ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

10/9 首都大学野球1部秋季リーグ・第5週 帝京大学vs東海大学【リモート観戦】

大学野球の公式戦で巻きを食らうことほど悲しいことはない。11:40開始って言ったじゃん!(実際は11:31でした)
…うん、まぁ、第2試合以降じゃよくあることでしたね。10分未満だったら誤差だよねこの程度の巻き(感覚麻痺)
っちゅーわけで1回を若干見逃しましたが、試合展開的に重大なイニングではなかったっぽかったので、別にいいか。


スタメンはこちら。

<先攻・帝京大学
1(右)光本
2(中)草野
3(二)宮川
4(左)岡野龍
5(遊)佐久間
6(捕)大友
7(指)中里
8(三)柴田
9(一)島野
(投)鈴木
<後攻・東海大学
1(指)石川
2(二)鯨井
3(一)小玉
4(三)吉田元
5(捕)亀田
6(右)竹内
7(中)管
8(左)鵜沼
9(遊)樫見
(投)高杉

2回表、帝京大は1アウトから佐久間君がヒットで出塁し、続く大友君が2ランを放って早速先制。カメラの追い方のせいかもしれないけど、なかなかにでかそうなホームランに見えたぞ。
さらに4回表、またも1アウトから、大友君は今度はフォアボールを選んで出塁。そして中里君がヒットで続いたところで、東海大の先発・高杉君は降板。うーん、3回にも2アウトだったとはいえ一二塁のピンチを作ってたし、初回は見逃したけど公式のスコアから三凡っぽかったみたいだけど、あまりいい感じではなかったのかな。で、代わった大久保君は柴田君に犠牲フライを打たれ、1点を追加されますが、最小限の失点で4回を凌ぎます。
その後、5回は好投をしたのですが、6回表のこと。1アウトから佐久間君が放った打球は、ライト方向へのフライみたいな当たり…だったと思うのですが、思いの外伸びたせいか風の影響なのか、フェン直になる当たりになりまして、佐久間君は三塁まで進みます。2アウト目を取ったところで、東海大は大久保君から諸隈君に継投しますが、中里君の当たりはセンター前にポトリと落ちるようなヒット。この間に佐久間君が生還し、帝京大が4点目をゲット。この時の中里君はフォームを崩されていたような感じがしましたが、結果的にまぁまぁよかろう。


帝京大の先発・鈴木君は相も変わらず緩急を織り交ぜたピッチングで東海大打線を翻弄。見てた感じだと、ボールになる球でも釣られちゃうことが多かったような。イニングが進むにつれて、東海大の選手たちはなるべくあの幻惑スローカーブを見るようにしていたみたいですが、それでもうまく当たらないというか、打ち損ねたような凡打が多かったというか。三振数は全部で3つで少ないんだけど、東海大に許したヒットは5本だけ。4四球だけど、コントロールがダメと言うより、東海大のバッターが騙されず、バットを出さずに我慢してゲットしたフォアボール、みたいな感じだったと思います。
8回・9回あたりは塁上にランナーが2人いるようなピンチを作ったけど、こういうピンチを作ったというのも、8回・9回になってついに、という感じなんですよね。逆に言えば、東海大は8回・9回まで鈴木君の前にチャンスというチャンスを作れなかったと言ってもいいんじゃないでしょうか。
そんなわけで、結局東海大は最後まで鈴木君を崩せず、4‐0で帝京大学が勝利しました。
鈴木君は完封勝利。完封どころか完投も初めてらしいです。
岡野君不在の中、先発の柱としてようやっとると思っていましたが、今日は最高の結果でしたね。もう鈴木君がエースですねこれは…
っていうか鈴木君みたいな緩急を使いこなす系のピッチャーってあんまり若い子ではいない気がするのもあって、大分グッとくるというか、好みなんですよねぇ。もっと評価されてほしいですね。速い球を投げることだけが全てではないんや。

<本日の投手リレー>
帝京大学:鈴木(9回)
東海大学:高杉(3回・1/3)‐大久保(2回・1/3)‐諸隈(1回・1/3)‐植田(2回)


よかったのは、小玉君の守備かな。いつの試合だったか忘れちゃったけど、その試合では一塁線や一二塁間を鋭く抜けててもおかしくないような当たりをバンバン止めていました。守備巧いし、反応も良いというか。今日も攻守が出ていましたね。
打てる一塁手は数多いると思うけど、守備が堅い一塁手って、意外と少ないのではないかと思っています。打力重視で一塁に配置しているのかなって選手は多いと思うけど、そんなご時世で守備が巧いと思う現役選手挙げてよ、って聞いたら、案外パッと出てこないんじゃないかなぁと思います。まぁ、私が出てこないだけなんですが。出そうとすると10年ぐらい前の選手の名前しか出てこんでな…

  • ???「ウエートがしたい、ウエートがしたい」

大友君が首都屈指のガチムチであることはあまりにも有名ですが、ウエート大好きという話を聞くと澤村君を思い出して苦笑いをしてしまいます。
ちなみに、ウエートがしたいの元ネタはカレッジベースヒーローズ2009年の秋季展望号です。初めて読んだ時死ぬほど笑いました。