ぶれいどきゃっちゃー

社会人野球が好きな人が見たり聞いたり考えたりしたことを書いています。

4/15 第66回JABA岡山大会 四国銀行vs西部ガス【公式戦】

こちらもAブロック組なので消化試合になります。
にしても、四銀に西部ガスですか………何となく都市対抗の91回大会を思い出します。


スタメンはこちら。

<先攻・四国銀行
1(左)大谷
2(二)神野
3(遊)大北
4(捕)南
5(指)藤井
6(三)下村
7(中)真田
8(一)橋川
9(右)柴田
(投)佐田
<後攻・西部ガス
1(右)森杉
2(中)横田
3(捕)松山
4(左)安永
5(一)笹井
6(遊)八木
7(指)野中
8(二)山中
9(三)平野
(投)松本

1回裏から西部ガスが強火で攻めてきます(1度こういうこと言ってみたかった)
まず先頭の森杉君がツーベースで出塁すると、横田君もツーベースで続き、ノーアウト二三塁。ツーベースっていうか、高く上がったフライのような打球で、左翼手が捕るかと思いきやすぐ手前に落ちたため、二塁ランナーは1つしか進塁できず、打球が打球なのでバッターランナーは二塁まで到達したって感じの打球でした。
さらに松山君に初球すないぽを与えると、安永君の打球は割とセカンド正面めのゴロ。しかしこれを二塁手が弾いて後逸。この間にランナー二人が生還。西部ガスが2点を先制します。弾いた際に結構高く打球が跳ねたのもあって、一塁ランナーは三塁まで陥れに行きますが、これは守備のほうが間に合ってタッチアウトになりました。ちなみに今日の四国銀行二塁手は一人で3エラーをやらかしており、いずれも(特に強めのゴロを)正面から捕ろうとして弾くか後逸するか、みたいな内容でした。そういうの苦手なのかなと思いました。以後、このレポ内で「セカンドのエラー」と書いていたら、全部そういうやつだと思ってください。
で、尚も1アウトランナー一塁の状況ですが、笹井君は凡打に打ち取ったものの、八木君の右中間方向へのツーベースで西部ガスがもう1点を追加しました。
3回裏、西部ガスな先頭の横田君がセカンドのエラーで出塁すると、盗塁と松山君の進塁打で三塁まで進み、安永君の犠牲フライで生還。西部ガスが4点目をゲットします。
さらに5回裏、先頭の横田君・松山君の連打と、盗塁もあいまってノーアウト二三塁の場面。安永君は見逃し三振に倒れますが、笹井君のタイムリーで1点を追加。八木君すないぽで満塁となり、野中君の打球はセカンドゴロで、これは無難にバッターランナーをアウトにすることを選択したため、三塁ランナーは生還。西部ガスが6点目をあげ、コールドの文字がちらついてきます。


西部ガスの先発・松本君は良かった。特に喋ることはありません(爆)
しかし松本君は5回を投げ切って降板。2番手の大畑君も何事もなく順調に三凡。
そして3番手・岩﨑君が登板した、7回表のこと。
先頭の南君は見逃し三振に打ち取る。これは特に問題ない。
続く藤井君の放った打球は、ショートへの強めの当たり。これを遊撃手が大きく弾き、その間にバッターランナーは二塁まで到達。ショート強襲ヒットと言ってもよさそうだったけど、記録はショートのエラーでした。
で、下村君の当たりは進塁打となって、2アウト三塁。真田君の打席において暴投が発生……するも、球の勢いが途中で大分死んだのかあまり遠くまで転がらず、キャッチャーはすぐに捕球。完全に暴投だと思った、三塁ランナーは三本間を半分以上進んでいまして、戻ろうとしますがどう見ても間に合わない。キャッチャーは三塁に送球。しかし悪送球。三塁ランナーは再度本塁を目指し、生還。四国銀行が1点を返します。後で知ったのですが、実は西部ガスは、この失点が本大会で初めての失点になったようで、こんな間の抜けた失点の仕方でよいのか……と苦笑いしました。
で、真田君は結局フォアボール、そして橋川君がヒットで続き一二塁となりますが、柴田君は凡退となり西部ガスは最少失点で切り抜ける形になりました。
これ以降、点数の動きはなかったのですが……8回裏、1アウト一塁の場面で、平野君が放った打球はやや低めなライナー気味のセンターフライ。が、一塁ランナーは大分二塁に寄った状態にいまして、これを見た中堅手は一塁へ送球。ランナーは戻り切れずアウトになりました。みたいな感じで、なんかこう気が緩んでいるというか、隙が見えるようなプレーがあったりしたので、決勝トーナメントに進むチームの姿か?これが…と思った次第でした。
というわけで、6‐1で西部ガスが勝利しました。

<本日の投手リレー>
四国銀行:佐田(5回)‐田井(2回)‐田中(1回)
西部ガス:松本(5回)‐大畑(1回)‐岩﨑(1回)‐山田(2回)

決勝トーナメントの試合を見終わった今、この試合の時点で西部ガスのポテンシャルに全く気付いていなかったという気持ちは割とあります。

  • 本日の適正職務

いつだったか、当時コーチだった亀岡さんが三塁コーチャーズボックスに入っており「投手コーチなのに三塁コーチやるのか…」と困惑した覚えがあるのですが、今の四国銀行の三塁コーチは、野手出身の人がやっているので違和感ありません。

そうかーもうコーチをやるお年頃かぁ、と。よく考えたら同級生で母校に返って助監督やってた子もいてましたので、何も山中君が特殊なわけではないのですが。
あ、勿論ノッカーもやってましたよ!昨日のせいでついノッカー気にしちゃう。

でも、あの世代の慶應戦士たちは皆グラウンドを去ってしまったんだよなぁ。つい忘れてしまいますが、実は皆もういい年齢になるので、致し方ないことではあるが……今現役なのは(ほとんど試合に出ないけど一応兼任としてプログラムには載っているので現役選手としてカウントするが)山中君と、中日の福谷君だけだもんなぁ。
いつか、指導者として戻ってくるのではって気がする子もいるけど、やっぱあの世代の慶應の子らが好きなんですよ……大好きッ 今の世代は全然見てないけども…