本日は等々力に試合を観に来たわけですが、いつも首都観戦時に開いている入口が開いていなかったんですよ。で、どう見ても関係者用の入口と思われる自動扉の左右に2チームの受付が並んでいて、一般客はどうやって入ればいいんや…と悩んでいたんですね。
あまりにも挙動不審だったんだと思いますが、ウロウロしている私を見かねたのか、三菱重工Eastの中の人が声をかけて入口を教えてくださいました。ついでにチーム券とグッズもいただきました。ありがとうございます。今日まじで暑かったので、うちわがかなり助かりました…
BladeCatcherは優しくされるとすぐ惚れる性格なので、今後三菱重工Eastを応援しようと思います!応援してくださいって言われたし!
で、結局入口は中でした。あんな、どう考えても関係者しか入っちゃいかんであろう球場内部からスタンドに出るなんて発想全くなかったですよ……しかも帰る時に気づいたけど、あそこの入口の扉に「STAFF ONLY」って書いてありましたよ………そういう、JABAのガバガバ寛容なところが好きです。でも、「入口ここです」みたいな案内はあってほしかったです……
スタメンはこちら。
<先攻・日本製鉄かずさマジック>
1(二)奈良原
2(三)鯨井
3(遊)内山
4(一)勝俣
5(左)土門
6(中)片岡
7(指)吉田
8(捕)伊藤
9(右)眞﨑
(投)金田
<後攻・三菱重工East>
1(二)矢野
2(三)中山
3(右)汐月
4(左)小柳
5(指)山中
6(中)竹田
7(一)久木田
8(捕)対馬
9(遊)津田
(投)本間
1回から三菱重工Eastの打線が火を噴きます。
まず、先頭の矢野君がショートのエラーで出塁・ゆるいライナーっぽい打球を捕ろうとして後逸したみたいな感じでした。で、中山君がレフト線を割るツーベースを放ち、三菱重工Eastが先制。ここまで金田君が投じた球は僅か3球。
汐月君の打球は進塁打になり、1アウト三塁。小柳君がヒットを放ってランナーが還り、三菱重工Eastが追加点。
正直いい当たりじゃなかったんですよね。打球の感じは完全にゴロだったんだけど、しぶとく外野に抜けていった、みたいな当たりでした。
山中君の打球は二遊間方向に転がり、二塁手が追い付いてゲッツーコースになるかも、と思いきやバウンドが変化し、センターへ抜けてヒットになりました。
さらに武田もヒットで続いて満塁。
ちなみにここまでの間、三菱重工Eastのバッターは全員初球か2球目を打っています。速攻ですね。
久木田君は三振に倒れましたが、対馬君はファールで粘った末にフォアボールで押し出し。津田君は外野の深いところに飛ばすスリーベースで走者一掃。
というわけで三菱重工Eastは打者一巡で一挙6点をゲット。
かずさの先発・金田君は津田君に打たれたところで降板し、後を受けたのは柳田君。苗字が苗字なので「ギータ」と呼ばれているようですが、彼の場合は「やなぎだ」と濁ります。私はその方が発音しやすいけどね!(東北民並の感想)
そうそう、柳田君は昨年のスポニチ大会のパンフで、渡辺俊介ちゃん監督から期待の選手として名前を挙げられていた、アンダースローのピッチャーですね。ちなみに今年のスポニチ大会のパンフでも「面白い存在」ってことで名前を挙げられていました。渡辺俊介ちゃん柳田君のこと好きすぎだろと思いつつ、まぁしょうがないよね。
ああ、いいですね……やはりアンダースローはいい。
で、柳田君は矢野君の2打席目を仕留め、1回の長い攻撃を終わらせます。
それから柳田君はなんと6回まで投げるというロングリリーフを務めますが、めちゃくちゃテンポが良いんですよね。アンダースローらしく打たせて取っていましたね。三菱重工Eastの打線が結構早打ちだったのもあるかもしれませんが、簡単にアウトを取っていたように見えました。結構省エネな感じで投げれてたんじゃないですかね。6回裏に武田にヒットを打たれましたが、柳田君が許したランナーはそれだけで、本当に完璧でした。三菱重工Eastの勢いを完全に静めてましたね。面白い存在どころか、かずさの筆頭ピッチャーになってもいいぐらい上出来な内容だったのではないでしょうか。私のアンダースローソムリエの贔屓もあるやもしれませんが、是非色んな人にも見てほしい選手ですねぇ。
一方、三菱重工Eastの先発・本間君。
実は過去に1度お見かけしたことがあります。まだ三菱重工広島が存在していた頃ですね。
bladecatcher.hatenadiary.jp
あんまり記憶にないなぁと思ったのですが、こりゃ相手が悪かったね、しょうがないね。相手方に当時私が追っかけていた選手もいてたし…
で、今日ですが、内容は正直イマイチなような…
いきなり6点の援護を貰っての2回表、先頭の土門君にヒットを許すと、片岡君は三振に仕留めますが、吉田君の当たりはツーベースで1アウト二三塁。ここで伊東君がセンターへのヒットを放ち、ランナーが一人還ってかずさが1点を返します。尚もランナー一三塁のチャンスで、眞﨑君が放ったのはファーストゴロ。ゲッツーコースの当たりで二塁フォースアウトには成功したものの、一塁への送球がちょっと逸れてしまいバッターランナーはセーフ。この間に三塁ランナーが生還して、かずさはもう1点をゲット。
さらに3回表、この回は先頭の鯨井君が内野安打で出塁。2アウト一塁となりましたが、土門君がヒットで続いて一三塁。ここで片岡君のタイムリーが飛び出してかずさが3点目をゲット。
4回表には、四死球でノーアウト一二塁となります。ここで鯨井君への代打で須田君を起用。当たりはゲッツー崩れのようになり、1アウトランナー一三塁と状況変わります。ここで内山君がまたもツーベースを放って、ランナーが1人生還。いつの間にやらかずさが2点差に詰め寄りました。
こんな展開だったもんで、初回に6点取りつつも三菱重工Eastにはあまり余裕はなく、かずさには柳田君のピッチングによるリズムの良さもあり、「これひっくり返せるんじゃねえか?」という機運を感じました。
しかしその後は両チームのリリーフが踏ん張り、膠着状態に。三菱重工Eastは引木君と長島君のリレーでリードを守り、かずさは深田君が少々ピンチを招きつつも、なんとかこれ以上の失点を許さなかった感じ。
というわけで、そのまま三菱重工Eastが逃げ切り、6‐4で勝利しました。
いやぁ、勝ったは勝ったけどさ、三菱重工East的には大分ツッコミどころのある試合だったよ…
<本日の投手リレー>
日本製鉄かずさマジック:金田(2/3回)‐柳田(5回・1/3)‐深田(2回)
三菱重工East:本間(5回)‐引木(2回)‐長島(2回)
- お懐かしい
多分今年からだと思いますが、かずさは米田さんがコーチとして復帰されたみたいですね。
左にいるのは小林コーチですね。
現役時代かなり見ていたので、お変わりなく、なんか感激しましたねぇ。これからそういうコーチや監督が増えていくんだろうな。
- 三菱重工Eastの写真が多い
贔屓。
…いやマジレスすると、かずさの写真はちょっとボケているものが多くて、それをうpするのはちょっとなぁと思ったので。なので結果的に少なくなりました。
野球の写真の勘も取り戻さないとな……ずっとプロレス撮ってたし…