進みまして、5回終了時点で1時間経ったか経ってなかったぐらいじゃないかな？そのぐらい非常にテンポの速い試合だったのですが。
6回表、この回先頭の中妻君がセーフティバントで出塁。誰もいないような所に転がして、非常にうまいバントだったと思います。これを中島君がバントで進めて、猪原君はフォアボール。迎えた細田君がセンター前へ転がすようなヒットを放ち、これがタイムリーとなって。日体大が追加点。尚も一二塁の場面で、本間君もヒットで繋いで、日体大はまたも満塁のチャンス。ここで南君を迎えますが、南君の当たりはライナー気味な外野フライ。右翼手が犠牲フライを防ぐべくホームへ返球しますが、これがあらぬ方向へ行く悪送球となり、この間に三塁ランナーが生還して、日体大が3点目。実は松下君は、5回表に抜けてればフェン直の長打になるのではないかという当たりを好捕していたのですが……
さらに続く添田君が、2アウトながらセーフティバントを敢行。これがセーフとなり、日体大はもう1点を追加。じりじりと攻めてきますねぇ。しかし武蔵大は、中妻君のセーフティバントもそうだし、添田君に対しても全くの無警戒だったなぁ。中妻君は先頭だし足も速いし、ちょっとアレですが、添田君のセーフティバントはしょうがないよね。2アウトからセーフティバントを仕掛けてくるなんて普通思わないもんね。私も思わなかった。そういう思考の隙を突いたアクションができるのが、日体大の強いところなんだろうなぁ。
日体大はその後も、7回表には猪原君のタイムリーがあって1点、8回表には1アウト三塁から添田君のファーストゴロの間に1点を取り（これは所謂叩きつける系のバッティングで、最低限ということでそういうのを狙ったんだと思います）全部で6点をあげます。
山本由伸が2点ぐらい援護があれば余裕なように、矢澤君に6点の援護があればもう勝ち確ですよね（先週の試合から目を背けながら）
この日の矢澤君は初回からずっとストライク先行でコントロールもよく、9回まで球の衰えが全く見られなかったですね。投球数は全部で100球前後ぐらいかな？先週のアレは何だったのかって言うぐらいの出来でしたね……先週はあまりしっかり見れなかったけど、先週は矢澤君の調子が悪かったというより筑波大の戦法が良かったと、解説が言っていたので、そういうことなんでしょう。
とはいえ、先週の失敗からしっかり修正してきてるのが、矢澤君の凄いところやね。矢澤君は立ち上がりがイマイチなことが多いけど、毎試合なんやかんやで建て直して完封したり、調子が悪いであろう日も最低限の試合は作るからね。勿論それができる矢澤君はすごいんだけど、日体大のチームというか首脳陣の指導というかフォローというか、そういうのも良いんだろうね。たった一人で全部どうにかできるものではないだろうからね。
というわけで、6‐0で日体大が勝利しました。勿論矢澤君は完封です。
武蔵大は矢澤君に1安打の1四球に抑えられて、ピッチャー以前にどうしようもありませんでした。好調の松下君すら完璧に抑えられたし、解説も無理って言ってたししょうがないね。
- 理想の一二番
中妻君は本日3安打1盗塁。よく打つしよく走るし素晴らしい選手です。
中妻君個人も勿論素晴らしいんだけど、松浦君との一二番コンビというのが、非常にすごいんですよね。この二人が機能するとほぼ確実と言っていいぐらい点が入るし。どちらかがアウトになってもどちらかが出塁するみたいなのもできるし、2人とも小技もできるし足があるから、チャンスを拡大する手段を沢山持ってる感じ。あれだね、プロ野球で言ったら近本・中野の一二番みたいな感じじゃないんですかね。普段首都を見かけない方は、日体大にはそういう一二番がいるんだと思ってください。私は普段阪神戦あんまり見ないから適当なこと言ってますけどねこれ。
こないだ矢澤君の打順の話をしたけど、矢澤君も大谷翔平君みたいに二番にしたら？と言わないのは、この一二番を崩したくないと思うからです。
しかしそう考えると、強いチームっていうのはまず一二番が違うのかなぁ。ぷろやきうでもオリックスの一二番も優秀だし、ヤクルトの一二番もつおいもんな。この2チームは普段よく見るからパッと思いついただけだけど……勿論、後続がそれを還してこそってのもあると思うけど。
- 中島
日体大の中島君は「なかしま」、武蔵大の中島君は「なかじま」です。ちなみに、筑波大の中嶋君は「なかじま」です。
これは偏見ですが、中島ないし中嶋姓って、某野球しようぜ少年の影響か、「なかじま」のほうがメジャーな感じがします。
でも、アマチュア野球界だと「なかしま」が割と多い気がするんですよね。気のせい？ちなみに同じことは山崎姓にも思っています。濁音なしのほうが多い気がする。
どうでもいいですが、仕事で中島さんとか山崎さんに遭遇した時は、どちらなのか分からないし自分の耳の精度が低くて名乗られてもどっちなのか自信がないので「し」と「じ」もしくは「さ」と「ざ」の中間ぐらいの発音で呼んだりしますね。無駄な努力ですけども。
